山口絵理子のレビュー一覧
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裏切られる、体は限界ってぐらい疲れてても自分が信じることをひたむきにやる。
辛くないわけはないと思います。
それでも、ただただ生きることに必死なバングラデシュの人たちの希望の光が作れることを信じて、何よりも自分がやりたいと思うことを信じ続けてひたむきに行動し続ける生き方がカッコいい。
ストーリー性に頼るのではなく、商品で勝負するというマザーハウスのもの作りへのプライド、そしてそれが結局は生産者も消費者も幸せにする。
本当に、学ばされること、感動させられることが一冊に詰まっていて、読みながら涙が止まりませんでした。
貴重な経験をこの本を読むことで追体験させて戴けて、感謝します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【1.読む目的】
・寝れない夜のお供
・女性起業家の紆余曲折と強さの源を知る
【2.気付きや気になった点、面白かった点等】
・1日千回打ち込みを始めた(⁉︎)
・朝5時半〜10時半までの生活→朝と午後の部活が終わってから学校の一階から5階まで逆立ち(!?!?)
・柔道日本一→猛勉強のすえ慶應→慶應に入ってからも猛勉強→ワシントン→バングラ(ここの体験談は多すぎ&すごすぎて割愛)
・君はなんでそんなに幸せな環境にいるのにやりたいことをやらないんだ?
・バック屋として肝心な商品で勝負できていなかった
【3.感想】
・ただただ山口さんの行動力と努力に圧倒される。自分の23歳の頃なんて、同じように開発学を学んでいたはずなのにどこに勤めようかとか、卒業旅行どこ行こうかとか、その程度のことしか考えていなかった。違いを痛感させられている。
・そもそもマザーハウスというブランドに、こんな背景、理念があること自体知らなかった、素敵な鞄だなと思っていたけどストーリーを知って、より好きに。
・国際開発農学専修で言われ続けた、"現場主義"、"現場思考"はこの手のことをやろうと思ったら本当に大事なのだと思う。私はどこまでいっても自分かわいさで、その業界に身を置けなかったけど、仕事をやる上でも、新しいものを作り出す上でも大事な概念。違うカタチでの社会貢献をする身として、肝に銘じておこう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1、2を読まずに読んだのですが、それでも面白く読めました。
考え方、行動力が本当に素敵で、こうやって生きれたらどんなに素敵だろうと思います。
持ち前の行動力でインドネシアのジョグジャカルタへ行き、その中での奮闘が特に素敵でした。
奮闘の中での気づきが素晴らしく、一人のシンプルな欲求から人の幸せが連鎖するというような内容のことが刺さりました。
やりたいという気持ちで商品を作り上げ、それが人の幸せになるということは、分かりそうで意外と気付かないことだと思います。
また、自分の夢を追いかける過程で誰かの夢を実現できることは、自分自身の夢の実現よりも遥かに大きい喜びを与えてくれることを知ったということも書かれており、もう、深くて語彙力無くしました。笑
サンクスイベントでのムギさんの笑顔も素敵で痺れました。
山口さんは本当に自分のやりたいことをやって、それが社会の為になっているという、素敵な広がりを見せている方だと感じました。
他の作品も読みたいと思うのと同時に、リアルタイムでも山口さんを追っていきたい、山口さん自身の魅力に大変惹かれました。 -
Posted by ブクログ
かっこよすぎ。しびれた。山口さんの本、全部読んできてどれも好きだけど。これが一番好きだ。
●自分自身をデザインする
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自分をデザインできることは、自分を最大限うまく活かすための方法を知っているということ。ベストコンディションで動けるデザインをする。
●自分の本音に従ったことは、必ず後悔しないし、成功する場合が多い。
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その選択は、私のビジョンに沿った選択か?心が違和感を感じていないか?を自分に問う。微妙な違和感やストレスを、無視しない。重要なヒントが隠れてる。
●コンセプト共感ではなく、モノ共感で勝負する。コンセプト共感のステージで達成できるのは、売上1億円程度。
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①コンセプト共感→②モノ共感の順番でブランドを進めるのが良さそう。①はファンに熱狂が生まれやすく、コミュニティができると考えるから。②モノ共感のステージでいきなり戦うのはハードルが高い。(ちなみに現状うちのブランドはどっぷりコンセプト共感ステージ……)
●最終的にお金と引き換えにお客様が求めるのは「自分にとってのメリット」
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こちらのこだわりや技術を押し付けても買ってもらえない。相手のメリットを訴求する。
●新しいものづくりのために、あえて「お客様の声を聞かない」挑戦
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自分の内発的な感性から生まれたシリーズを作る。
