北野幸伯のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今後の日本の問題解決について書かれて本
日本を幸せにする3つのキーワード
国家の品格は国民の善良さにかかっている
国民が善良でいられるには余裕が必要
スマートに格差解消しなければならない
日本に必要なのは家族大切主義
そのためには長時間労働をなくす。
ドイツなど他の国を例にした真の働き方改革が必要
地方を復活させる秘策
出生率が低い、地方から東京に人が移動していく2つの問題がある
人口減少県の法人税を下げ雇用を企業の移転を促す
海外企業を人口減少県に誘致する
ロシアなど他の国の例を参考に出生率を上げる施策をとる
3人子供を生んだ家庭に住宅購入資金を2000万まで国が負担する
給食改 -
Posted by ブクログ
"大国の思想を学び、世界各国がどのような思惑で行動(政治)するのかを著者の視点で紐解いたもの。
11の原理を紐解いている。
?世界の対局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
?世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
?国家にはライフサイクルがある
?国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
?「エネルギー」は「平和」より重要である
?「基軸通貨」を握るものが世界を制す
?「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
?世界のすべての情報は「操作」されている
?世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
?戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の三つである -
Posted by ブクログ
世界情勢がイマイチわかりづらいのは、そうなるように情報操作されている。
比較的小さな問題に関しては、確かに「客観報道(情報)」は存在しているが、世界情勢を左右するような「大きな問題」では、「客観報道(情報)」ではなく、「プロパガンダ」が強くなるのが原因の一つらしい。
また、世界は自国の「国益」で動いており、その「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく。
個人だって組織だって、自己の「利益」のために「本音」と「建前」を使い分ける。国だって同じ。
じゃあどうやって、「本音」と「建前」を見抜き、あらゆる国がどこに向かっているのか、世界情勢はどのようになっていくのか予測する、その見方を -
Posted by ブクログ
リアリズムって何?
という方がほとんどでしょう。
簡単に言えば、感情論やイデオロギーを排除してリアルにあった事だけを見て現実的に物事を考えようというもの。
私は作者のメルマガをいつも愛読しておりますので、
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
という驚きはありませんでしたが、普段政治などに興味を持たない人には驚きの連続でしょう。
いわゆるトンデモ系とは正反対の、全て実際にあったことを例に挙げて説明していくところも説得力があります。
作者の北野さんの経歴もかなり珍しく、世界を見る視点が支配者層から一般市民層まで幅広い。
また欧米視点、クレムリン視点 -
Posted by ブクログ
ソ連崩壊とその後のロシアの20年を間近で体験してきたロシア在住の著者が、日本の自立のために何が必要かを、ロシアを欧米から自立させたプーチンに語らせています。思想としてはいわゆる保守層に近いけど、イデオロギーに傾倒するのではなく、リアリストとしての面が前面に出ている。面白おかしく、証拠とともに軽妙な語り口で国際政治が分析、説明されているのでとても分かりやすい。”もっともらしく分かりやすいことは大概ウソだ”、と大学の恩師に教わりましたが、まずは近現代の国際政治を理解するための入り口としては良いかと思います。ちなみに、本書は書き下ろしですが、内容は著者のメルマガをまとめたものなので、メルマガ購読者に
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Posted by ブクログ
○アメリカはとっくに財政破綻しているが、国として破産しないのはドルが世界の基軸通貨であるから。
普通、貿易赤字の国では、自国通貨の需要が外貨需要よりも少なく、貨幣価値がどんどん下がっいくが、ドルは世界中に還流している為、下落が緩慢になっている。そして、米は外国からモノを買うとき外貨を稼ぐ必要がなく、ドルを刷ればいいだけなので、実質‘貿易赤字’は存在しない。
○ドルはニクソンにより金との兌換を停止されたので、現在ではその価値を担保するものはない。
よって基軸通貨にする理由は全くない。
○ユーロの誕生は米ドルの一極独裁のインチキから逃れる為に生まれた。
○イラク戦争は、イラクが石油