越智月子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれて、読み始める。
読みやすいのに、時間が作れず読むのに時間がかかってしまった。
思いのほか、ラストにじーーーんとしてしまった。
主人公たちの、距離感が良い感じ。恩着せがましいかんじもなく、ちゃんとお互いを尊重している感じが、(最初の距離感だけ、ちょっといびつだけど)良かったな。
P169
「覚えているか、ばあちゃん。親に殴られてへこんでいると。ばあちゃんは言ってくれた。『殴られたからって、ののしられたからって、あんたの価値が下がるわけじゃない。逆も同じ。褒められたからって、あんたが立派になるわけじゃない。あんたはあんたのままでいい。自由気ままにおやり』」
良いこと言うじゃないか、八重さん。
ほんとうに必要なものだけ、周りにあればいい。
と思わせてくれる読後だった。 -
Posted by ブクログ
次々と整理されていく部屋の様子は、読んでいるだけで気持ちが、スッキリしてきます。
余計なものが削ぎ落とされていくほど、自分にとって大事な物、手元に置いて置きたいものが現れてくる。
物語に出てくる二人の出会いは最悪で、性格のクセが強い八重さんだけれども、
二人の距離感や会話はとても心地よいと感じました。
知りすぎない。相手に求めない。自分の好きなことを好きなようにする。
そして、その人の生き方を否定しない。
こんな人間関係を築くことができたらなと思いました。
一方で、物は片付けることができるけれど、
思い出や出来事は整理できるものばかりとは限らない。全てを整理できるほど、
人は簡単じゃない。だからこそ、面白いのだと感じた物語でした。 -
Posted by ブクログ
本のマッチングサービスを提供している、
チャプターズのYouTubeで
紹介されていて手に取りました。
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62歳になる父からの再婚話。
そこから、
四姉妹の秘密が明らかになり……。
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登場する四姉妹それぞれが
環境や境遇にキレまくってます。笑
とてもパワフルで私は好きでした。
次女の柊子が特に。
自己犠牲と悲嘆と怒り、
家族への愛と執着、
つんつんしているけど
本当は人情ある(はず。笑)感じが不器用で。
四姉妹それぞれの視点で描かれるのですが、
立場が変われば見える景色も違って。
本当や悔しかったり羨ましかったり、
姉や妹たちの言動を見て、自身の行動を考えたり。
とにかくてんわやわんやで騒々しくて、
お父さんもある意味変化球で、
家を捨てた母親も曲者だけど、
家族という点で離れない。
それぞれが放射線状に外に向かって走るけれど
結局真ん中にある家族という点で繋がっているような。
ビタミンカラーの表紙が良かったです。