世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語

2,970円 (税込)

14pt

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130点を超える美しい古地図と貴重な図版・写真とともに、人々を翻弄した幻の世界を読み解いていきます。

本書で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。
しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう?
それらが地図に描かれていたからだ。

神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。
なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための、完全な“でっち上げ”すらある。

そのような幻の土地や国、島々は、20世紀に入ってからも地図にたびたび登場し、さらには現代のグーグルマップにも姿を現した。

地図の幻を追う冒険の旅へ、いざ出発しよう。

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世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本で紹介するのは、実在しない未知の領域、
    幻の島の経緯と検証。そして、それらが載っている古地図。
    蜃気楼や雲、氷山等の自然における見間違いだけではない。
    地図制作者の誤記はまだしも、余白恐怖症とは?
    政治や信仰での主張、名誉欲、願望、詐欺といった
    人為的な、生臭い理由もたっぷりと。
    支援者等の名

    0
    2018年05月05日

    Posted by ブクログ

    人類が外へ外へと飛び出して行った時代に、冒険者達を奮い立たせ、冒険にチャレンジさせ、しかし幻だった島や都市を掲載した地図達を紹介しています。有名どころではアトランティスやムー、レムリアはもちろん、プレスター・ジョンの国の場所、オーストラリアや南極が発見されるまでの地図など昔の人の想像力がすごくて大変

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    古代から世界を知ろうとした人々は地図を作り、異国に思いを馳せたのです。ただ、測量技術が未発達であったり、口伝での地図作成ゆえに多くのミスが発生し、存在しない島や大陸が多数発生し様々伝説を生みました。今ではありえない話なので、ロマンを感じるのです。

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    幻の島、噂の山脈、伝説の大陸。
    そんなものが堂々と地図に載っていた。

    ある者はその地点にたどり着いた。
    しかしそこにはあるはずのものはなにもなかった。
    それはせいぜい19世紀、いや、20世紀初頭の話だとお思いか。
    いや、2009年の話だ。
    石油の利権をめぐって、排他的経済水域を確保するための調査で

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    カラーイラストが豊富で眺めているだけで充分楽しめる。
    そして文章の内容も充実していて、読むのも楽しい。
    表紙に一目惚れして購入したが大正解の買い物だったなと思います!

    0
    2021年06月12日

    Posted by ブクログ

    ブレムミュアエ!!パノッティは原音でなくてパノティイがソレに比較的近いらしい!!ふたなりの皆さん!!とかの、「世界の人類」とか、アトランティスとかワクワクとかフォルモサとかムー、レムリアにヘレナ・ブラヴァツキーの写真が付いたり、結構よろしい。
     ニジェール川の源流に理論上あるとされるコンゴ山脈、を探

    0
    2020年02月10日

    Posted by ブクログ

    世界にまだ未知の領域が残っていた頃、幻の島、架空の街、奇怪な姿の人々が、地図に描かれ、旅行記で語られ、記録に現れては消えていった。なんと21世紀になってやっと、最終的に否定された例もある。我々の知っている世界と似ているけれど少しだけ違う世界を、美しい図版と共に巡ってゆく、そんな本。

    0
    2017年10月30日

    Posted by ブクログ

    歴史上の地図で実在しない島、エリアなどが記載された原因から、最終的にどう判明したのかまでを解説する内容。古地図がカラーで満載なので、地図好きには眺めているだけで楽しい。ただ、解説は西洋史中心でどれも似たような内容になっている。だいたい、伝聞の独り歩き、口の上手い人のでたらめ、冒険家が功績を作るための

    0
    2017年09月30日

    Posted by ブクログ

    政治・宗教的思惑、知識・技術不足による勘違い、自然現象、願望、虚栄心、権利主張のテクニック、余白恐怖症などによって生まれては消えた、幻の土地。それはサンディ島のように21世紀の今日になってもなお現れる。ロマンが無くなったわけではない、あったことがロマンなのだ。

    0
    2017年09月22日

    Posted by ブクログ

    面白いけど基本こんな地図が発表されてこんな時期まで信じられ、確認したけど存在しなかった。
    という例がこれでもかこれでもかと続くので物凄く興味あるけど眠くなる。
    私も地図の知識は中世の一般人レベルなので、元ネタ知らないでパロディ延々説明されてもピンと来ないのよ…これ読んだ後Googleアース見るとすご

    0
    2021年09月02日

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