越智月子のレビュー一覧

  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    シリーズものと知らず…。前書を読んでいたら、登場人物により深みを感じたのかな。この本から読んでも全然支障はなかったけれど。

    のんびりとカフェで読みたい一冊。
    それぞれの人生、それぞれの価値観。
    みんな思うところはありながら、それを心に秘めておきたいと思いながら、やっぱり少し知ってほしい。
    自分という存在を認めてほしいんだな、と、自らもふと振り返る。

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    2025年08月24日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    前作を読んだのにすっっかり忘れてる。こんな人いたっけ?状態。それでも昭和生まれの女だけのシェアハウス、楽しそう。生き方、恋、憧れの年上の女性、美味しい食事にコーヒー、楽しくもそれがいつまで続くか分からない儚い時間。こういうのを共有できるってうらやましい。

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    2025年07月20日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    初めて読む作家さん。
    父の残したカフェを経営しながら静かに暮らす香良、そこに転がり込んできた心友の三樹子、シェアハウス住人に応募してきた訳あり三人。三樹子の他責思考と香良を心友と言いつつその実心の中では見下してる感じがいやだった。千恵子の息子と嫁、家を勝手に抵当に入れて事業に失敗しといて千恵子と一緒には住まない?なんで自分勝手。その上金の無心に来るなんてまともな神経してない。

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    2025年07月12日
  • 片をつける

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    お片付け、私は苦手。
    阿紗、八重、それぞれ、生きてきた中にいろんな物を抱えているわけだか、片付けることによって、見直し、整理していく。
    私もいろいろ、整理してさっぱりしたいけど。
    八重さんは幸せだったなぁと、阿紗さんも八重さんに幸せな贈り物をもらったんだな。
    読後は暖かい気持ちになりました。

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    2025年07月10日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    ネタバレ

    前作で初めは受け付けなかった登場人物たちが好きになってからの今作だったので、楽しく読めた。
    鎌倉の街、草花、鳥、珈琲にパスタと、人物たちのストーリー以外のところが読んでて楽しい。ここだけじっくり読み返したい。
    しかし唯一受け付けなかったのはあゆみちゃんの恋路。前作であんなに店長に恋してたのに、あっさり鞍替えしちゃって…「叔父みたいな気持ち」ってなんだよ!応援してたのに!
    今作でいちばんグッときたのはゆき先生が千恵子さんに語るこれ。
    「人生は麻雀と似たようなものよ。間違った道は進んでいないと思っても、思わぬところで理不尽な目にあう。でも、そこで落ち込んだり感情的になったりしても前には進めない。ク

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    2025年07月04日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    鎌倉の森の中にある隠れ家カフェを営む香良は、離婚して転がりこんできた親友三樹子の勧めでシェアハウスを始める。個性豊かで少しクセのある住人たちを迎え、ともに食卓を囲み珈琲を味わう日々が始まる。
    登場人物がやたら過敏だったり、急に険悪な空気が漂う場面があり完全に没入することはできなかったが、美味しいカレーと鎌倉の自然の描写が緻密で読みやすかった。

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    2025年06月21日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    ネタバレ

    audible100冊目。

    記念すべき(?)100冊目とはつゆ知らず、何となく目に留まった一冊でした。
    鎌倉は大好きだし、できれば駅から徒歩圏内に住みたい派なので、タイトルからして惹かれました。

    最近、妙齢の独身女性(未婚)が主人公だったりする小説が多い気がします。
    気づいたのが遅いだけで、もしかしたらもっと前から、結構な割合で描かれていたのかもしれないけど。
    登場人物が、実はセクシャルマイノリティでした!というものも格段に増えていて。
    個人的には、多様性が叫ばれている現代を反映してるんだろなと思います。

    シェアハウス、現実的には選ばないけれども、こんな素敵な出会いや関係を築けるなら、と

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    2025年06月04日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    面白かった。コーヒーのネタもちょっとずつでてきてそれも面白いな、コーヒーのこと知りたいかもと思って聞いたけど、孤独になった女性たちが集まって楽しそうに暮らすシェアハウス、いろいろありそうだけど楽しそう。
    主人公の生い立ちも最後に明らかにされてなるほど、と思う本だった。
    割と軽い内容。

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    2025年05月06日
  • 片をつける

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    ネタバレ

    ものを捨てられない私にとって、心痛い。
    断捨離をすると決めてから2年、いっこうにものは減らない。

    この本で、よいなと思うのは、何を捨てて、何を残すかという時に、その人にとって大事なものだったら、はたから見たら?のものでも取っておくべきという考え。
    まぁ、だから捨てられないんだけれど、私の場合。

    片付けをキーに、人と人とのつながりを描いたこの作品。読みやすいのでよいとも言えるし、私にはちょっと物足りないとも言えるかな。

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    2025年04月29日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    前作で好きになれなかった個々のキャラクターが、いい具合に混ざって、こんな日常、私も体験したい!と思えるようになった。
    鳥やパスタ、鎌倉にも興味が出てきて、楽しい作品集だった。