この本を読みながらメモしたページ数が異常。ビジョンってなんだっけ、ってとことん考え直せた。大きなビジョンを持つこと。 -
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利益を取るか、社会性を取るか。
個人のキャリアアップと組織内での評価、どちらを優先させるか。
安価な大量生産か、高価な伝統工芸品か。
世の中は二項対立の構図に溢れていて、自分も知らず知らずのうちに「AかBか」の二者択一を迫られているように感じることがある。
でも、どちらかを選ぶためにもう一方を諦める、妥協する方法ではなく、どちらも得られる第三の道を見つけることができれば、それがベストアンサーなはず。本書では、その「サードウェイ」の見つけ方、考え方が、マザーハウスの実例と共に語られている。
それが一番大変で難しいことなんだけど、それをすることで成長していける、相反する価値観が引き合う中で螺旋階段を登っていくようなイメージ、という表現がすごく素敵だなと思った。
これまでの山口さんの本はどちらかというと「起業家の体験記、エッセイ」に近かったと思うのだけど、この本はいわゆる経営書。
自分自身の仕事の中でも
品質か利益か、
個人か組織か、
そんな二項対立に悩むことがあるけれど、そのときにどちらかを選ぶのではなく、どちらも実現できるような方法を探っていきたい。 -
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バングラデシュが世界シェア90%を占めるジュートという天然繊維を使用して現地工場で働く現地住民がバッグを作り、それを日本の店舗で販売するというビジネスを通して途上国開発を行なっているマザーハウス創業者の物語。途上国発のビジネスにこだわったのは、 NGOや国際機関を通した援助は汚職が蔓延る途上国では支援が住民に十分に行き渡らないと感じたから。また、フェアトレードという名の下、途上国は先進国に品質の悪く低価格なものを大量に作らされ、先進国の人々は可哀想だからという理由で購入することが多いが、それでは、途上国の経済力やスキルは上がらず自律できず、貧困は解消されない。バングラデシュの人々が胸を張って良い物を作り、良い物だから先進国の人々に買ってもらえるような途上国発ブランドを作ることでバングラデシュの自発的な発展を促すことが大切だと感じ筆者は現地でビジネスを始めた。
【気になった箇所の引用】
・君はなんでそんなに幸せな環境にいるのにやりたいことをやらないんだ?←貧困や汚職のため、1日を生きるのが精一杯なバングラデシュの現実。一方日本は恵まれている。
・途上国の現場を知らない人達が国際機関でたくさん働いている。途上国に本当に為になる援助が行われていない。
・可哀想だから買ってもらうのではなく、その商品に魅力を感じて買ってもらう。同情で買ってもらうのは本当のフェアトレードじゃない。
・物を売る時、途上国開発や貧困を推しても消費者は興味がない。商品力で勝負しないと意味がない。経営者こそ商品の製作過程など知っておくべき。 -
Posted by ブクログ
裸でも生きる1、2の続編であり、今回の舞台はインドネシアとスリランカ。今までバングラデシュやネパールでモノづくりに挑戦してきたが、モノづくりを通してその国の文化、歴史、経済、政治、教育等、本当にあらゆる側面のことを学ぶ事ができる改めて感じた。現地の素材と技術を使ってモノづくりをする職人は、自分の仕事に誇りを持っており、そんな職人と真剣にぶつかり合いながら最高のモノを生み出す経験は、世界中でモノづくりをする醍醐味だと思った。
また、本書は「何事もやってみないとわからない」「ゼロから1を生み出す」「途上国の可能性を証明する」といった絵里子さんの性格や理念が色濃く出ている場面が多く、山口絵里子という人間を表現した集大成であると感じた。 -
Posted by ブクログ
山口絵里子という一人の女性の哲学やどんな困難にも屈せず道無き道を歩み続ける姿から、多くの学びと感動を貰った。途上国から世界に通用するブランドを生み出すことで、途上国の人々が持つ可能性を証明するとの理念を掲げマザーハウス株式会社を起業し、バングラデシュに続きネパールでのビジネスにも挑戦する。しかし、現地の取引先からの度重なる裏切り、劣悪な生活環境、反政府組織により暴徒化する国民など、普通ならビジネスを断念すべきような場面でも、その度に自分自身と向き合いながら、日本で共に戦う社員たちに支えられながらも歩み続ける。
どのような分野でも起業家というのは孤独であり、常に困難やリスクと戦い続けなければいけない。そんな起業家としてのマインドや難しさを学ぶことができた。 -
Posted by ブクログ
バングラデシュ産のジュードという生地を使った鞄の売り上げが好調に伸び行く中、次に着眼した国がインドネシア。バングラとは異なる文化、国民性、職人さんの仕事に対する向き合い方。苦戦しながら、それでもこの国にしかない特産を世に広めることに全力を注ぐ山口さんの姿が鮮明に書かれている一冊。『やってみないとわからない』をモットーに、そして『0から1を生み出す』ことを生きがいとして活き活きと異国の地で新たな商品開拓に励む山口さんは、きっとMOTHER HOUSEを創立する宿命を背負って世の中に生まれてきたんだろうなぁと感嘆するばかり。この人は生涯私にとって憧れの存在です。