関谷冬華のレビュー一覧

  • 疫禍動乱 世界トップクラスのワクチン学者が語る、Covid-19の陰謀・真実・未来

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    21世紀になって、世界を混乱に陥れた新型コロナ。次期アメリカ大統領選挙の最中読んでいて、アメリカのワクチンに対する拒否反応が、かなり政治志向と密接な関連があると分かり面白かった。

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    2024年11月09日
  • PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

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    写真版ノアの箱舟「フォト・アーク」プロジェクト。
    撮影された6000種近くの動物たちの中から400種を掲載。
    それらは美しい生命力溢れる動物たちの姿。
    ・はじめに 地球に生きる仲間たち 箱舟を作る
    第1章 合わせ鏡 第2章 パートナー 第3章 正反対
    第4章 変わりもの 第5章 語り継ぐ希望
    フォト・アークや著者等の紹介。動物索引有り。

    絶滅する、絶滅の瀬戸際に立たされる、
    生物たちの生きていた証を残す「フォト・アーク」。
    彼らの動き出しそうな美しい姿が、映されている。
    で、動物たちが主役の、この写真集。
    撮影の舞台裏等で語られる苦労の先にあるのは、
    魅せる写真の見せ方。
    その眼差し。多種と

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    2024年07月16日
  • PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

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    6歳の娘が大好きな「あつ森」や「ざんねんないきもの事典」に出てくるような、珍しい動物がなるべくたくさん載った本はないものか……と、書店をさまよっていた時に見つけた写真集です。

    全世界の動物園や保護施設にいる生き物全てである12,000種を撮影し、地球の生物多様性の重要性を訴えようというプロジェクト「フォト・アーク(写真版ノアの方舟)」。
    本書はその中の約400種が紹介されているのですが、写真そのものの美しさもさることながら、並べ方がとにかく面白い……!
    普通の動物図鑑のように生き物の全身を収めるのではなく、動物たちの不思議で美しい特徴的なからだを大胆にクローズアップしたり、大きい動物と小さい

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    2021年12月15日
  • 不老不死ビジネス 神への挑戦 シリコンバレーの静かなる熱狂

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    私にとっては、シンギュラリティで有名なレイ・カーツワイルについて、幼少期から死後の冷凍保存の予定までの盛り沢山のエピソードを知る貴重な書だった。

    1965年、「クイーンズ出身の小柄で行儀のよいユダヤ人の少年」は有名テレビ番組に出演、17歳にして音楽を作曲する手作りのコンピューターを披露。MITでは学期中一度も顔を見せず1時間ほど本をざっと眺めただけで物理学の試験でA。臨床的な死の後に、新たな治療法が見つかるまで自らを冷凍保存する予定のアルコーについては、保管状況などが生々しく紹介されている。

    ナノテクノロジーは進化し、人工知能アルゴリズムは日々忠実にホモ・サピエンスの死の謎を解き明かしにか

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    2021年12月08日
  • PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

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    恐ろしくクオリティの高い写真集。一般の動物園写真や野生動物のフィールド写真とは違って、背景を黒か白で統一してあるので、まさに動物のポートレートといったところ。寝る前に少しずつ眺めてたんだけど,見たことのない生き物がたくさん出てきて飽きさせない。世界中の動物園を回って実物を見てみたくなる。

    キュートなお気に入りは「コクレルシファカ」というおさるさん。デザインが秀逸なのはターコイズブルーとオレンジが鮮やかな「テングカワハギ」、恐ろしいが素晴らしい造形なのが「ニジチュウハシ」。

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    2021年02月05日
  • PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

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    ジョエル・サートレイ氏が25年かけて行う「絶滅しそうな動物たちの写真を撮る」プロジェクト。この書には400種が収められている。どの写真も背景を黒又は白で統一しているそうだ。そのことにより動物の表情に集中できる。確かに、動物の仕草や佇まい、表情が迫ってくるような感覚で、とても身近に感じられた。だが、同時に胸に突き付けられるような感覚がある。絶滅に追い込むほとんどの原因が我々人間の所業によるものだ。じっと見据える動物たちの表情をどう読み取るか。
    何も思わずただ美しい写真集では終わらない。写真撮影の舞台裏が載っていたり、違う種の同じようなポーズを横並びにしたり、内容はとてもユニークで一般の図鑑にはな

