野沢佳織のレビュー一覧

  • ぼくの心は炎に焼かれる 植民地のふたりの少年

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    1950年代のケニア、白人の少年マシューの家で、キッチンボーイをしているキクユ人のムゴ。白人のだんなさまに信用されている使用人家族ではあるが、それでも黒人と白人の差は厳しい。ケニア独立に至る前の差別社会を描く。
    第二次世界大戦が終わっても、アフリカ諸国の独立までは、不条理な社会が厳然として存在していたのだ。

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    2024年09月18日
  • 熊と小夜鳴鳥

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    物語が動くのが後半からで、それまでは伏線だったり説明だったりが続くのだが面白くなるまでがとにかく長い。(3部作というから仕方ないっちゃ仕方ないが…)
    主人公がテンプレみたいに冷遇されてばかりでもうそれでお腹いっぱいになってしまった。
    続きを読むかどうかは他にも読みたいものがあるのでちょっと悩む…。

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    2024年04月27日
  • モノクロの街の夜明けに

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    社会主義・全体主義政権のもとで抑圧されていた、革命前夜のルーマニアを舞台とした小説です。

    それまで「嘘」だと信じていた西側諸国の豊かな生活が本当に存在することや、ベルリンの壁崩壊を中心に周囲の社会主義国家が続々と自由化してゆくことを知り、自分たちだけが取り残されていることに言いようのない不安を感じます。
    また、密告が横行する社会の中で、友人・恋人はもとより家族のことさえも信じられない状況や、「周囲の目・耳があるために事情を離せない」ことで生じた誤解によるすれ違いや仲違いは見ていて辛くなります。
    たしかにこの作品は「フィクション」ですが、当時のルーマニアでは本当にあった生活がリアルに描かれてい

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    2024年03月09日
  • 魔女の冬

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    海の王は森の魔女を妊娠させて逃げたクズなのか、魔女が身を隠したのかどっちだ。

    全体的に恋愛要素が申し訳程度で、チョルト達との交流や冒険メインなところが良い。

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    2024年02月10日
  • 塔の少女

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    冒頭の貴族女性たちのバチバチが良いね。オリガがすっかり立派になって。

    マロがワーシャに付き纏っているのかと思ったがワーシャもマロが必要なのか。

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    2024年02月10日
  • タイムボックス

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    時間をテーマにしたファンタジー。パンゲア国の王様は、姫がいつまでも美しいままでいられるように、姫を時間が止まる魔法の箱に入れてしまう。その箱を開くのは、過ごす価値のある特別な日だけ。一年のうち、数日しか箱の外に出ることのできない姫は、周りの時間の流れから取り残され、いつしか人々から崇められる存在になる。彼女が欲しいのは友だちだったのに。

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    2016年12月29日