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    2025年04月08日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    前作の記憶がちょっと薄らぼんやりしていたけれど、読んでいるうちになんとなく思い出してきた。
    シェアハウスに住む人達とそのご近所さん物語。
    新たなメンバーも加わり、ほのぼのとして、優しい気持ちになれる話ばかり…まぁ正直、可もなく不可もなくといった感じかな…

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    2025年04月07日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    前作から更に登場人物たちのキャラが際立ってきた。ドラマを見ているような感覚で読むことができる。美味しそうなパスタのレシピが載っているので参考にしたい。

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    2025年04月06日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    アクセクした時間の過ぎ方ではなく、ゆっくり気味に時間が過ぎるように感じる生活。
    ゆったりした気持ちで読むのにいいなぁ。
    あゆみ以外の作中の他の人たち、どんな風に収入を得ているんだろう???とかいうことが気になりながら読んでしまったのがなんだかもったいないー!そういう部分気にせずこの世界の中の時間の過ぎる感覚に身を委ねながら読み進められたらもっとほっこりした読後感に包まれたような気がするー!
    『鎌倉駅徒歩8分空室あり』の続編。
    今回も前作に載っていた見取り図を載せて欲しかったなぁー。

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    2025年04月05日
  • 片をつける

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    雨の日に鍵を無くした隣室の老女を
    招き入れたことから始まった交流。
    阿紗が部屋の掃除を手伝うようになると
    気難しい雰囲気だった老女・八重も
    少しずつ変わってきて…。

    そもそも阿紗自身、片付けられない子で
    あまり家庭に良い思い出がない。
    昔、修道女だったという八重も
    なにもかもどうでもよくなることがあって
    部屋が片付けられなくなっていた。
    そんなふたりが少しずつ
    部屋が綺麗になるとともに変わってくる。
    出た不用品をネットで売っちゃうってのも
    現実的にドライでいい感じ。

    阿紗がボランティアで子供たちに
    絵本の読み聞かせをしているんだけど
    マンションの自分の部屋でやってる。
    そういう制度が都会に

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    2025年04月01日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    途中まで登場人物を誰も好きになれないかもと思っていた。
    みんな色んなことを他人のせいにしたり、「自分は悪くない」と自分を守ったり、そういう側面は自分にも、誰しも、あるな〜とは思いつつも、嫌感が抜けず…
    後半、じわじわとそれぞれの心が解けていって、少し柔らかく感じるようになってから、みんな愛すべき人たちかも、と応援したくなった。
    頑なな心を解かすのは、人と、自然と、食。
    毎日それを意識して生きたい。

    キーとなるコーヒーとカレー

    私は断然スパイスカレーが食べたくなって、早速作った。我ながら美味。
    作中のメニューにも挑戦してみたい。

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    2025年03月30日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    シリーズ2作目。
    1作目をほば忘れてしまっていて、登場人物もあやふやになってしまっていた。
    それでも楽しかったけど、1作目をきちんと覚えた状態で読んだほうがより楽しめただろうなぁ。
    住人のお悩みはそれぞれ違っているけど、こうやってシェアハウスで複数の人に話を聞けるのは、やっぱりいいなと思う。女同士で集まってごはんを食べたり、相談し合ったり…ゆるやかに時が流れるシェアハウス。こんなところに住みたい!

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    2025年03月26日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』の続編。知らずに読んじゃいました…
    シェアハウスのお話。羨ましいような。やっぱり色々あるんだろうなとか想像したり(笑)
    ただ少し物足りない感…(最近読んだ本、ゆったりとした物語が続いたから特に?)

    作中に出てくるコーヒーとパスタが美味しそうで。お腹空いてきちゃいました。

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    2025年03月18日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    タイトルに惹かれて読んでみたいと思った本。
    「鎌倉・コーヒー・カレー」に興味があったり好きな方は、楽しめる要素がより多いのではと思いました。

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    2025年02月07日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    『鎌倉駅徒歩8分、空き室あり』の続編です。

    舞台はカフェ兼シェアハウス「おうちカフェ」。今回は、お隣の倉林さんの娘の美佐緒が新しい住人として仲間入り。新たに月曜日がパスタの日になり、賑やかになりました。住人達は「人が居場所を変えるときには理由がある」という言葉どおりだったのですが、ここに住むと居心地がよくなるとともに、皆、前を向いていけるようになってるなと思いました。

    私が思うこの小説の魅力は、おうちカフェの心地よさの描写です。庭の草木や花の色が鮮やかに感じられ、鳥の色や声が感じられることです。知らない色を調べて、こんな色があるんだとか、鳥の鳴き声を聴いてみたりもして楽しめました。パスタや

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    2025年01月23日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    駅前の喧騒とは少し離れた鎌倉の豊かな自然が思い浮かんで、その中で繰り広げられる静かで心がほっこり温まるお話が、じんわり心に沁みた。
    続刊も読んでみようかな。

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    2025年01月15日