関谷冬華のレビュー一覧
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写真版ノアの箱舟「フォト・アーク」プロジェクト。
撮影された6000種近くの動物たちの中から400種を掲載。
それらは美しい生命力溢れる動物たちの姿。
・はじめに 地球に生きる仲間たち 箱舟を作る
第1章 合わせ鏡 第2章 パートナー 第3章 正反対
第4章 変わりもの 第5章 語り継ぐ希望
フォト・アークや著者等の紹介。動物索引有り。
絶滅する、絶滅の瀬戸際に立たされる、
生物たちの生きていた証を残す「フォト・アーク」。
彼らの動き出しそうな美しい姿が、映されている。
で、動物たちが主役の、この写真集。
撮影の舞台裏等で語られる苦労の先にあるのは、
魅せる写真の見せ方。
その眼差し。多種と -
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6歳の娘が大好きな「あつ森」や「ざんねんないきもの事典」に出てくるような、珍しい動物がなるべくたくさん載った本はないものか……と、書店をさまよっていた時に見つけた写真集です。
全世界の動物園や保護施設にいる生き物全てである12,000種を撮影し、地球の生物多様性の重要性を訴えようというプロジェクト「フォト・アーク(写真版ノアの方舟)」。
本書はその中の約400種が紹介されているのですが、写真そのものの美しさもさることながら、並べ方がとにかく面白い……!
普通の動物図鑑のように生き物の全身を収めるのではなく、動物たちの不思議で美しい特徴的なからだを大胆にクローズアップしたり、大きい動物と小さい -
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私にとっては、シンギュラリティで有名なレイ・カーツワイルについて、幼少期から死後の冷凍保存の予定までの盛り沢山のエピソードを知る貴重な書だった。
1965年、「クイーンズ出身の小柄で行儀のよいユダヤ人の少年」は有名テレビ番組に出演、17歳にして音楽を作曲する手作りのコンピューターを披露。MITでは学期中一度も顔を見せず1時間ほど本をざっと眺めただけで物理学の試験でA。臨床的な死の後に、新たな治療法が見つかるまで自らを冷凍保存する予定のアルコーについては、保管状況などが生々しく紹介されている。
ナノテクノロジーは進化し、人工知能アルゴリズムは日々忠実にホモ・サピエンスの死の謎を解き明かしにか -
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ジョエル・サートレイ氏が25年かけて行う「絶滅しそうな動物たちの写真を撮る」プロジェクト。この書には400種が収められている。どの写真も背景を黒又は白で統一しているそうだ。そのことにより動物の表情に集中できる。確かに、動物の仕草や佇まい、表情が迫ってくるような感覚で、とても身近に感じられた。だが、同時に胸に突き付けられるような感覚がある。絶滅に追い込むほとんどの原因が我々人間の所業によるものだ。じっと見据える動物たちの表情をどう読み取るか。
何も思わずただ美しい写真集では終わらない。写真撮影の舞台裏が載っていたり、違う種の同じようなポーズを横並びにしたり、内容はとてもユニークで一般の図鑑にはな -
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この本で紹介するのは、実在しない未知の領域、
幻の島の経緯と検証。そして、それらが載っている古地図。
蜃気楼や雲、氷山等の自然における見間違いだけではない。
地図制作者の誤記はまだしも、余白恐怖症とは?
政治や信仰での主張、名誉欲、願望、詐欺といった
人為的な、生臭い理由もたっぷりと。
支援者等の名前を存在しない島に付けたというのも・・・
ピープス島なんてのもある。
(サミュエル・ピープス、知ってたかな?)
まさに、世界を惑わせた地図!
しかし、地理、地誌、民族、生物等の描写の素晴らしさ、
創造性には驚かされるものがあります。
世界地図帳を傍らに置いて、場所を推測するのものも
楽しかったです。 -
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幻の島、噂の山脈、伝説の大陸。
そんなものが堂々と地図に載っていた。
ある者はその地点にたどり着いた。
しかしそこにはあるはずのものはなにもなかった。
それはせいぜい19世紀、いや、20世紀初頭の話だとお思いか。
いや、2009年の話だ。
石油の利権をめぐって、排他的経済水域を確保するための調査でわかった、ベルマハというメキシコ湾沖にあるはずの島だ。
海面上昇や地震などで確かに島ができたり沈んだりすることは、我が国でもよくあることだ。
最近も島ができ、軽石が流されなくなった。
あった可能性が高い島はメイダ島。
しかし真実はもはや海の中…
デイビス島は海賊の話が出てくる。
ヘンリー・モーガン -
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ブレムミュアエ!!パノッティは原音でなくてパノティイがソレに比較的近いらしい!!ふたなりの皆さん!!とかの、「世界の人類」とか、アトランティスとかワクワクとかフォルモサとかムー、レムリアにヘレナ・ブラヴァツキーの写真が付いたり、結構よろしい。
ニジェール川の源流に理論上あるとされるコンゴ山脈、を探すために言った探検家の目に映ったものは、丘すらもない平原であった!!とか、ナイルの源流にあるとされるムーン山脈って手塚治虫『ジャングル大帝』のオリジナル設定ぢゃないの!!しかもこれらは同じ“造山活動”で出来てる関係で、欧州の人の脳内のアフリカを分断してゐる形で聳えてゐる!!
ほか、いろいろあって面 -
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地図と、未知の地を求める多くの探索者たちの物語。
「世界をまどわせた地図」の続編。
・はじめに・・・地図と冒険や探検の歴史の概要。
・39の、地図と冒険や探検の物語が2~10ページに綴られ、
カラーの古地図がそれらを彩る。画像・写真も有り。
主な参考文献有り(日本語訳は無し)、索引有り。
未知の領域、幻の島。それらが載っている古地図。
口伝から記録へ。未知を求める地図の制作と地理学者たちと、
冒険や探検に駆り出される人々の、物語が綴られています。
あの山の向こうには、海の向こうには何があるのだろう?
冒険の、探検の始まりは、そんな探求心。行ってみよう!
更に、国の対立、富と土地への思惑等の国の