越智月子のレビュー一覧

  • 片をつける

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    歳を重ねると、新しい友人が出来る機会は少なくなってくる。まして、話もしたこともない歳の離れた隣人と親しくなるなんて。
    八重さんと阿紗さんの付かず離れずの関係が心地よく、片付けが進んでいく様も気持ちが良かった。

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    2024年02月27日
  • 片をつける

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    読みたかった本。読みやすくて一気に読んだ。
    片付けるということは選ぶということ。
    自分の今を見つめて未来を考えること。
    阿紗さんと八重さん。
    2人は出会って良かった。
    そして本を読みながら思わず掃除、片付けがしたくなる。
    とても素敵な本だった。

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    2024年02月12日
  • 片をつける

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    とても落ち着く話だった。主人公は40歳前の一人暮らしの女性。幼少期に母親から愛されなかった痛みをスルーして心に穴が空いてしまっている。お隣に住む70代女性も訳ありで汚部屋に住んでいる。ある事がきっかけでお隣さんの終活を手伝うこととなる。それにより主人公の心の穴が埋まるわけではないが、向き合えるようになっていく。誰しもが少なからず抱えている色んな傷を、いずれ主人公のように向き合えれば、ちょっとでも生きやすくなるのではないかなと思えた。
    越智月子さんの小説は初めて読んだが、他のも読んでみたくなった。

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    2023年05月27日
  • 片をつける

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    阿沙は、ある日隣人の意固地な老女と顔見知りになる。
    そのことが、お互いにとって、とても大切なことになっていく。
    各々が抱えてきたことも整理、浄化されていくような。

    片付けは単に物を捨てたり収納したりすることではないんだなと気付かされる。
    片づけは片をつけること。
    自分の持ち物を自分の中の価値により取捨選択し、整理していくことで、自分の人生の片をつけていく、自分の生き方に繋がっていくような気がした。

    阿沙の恋愛も出てくるけれど無理な展開ではなくて、良かった。

    私も同じようなやり方で無性に自分の持ち物を片づけていきたい。
    普段いる場所は今月中にやりきりたいとうずうずしている。

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    2023年02月01日
  • 片をつける

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    八重さんの部屋をかたずけながらも主人公の過去といまだに残る過去の傷が少しずつ癒えていきます。最後の八重さんの手紙には思わず泣きそうになりました。二人が出逢い、それぞれの人生に片をつけられた素敵な作品でした。

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    2022年12月21日
  • ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~(分冊版) 【第2話】

    ネタバレ 購入済み

    ますます

    父親が離婚をきりだして、これでますます母親は娘にべったりなのが恐ろしすぎます。なんでここまで娘に依存するようになったのか気になります。

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ #タメになる

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    2021年05月16日
  • ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~(分冊版) 【第1話】

    購入済み

    ホラー

    60代のママが30代の娘にべったりなのがホラーにしか見えませんでした。リアリティーあふれる話で今後の展開が楽しみです。

    #ドキドキハラハラ #ドロドロ #タメになる

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    2021年05月16日
  • ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~(分冊版) 【第2話】

    購入済み

    支配

    母からの支配

    雑誌の診断ハイパーコントロールに恐怖しかないです


    もう自分だったらとっくに家出して毒母から逃げたくなります

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    2020年12月25日
  • ママの娘で辛かった~お願い離れて、少しだけ。~(分冊版) 【第1話】

    購入済み

    ママ

    36歳、結婚適齢期超えのコンプレックス主人公との、捨てたくても捨てられない、離れたくても離れられない母との関係。

    母から子ばなれしてもらいたい。

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    2020年12月25日
  • 恐ろしくきれいな爆弾

    購入済み

    今までにない読後感…

    1ページ目を開いてから、あっという間に読破した。
    ドラマのような展開のスピード感とドキドキ感。
    次第に明らかになる乙子の実像と政治の裏側。
    乙子は、男性優位の政治の世界でこれ以上ない狡猾さと冷酷さでのし上がろうとする。
    「女は優しい」「女は争わない」「女は無垢である」
    男性が都合よく作り女性に押し付ける女性像全てにNOを突き付けるように。
    エンターテインメント小説として楽しみながらも、乙子の強烈な存在が日本の今への問いかけのようにも感じられ、物語の終わりにはこれまでにない読後感を得られた。

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    2020年10月12日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    美味しいコーヒーと、素敵なお家の描写が好きだった!シェアハウスの中で少しずつ絆を深めていく住人の成長が見てて楽しかった。