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    2020年10月24日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    この本で紹介するのは、実在しない未知の領域、
    幻の島の経緯と検証。そして、それらが載っている古地図。
    蜃気楼や雲、氷山等の自然における見間違いだけではない。
    地図制作者の誤記はまだしも、余白恐怖症とは?
    政治や信仰での主張、名誉欲、願望、詐欺といった
    人為的な、生臭い理由もたっぷりと。
    支援者等の名前を存在しない島に付けたというのも・・・
    ピープス島なんてのもある。
    (サミュエル・ピープス、知ってたかな?)
    まさに、世界を惑わせた地図!
    しかし、地理、地誌、民族、生物等の描写の素晴らしさ、
    創造性には驚かされるものがあります。
    世界地図帳を傍らに置いて、場所を推測するのものも
    楽しかったです。

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    2018年05月05日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    人類が外へ外へと飛び出して行った時代に、冒険者達を奮い立たせ、冒険にチャレンジさせ、しかし幻だった島や都市を掲載した地図達を紹介しています。有名どころではアトランティスやムー、レムリアはもちろん、プレスター・ジョンの国の場所、オーストラリアや南極が発見されるまでの地図など昔の人の想像力がすごくて大変愉しめました。

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    2025年10月29日
  • 疫禍動乱 世界トップクラスのワクチン学者が語る、Covid-19の陰謀・真実・未来

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    感染症に向き合った時代が良く描かれていると思った。
    ワクチンに関しても知らないことが多く、初めてワクチンができたこともしっかりとした臨床試験が行われて何万人もの人が試した後に普及されたものだとは知らなかった。

    アメリカではワクチンの接種が政治的な右翼左翼を意味し、不幸にも共和党支持者のワクチン接種率は低く、コロナウィルスによっての死亡率は高い。

    ワクチンから人々の自由を考えさせられ、
    権利とは何かを考えさせれる内容だった。

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    2024年12月04日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    古代から世界を知ろうとした人々は地図を作り、異国に思いを馳せたのです。ただ、測量技術が未発達であったり、口伝での地図作成ゆえに多くのミスが発生し、存在しない島や大陸が多数発生し様々伝説を生みました。今ではありえない話なので、ロマンを感じるのです。

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    2024年09月15日
  • 科学で解き明かす 禁断の世界

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    死や性や虫。タブーとされるものたちを科学的に紐解く本
    ・G (虫)は床から壁を登るときに一度激突して即座に切り返している
    ・同族殺しが1番多いのはミーアキャット
    この辺りが印象的
    そもそも最初の方で「人間の体は生きているうち何故腐らないのか」という疑問を呈されてそんなこと考えもしなかった!というところから私には向いている内容でした。
    ただし、俗にいう気持ち悪いものや、不快感、嫌悪感を生むものたちに言及することがメインなので、ダメな人はダメかと思います。
    目次を読んでいけそうなやつを少し味見してみてから通しで読むほうが安全かも!

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    2024年04月27日
  • 科学で解き明かす 禁断の世界

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    本の雑誌・めったくたガイドから。勝手にイメージしていたの(写真満載、みたいな)とは違ったけど、これはとても面白かった。ペットと亡くなった飼い主、危険な動物ミーアキャット、顔のダニ、ゴキブリのひしゃげ、足が減っても走れる能力、痛い虫刺され、効果のない耳そうじ、一度見たら忘れない能力、などなど。特に気になったものでもこれだけあったし、それ以外のものも概ね興味深かった。気持ち悪かったり、怖かったりする話が満載なんだけど、本能的にそういうのを知りたかったりするんだな、これ。

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    2022年07月19日
  • 科学で解き明かす 禁断の世界

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    もっと俗っぽい内容かと思って読み始めたのですが、NATIONAL GEOGRAPHIC が発行しているだけあって、文献や論文なども紹介されており、科学的で面白かった。
    どれもゾワゾワするような話だったが、もちろんどの分野もただの面白半分で研究されているわけではなく、人類の発展に関わっていると思う。

