山口絵理子のレビュー一覧
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起業家として共感できるところが多かった。
以下、共感したところを箇条書き的に。
・自分は普通の人なのに、注目を浴びてつらい
・アティフさんが急に辞めた時の苦しさ
・トラブルが続いて社長失格だと言っている時点で、その状況から逃げ出したいと思っている弱さだったということ
・自分のやりたいことを探すには、必死に考える必要があるということ
・今は自分自信のために立ち上がろうという思いではなく、会社を支えてくれる多くの人たちのために頑張ろうという思い。
・人間を信じられなくなるぐらいなら、こんなビジネス辞めた方がいいと思った。
・失ったものはたくさんあったけど、得たものも大きかった。 -
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これまでの山口さんの本は、どちらかというと「とにかく諦めなければ道は開ける!強い想いがそうさせる!」というニュアンスの表現が多かったように思うのだけど、今作は、かなり自然体で、いちばん共感しながら読めたなと思う。
そして、それぞれの国や地域が代々受け継いできた文化、技術を、次世代に残していくこと、手仕事の大事さを伝えていくことへの強い想いも感じた。
大量生産と大量消費の世の中は、一部の世界を圧倒的に豊かにした結果、いま色んなところで歪みが起こっている。本当に大事にしないといけないものを、特に先進国で暮らす私たちはしっかり考え直していかないといけない。
手仕事の温もりは、人の心を温め、世界の平和につながっていく。
ものをつくって売るという、経済の仕組みの中で一番広くて根幹を成すものだからこそ、ここの流れが変われば世界も変わっていくのかもしれない。
Meet The New World.
マザーハウスが実現したい世界、山口さんが描く未来を少し覗かせてもらったような、そんな気分になった。 -
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・山口さんの本を読んでいて、
世界にも、いわゆる職人さんと呼ばれる人が途上国のものすごい貧困地域にもいて、
それぞれ自分が作るものに対して拘りをもって生きている。しかし、やはり文化の違いからその人と商売をしようとすると、
日本の当たり前が通用しないことがある。そこに対して伝え続けないと伝わらないことはたくさんある。如何に、これは日本の常識で、
この人はしらないだけなんだって思えるか。
そして、常識が通用しないし、いくらがんばっても成果につながりずらい現実があるかもしれない。
それでも、大事な人をその過程の中で見つけられたか。誰の為に、なにをしたくて、必死にがんばることができたか。それがあるだけでも
結果も大事だけど、プロセスも大事という山口さんの想いに共感できる。
そして、毎回伝ってくるやまぐちさんの思い。途上国製のバック、ジェエリーその品質勝負で、売ることで築いたら国際貢献になっているくらいでいいっていう、
自分たちのブランドにかけている思いってのはかっこいいなって思います。
僕もがんばろう。 -
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山口絵理子さんの思考のプロセスがよく分かる。決して彼女の考え方が間違いなく、それが全てで誰しもに当てはまる訳では無い。起業家によっては、「周りの成功者に止められたら潔く辞めるべき。諦められないなら少しチャレンジして様子を伺い、即座に判断することが大切。」と言う。でも彼女は、何度止められても、何度失敗しても、あきらめ無かった。「やめるべきだと言う人に限ってやったことがない人ばかり」と話す。今回は彼女が正しかったのかもしれない。でも彼女のスキルが成功まで押し上げたのかもしれない、彼女を助ける人が多く力が大きかったからかもしれない、運が良かったのかもしれない。やめるべきだと考える起業家の意見も、彼女の意見もどちらも一理あり、合うか合わないかは人によると思う。けど、彼女が「やりたい」よりも「私がやらないと」の人で、泣きながらも考え抜いて選択してきた様子が、言語化されてる貴重な一冊だと思う。
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マザーハウス社長、山口絵里子さんの考え方がわかる本。対立軸のテーマをサードウェイを提示する形で解説してくれた
⚫︎サードウェイとは
・対立軸(大量生産手仕事、右左、裏表、先進国途上国、都市農村など)の答えは足して2で割る(妥協)、どちらかを取る、どちらも捨てる、ではない。
両者の良い所を組み合わせて新しいものを作る
⚫︎ビジネス
・ビジネスのビジョンは大きい方が良い。小さいとモチベーションが続かないし、想像力が膨らまない
・大きいビジョンは小分け(分解)して定点観測すると良い
・誰も損をしない(ババを引かない)仕組みが重要
⚫︎経営
・お客様の声を聞く(マーケットイン)だけでは成長が続かない
・お客様の声を聞かない(プロダクトアウト)も必要
・2つを掛け合わせる
・店長クラスは生産現場を体験する。一見数字に直結しないが長期的にはモチベーションになる。投資。
・現場に立つ(マネージャー100%にならない)
・自分の考えを寝かせる。時間をかけて水分を飛ばす。時の積み重ねは力になる
⚫︎組織
・0-1の人、1-10の人、10-100の人の比率で組織の性格が決まる
・0-1の人達ばかりでは新規アイデアが生まれるばかり
・10-100の人達ばかりではチャレンジは生まれない
・最初は0-1の人が必要、それから1-10、規模拡大で10-100
・現組織はどのステージにいて、次にどこに行くか、要見極め
・組織も歳をとる。新しい細胞が生まれないと活気が無くなる
・変化を恐れない。成功体験は捨てる -
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サードウェイ 第3の道のつくり方
(株)マザーハウス 代表取締役 兼 チーフデザイナー 山口 絵理子 著
2019年の本
