山口絵理子のレビュー一覧
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カッコ良すぎるだろ
人間、最初から自分に与えられた使命、そして自らが突き動かされる使命を持って生まれてくるわけではない。人生とは、私はまさにそれを探すための長い道のりなんじゃないかと思う。私自身いつだって迷ってる。しかし、わからないからこそ考えた。考えて考えて考えた。それは苦痛としか言いようがないプロセスだった。それを一年以上続けようやく見つけたスタート地点。
何かを始めるのは本当に難しい。
けれど始めたことを続けるのはもっと難しい。
そして「続ける」ことで生まれたものはそれを築くことに費やした年数や汗や涙と同じくらいの強さを持って継続すると信じたい。
私を歩き続ける。 -
Posted by ブクログ
「社会性とは企業にとって何なのか」
MOTHERHOUSE(マザーハウス)※の創業者である山口絵理子さんの企業経営に関わる哲学や思考をテーマに書かれた一冊
※ 発展途上国の職人技術と素材を活かしたバッグやアクセサリーを製造・販売し、途上国の課題解決と経済発展を目指す日本発の社会派ブランド
多くの二項対立を融合させ、これまでにない価値"Third Way"を創造することで、企業成長を進めてきた軌跡とこれからへの展望が描かれています。特に印象的だったのは、ビジネスと社会性の二項対立です。社会性を追求していくだけでは、ビジネスとして成立しない(=従業員の生活を守ることができない -
Posted by ブクログ
私は、社会活動を事業にする取組をしていてとても共感できる内容で手元に置いておきたい一冊。
私のマザーハウスとの出会いは、たまたま通った大阪の本町の裏通りにマザーハウスのお店を見つけた時です。私は鞄が大好きで、その時お店に並んでいた鞄がとても気に入って偶然に立ち寄りました。たぶん、その時に事業背景を聞いた様に思うのですが、記憶が曖昧です。それから行く先々でお店に出会い、お気に入りの鞄になりました。それから新規事業開発が仕事になり、社会活動を事業にできないかと考えていた時に、マザーハウスに出会う事になり、自走できる社会活動はできると言う勇気をいただき日々活動しています。
そんな方のバイブルになる本 -
Posted by ブクログ
発展途上国のために何かを、と考え行動を起こす。大学修了と同時に起業しバングラディシュの素材でバングラディシュでバッグを作る、そのことでバングラディシュ経済に貢献をしたい、と。
バングラディシュでビジネスを行うとはどんなことなのか、も赤裸々に描かれる。役人は動かず、動かすためには公然と賄賂が要求される。度重なる裏切り。
本作の底本は2007年刊。その後起業されたマザーハウスは順調に業績を伸ばし版グラディシュのみならずアジア各国に拠点を設けている。
主人公である山口さんのパワーがすごい。そして「できない」「むり」「あなたのやるべきことではない」という言葉にぶつかるたびに「何故?」が繰り返さ -
Posted by ブクログ
前々から評判が高く、自分の友人も「電車の中で号泣した」とのことだったので、
いつかは読んでみたいと思っていましたが、ようやく読む機会に恵まれました。
知らないうちに、文庫にもなっていたんですね。
バングラデシュ産の鞄を売る起業ストーリー&
(単なるビジネスではなく)社会貢献くらいの理解でしかなかったのですが、
ボリューム(分量)が少ない割には、中身の濃い熱い熱い本の内容でした。
自分は泣くまではいかなかったけれど、それでも素晴らしい本でした。
結構驚いたのは、著者が昔、ヤンキーだった話や柔道ばかりしていた話。
志に根差した猪突猛進な人だろうなという想定はしていたのですが(子供のころいじめら -
Posted by ブクログ
マザーハウス創業者のエッセイの2冊目。今回は、ネパールでのビジネスについて書いていた。おなじアジアでも、バングラデシュよりも国の文化や国民の意識が全然違って、ネパールはビジネスが育ちづらい空気が漂っていることに驚いた。作者は工場で仕事を作ることで雇用を生んで、働き方改革や従業員の可能性に彼ら自身に気づかせようとがんばっていてすごいと思った。でも、国民の意識を変えることは本当に大変なことだと感じた。やっぱり先進国による援助ではなく、いわゆる「魚の釣り方」である教育がいきわたって、国民自ら頑張る気持ちを育てないと根本の問題は解決しないのかなと思った。