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    2025年11月27日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    シェアハウスに集まる人々の話。
    ハンドドリップのコーヒーがとても美味しそうだ。
    過去をもついろいろな人が集まってくる。
    どの人のことも、わかるわかると思いながら読んでしまった。
    千恵子さんは、ほんとうにかわいそうだった。そんな息子ほんまいらんなー、最後の一言かっこよかった。

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    2025年11月05日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    コーヒー苦手だけど、コーヒー飲みたくなった。
    カレー大好きで、もっとカレーが好きになった。
    犬飼い始めたけど、飼ってよかった。
    そんな風に思える本。

    色んな人が出てくるけど、コーヒーが主役の本にコーヒー苦手な登場人物というのもイイ。
    登場人物がみんな辛い過去があるけど、登場人物本人にも色々クセがあって、完全被害者な人はいないのもイイ。
    みんな長所も短所もあるよね。って思える。

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    2025年11月01日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    鎌倉駅の続編。

    人と繋がりも多種多様。
    捉え方も感じ方も関係の作り方も人それぞれ。

    人と人のつながりに心があたたまる作品でした。

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    2025年10月29日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    「鎌倉駅徒歩8分、空室あり」の続編
    昭和生まれの女性だけのシェアハウスのその後
    やっぱりいいなぁ憧れるこういう生活!
    鎌倉の自然もさらに豊かに表現され、時間の流れがゆっくりに感じられる
    相変わらず美味しそうなコーヒー
    そして今回はカレーじゃなくてパスタ
    どれも美味しそう!
    この本は自分にこの先生きる勇気を与えてくれる
    どんな年になってもときめく心を持ち続けていいんだ
    自分の感情に正直に生きればいいんだ

    さらに続編が読みたいな~♪

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    2025年10月03日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    壮年の女性だけのシェアハウス
    憧れるなぁ・・・
    過去に何もない人なんていないから、みんな何かを抱えている中でお互いを想い寄り添う暮らしを作っていく
    鎌倉の自然、鳥の声、土地ならではの野菜に囲まれ、拘りのコーヒーをゆっくりたてて味わう丁寧な暮らしはいつか実践したい憧れだ
    美味しいコーヒーと、美味しいカレーが食べたくなる本でした

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    2025年09月30日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    ネタバレ



    ワケあり女性達が集うシェアハウスの物語。
    紫陽花や桜、美味しいコーヒーやカレー、そんなもの達がそっと心に寄り添ってくれる。

    こんなシェアハウスいいなぁ。
    私も住んでみたい。
    コーヒーが美味しくて、四季折々の庭の風景が綺麗でゆっくりくつろげる。
    シェアハウスに集まる面々はカレーのスパイスのように個性が強く癖があるけど、みんなでまとまるととってもいい感じ!

    これからどんどん家賃が高くなるし、こういうシェアハウスの経営、いいかもしれませんね。

    千恵子さん、いつか息子さんの家に戻れるといいなあ。
    お嫁さんも確かにひどいけど、感謝の気持ちが無かった千恵子さんも悪いよ。
    どうかシェアハウスの生活

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    2025年09月29日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    ずっと読みたくてようやく読めた本♡

    おしゃれな家でシェアハウスして
    美味しいコーヒーが飲めて…。
    考えただけで楽しそう!

    シェアハウスは色々あるのだろうけど
    シェアハウスの住人にも色々な物語がある。
    気持ちもシェアして、心も穏やかに!

    続きがあることを知らなかったので
    ぜひ読んでみたい!

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    2025年09月23日
  • 鎌倉駅徒歩8分、また明日

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    シリーズ2作目。千恵子さんとゆき先生との出会いと別れ。人生の後半でもこういう出会いってあるんだな。あゆみさんも心から好きになった人といい方向に向かっていて嬉しく思った。私もこういうシェアハウスで自然体で暮らしてみたい。シリーズ続編に期待します!

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    2025年08月13日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    美味しい食事とコーヒー付きのシェアハウス、しかもステキな洋館。私も住んでみたい。自然の表現や植物や鳥のあれこれ。よくここまで詳しく書けるなと感心した。そして、今まで知らなかった色の名前をいろいろと知ることができた。

    三樹子はいい人なんだろうけど、なるへそ、じゃねえし等言葉使いがどうも気になった。

    心と体の性が違うことで苦労してきたあゆみだが、ようやく受け入れてもらえる場所ができたことにホッとした。性別が二つしかないんだものいろいろなケースがあるはず。受け入れる社会であってほしい。

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    2025年08月13日