越智月子のレビュー一覧
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購入済み
ママ
36歳、結婚適齢期超えのコンプレックス主人公との、捨てたくても捨てられない、離れたくても離れられない母との関係。
母から子ばなれしてもらいたい。 -
購入済み
今までにない読後感…
1ページ目を開いてから、あっという間に読破した。
ドラマのような展開のスピード感とドキドキ感。
次第に明らかになる乙子の実像と政治の裏側。
乙子は、男性優位の政治の世界でこれ以上ない狡猾さと冷酷さでのし上がろうとする。
「女は優しい」「女は争わない」「女は無垢である」
男性が都合よく作り女性に押し付ける女性像全てにNOを突き付けるように。
エンターテインメント小説として楽しみながらも、乙子の強烈な存在が日本の今への問いかけのようにも感じられ、物語の終わりにはこれまでにない読後感を得られた。 -
Posted by ブクログ
ひょなことからシェアハウスをはじめることになった香良。様々な入居者とのふれあいが描かれていく。
その時々で香良が淹れる素敵なコーヒーの様子を感じながら…。
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目に見えないけれど、人にはそれぞれ特有の背景がある。家族関係、恋愛の傷…。
良くも悪くもそれは、「その人らしさ」に影響してくる。
香良が営む「おうちカフェ」に集うのは、そんないろんな背景を持った人たち。時に衝突したりするけれどお互いがお互いをそっと受け入れ、補い合っていく。完全に理解できなくても、相手の背負う背景を理解しようとすることはできる。
そんな寄り添う優しさが漂う作品。
作中に出 -
Posted by ブクログ
コーヒーとカレーと鎌倉。3つそろっていてハズレなわけがない。登場人物たちは50代を中心としたキャラの濃い女性たち。それぞれの人生を生き、ひとつの節目にある人たちだ。
それぞれの視点から語られるシェアハウスでの1年間の物語。住人たちがシェアハウスにたどり着くまでの人生は、楽しいことばかりではない(しかも直近の記憶は大変なものばかり)。生きるのに少し疲れたときに、香良から出されるコーヒーやまかないカレーが沁みる……。
どの章もつらいことはあるけれど、最後は前向きな気持ちになれるのがいい。
コーヒーが苦手な私だが、その良さがすこしわかった気がする。今度コーヒーを飲むときには、少し舌の上で味わって -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれて、読み始める。
読みやすいのに、時間が作れず読むのに時間がかかってしまった。
思いのほか、ラストにじーーーんとしてしまった。
主人公たちの、距離感が良い感じ。恩着せがましいかんじもなく、ちゃんとお互いを尊重している感じが、(最初の距離感だけ、ちょっといびつだけど)良かったな。
P169
「覚えているか、ばあちゃん。親に殴られてへこんでいると。ばあちゃんは言ってくれた。『殴られたからって、ののしられたからって、あんたの価値が下がるわけじゃない。逆も同じ。褒められたからって、あんたが立派になるわけじゃない。あんたはあんたのままでいい。自由気ままにおやり』」
良いこと言うじゃな