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    2022年05月01日
  • 科学で解き明かす 禁断の世界

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    気持ち悪い話、奇妙な事件、タブー、嫌な生き物といった話題を科学の視点から考察する本です。忌避される内容ばかりですが、新たな発見がたくさんある興味深い本です。気味の悪い話、科学の話が好きな人におすすめ。

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    2022年05月01日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    幻の島、噂の山脈、伝説の大陸。
    そんなものが堂々と地図に載っていた。

    ある者はその地点にたどり着いた。
    しかしそこにはあるはずのものはなにもなかった。
    それはせいぜい19世紀、いや、20世紀初頭の話だとお思いか。
    いや、2009年の話だ。
    石油の利権をめぐって、排他的経済水域を確保するための調査でわかった、ベルマハというメキシコ湾沖にあるはずの島だ。
    海面上昇や地震などで確かに島ができたり沈んだりすることは、我が国でもよくあることだ。
    最近も島ができ、軽石が流されなくなった。
    あった可能性が高い島はメイダ島。
    しかし真実はもはや海の中…

    デイビス島は海賊の話が出てくる。
    ヘンリー・モーガン

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    2022年01月23日
  • 不老不死ビジネス 神への挑戦 シリコンバレーの静かなる熱狂

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    「ライフスパン」等のヒットで、最近話題の老化についてビジネス寄りに解説された一冊。グーグルが老化関連の会社に投資しているという話は聞いたことがあったが、どれくらいの規模で誰がどのようにどういった研究開発を進めているのかどうかは知らなかったが、本書を読めば全貌をつかめる。ビジネスだけではなく、ゲノム・幹細胞といった生化学的な話も出てくる。中でもレイ・カーツワイルのナノロボットを使って老化(病気)を解決するという発想が、一番未来感があって面白かった。

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    2021年08月26日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    カラーイラストが豊富で眺めているだけで充分楽しめる。
    そして文章の内容も充実していて、読むのも楽しい。
    表紙に一目惚れして購入したが大正解の買い物だったなと思います!

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    2021年06月12日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    ブレムミュアエ!!パノッティは原音でなくてパノティイがソレに比較的近いらしい!!ふたなりの皆さん!!とかの、「世界の人類」とか、アトランティスとかワクワクとかフォルモサとかムー、レムリアにヘレナ・ブラヴァツキーの写真が付いたり、結構よろしい。
     ニジェール川の源流に理論上あるとされるコンゴ山脈、を探すために言った探検家の目に映ったものは、丘すらもない平原であった!!とか、ナイルの源流にあるとされるムーン山脈って手塚治虫『ジャングル大帝』のオリジナル設定ぢゃないの!!しかもこれらは同じ“造山活動”で出来てる関係で、欧州の人の脳内のアフリカを分断してゐる形で聳えてゐる!!
     ほか、いろいろあって面

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    2020年02月10日
  • 世界をおどらせた地図

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    地図と、未知の地を求める多くの探索者たちの物語。
    「世界をまどわせた地図」の続編。
    ・はじめに・・・地図と冒険や探検の歴史の概要。
    ・39の、地図と冒険や探検の物語が2~10ページに綴られ、
    カラーの古地図がそれらを彩る。画像・写真も有り。
    主な参考文献有り(日本語訳は無し)、索引有り。
    未知の領域、幻の島。それらが載っている古地図。
    口伝から記録へ。未知を求める地図の制作と地理学者たちと、
    冒険や探検に駆り出される人々の、物語が綴られています。
    あの山の向こうには、海の向こうには何があるのだろう?
    冒険の、探検の始まりは、そんな探求心。行ってみよう!
    更に、国の対立、富と土地への思惑等の国の

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    2019年11月22日
  • 世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

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    世界にまだ未知の領域が残っていた頃、幻の島、架空の街、奇怪な姿の人々が、地図に描かれ、旅行記で語られ、記録に現れては消えていった。なんと21世紀になってやっと、最終的に否定された例もある。我々の知っている世界と似ているけれど少しだけ違う世界を、美しい図版と共に巡ってゆく、そんな本。

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    2017年10月30日