山口絵理子さん、僕の人生において、かなりのインパクトを与えた方。 個人的には最近はビジネス本ばかりだったり、そこから変化してブレイディみかこさんの本だったり、ふらっと変更して瀬尾まいこさんの本だったりしていたが、改めまして山口さんの本を読んでみた。
10年以上前、震災より前の時に、「裸でも生きる」と出会って、社会起業家(という言い方は好まれないのかもしれないが)本当にすごい、と当時ものすごく感動した記憶がある。(ついついいまさっきも改めて本を1,2と引っ張り出して眺めてしまった:このままいくとまた全部読んでしまうからやめようと思った、この二冊は本当にとてつもないエネルギーを与えてくださる本である)
※そしてNoteでつながっていただけた。感動しています。
山口さん、今回のサードウェイの本で、確かにおっしゃる通り二律背反の状況から、どういうサードウェイを見つけていくか、文中にもあるがらせんの発想は、なかなかな印象をもった。「相反する二軸をかけ合わせて新しい道を創造する。二極化する世界を生き抜くこれからの思考法。」と帯にある。ここ二三年「両利きの経営」のようなビジネス書を読んだりしていることもあり、代表取締役 兼 チーフデザイナーという両利きの、新たな知見を味合わせていただける感謝の本です。
サードウェイ、という軸を持って、いくつもの状況に照らし合わせて解釈・意味づけをしていく、考えさせていただける本です。
抜粋フレーズ、変化球で「裸でも生きる2」から記載し、その後、本書の抜粋フレーズへ行きます。
※ちなみにこのフレーズは、あまりに感動したので、僕は自分の「人生のーと」に転記した内容です。
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P117
絶望感の中で、自分はいったい何がしたいのか本気で分からなかった。
しかし、分からないからこそ、考えた。
考えて考えて考えて考えた。
私は頭がよくない。だからもっと考えた。一人ダッカのアパートで体育座りしながら、ボーッと考えた時間はどれくらい長かっただろうか。
(中略)
だから、簡単にやりたいことなんて見つからない。
自分で向き合う努力をしないで、「やりたいことがわからない」と言われても、「考えて」としか言いようがない。見つけるまで考えたらいい、としか言えない。
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抜粋フレーズ、僕の感想なんかよりも、山口さんのアツいメッセージを受け取ってほしくて。
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P70 一等地で挑むからこそ、商品の競争力を増す必要性、接客レベル向上の必要性、外部環境を読む力を磨く必要性などさまざまな課題に直面し、「総合力」を鍛えられる。
P108 データ分析からつくられるものは安定したヒットを生み出せるかもしれない。 しかし、それらは人々の心に感動を与えられるだろうか? 数字では計れない感動を生むのは、個人の主観から生まれる創造なんだと思う。
P119 人間が理由なく「感じる」ストレスや違和感は非常に大事だ。 その感覚を無視しない。 しっかりと受け止めて、「なぜそう思うか?」を考えてみる。
P138 「らしさ」の部分はブランドの「内面=哲学や価値観」にもち、それを伝えるプロダクトやお店は時代の変化をふんだんにキャッチする。 つまり、ぶれない哲学をもち、戦術は柔軟に変えていく。
P169 プレイヤーであることで、マネージャーである自分が育っていく。 マネージャーな視点があることで、プレイヤーの自分が活かせる。
P179 しかし、ものづくりの力、「クリエーション」がその空気を打開した。
「あなたの技術とあなたの技術、かけ合わせてみよう」
いがみあっていた職人たちも、自分にできないことができるライバルはリスペクトをする。自分たちが一人ではできなかったことを明かし合い、お互いの足りない技術を補完しあう。そうやって新しい技術や道具とであう。アイディアが生まれ、今まで自分一人ではできなかったものができていく。
P185 小学生のときからつけている日記。「日記」というと「今日何をした」という内容になりがちだが、そういうことは一切書かない。アクションの記述のない日記。
その代わり、「今日どう思ったか」という感情を書くようにしている。そうすると「なんでそう思ったか?」という、もう一段深く、自分の心を掘る習慣がつくれるからだ。
これを長年やってきて思うことがある。
自分の本音に従ったことは、必ず後悔しないし、成功する場合が多い。 逆に体裁や、他人の言葉に重きをおいたアクションは、一時的にはうまくいっても、やがて崩れさったり、長持ちしたりしないことが多い。
P282 「こうかもしれないな」と思った時点で、一度覚悟を決めたらいいのだ。
もう迷うのをやめて、「とりあえず」そこに向かって頭と体を動かして、夢中になってみること。
夢中になる人の目にはいろんなことがクリアに見えるはず。出会いも降ってくるはず。
そんなプロセスの中で、「あ、これ違うかも?」と思ったら笑顔で軌道修正したらいいじゃないか。(中略)
「もっとこうしたいな」「これができればいいな」と毎年のように軌道修正している。本気でやってみたけれど、実はあんまり好きになれなかったな、なんて山ほどある。
だけど、大事なことは軌道修正前提でも覚悟を決めて動くことなんだ。
動いた結果、全部が「今」につながっている。
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また、山口さんの本、さがさなきゃ。 -
Posted by ブクログ
裸でも生きる1→2 と続けて山口絵理子さんの本を読みました。裸でも生きるより、さらに成長している山口さんがわかります。とにかく一生懸命な彼女の姿に感心するとともに、自分はどうか?と自身の仕事などに対する姿勢を考えさせられます。
私に足りないもの
・自分の頭で考えること
・ビジョンを持つこと
・コトに向き合うこと(ヒトで悩むことが多いので、ヒトではなくもっと大きな視野で最終どうなるコトがいいのかで対応できるようになりたい)
もっと私も全力で仕事に取り組みたい、取り組める環境を自ら創らなければならないと山口さんの仕事に対する姿勢に教えられます。