川野泰周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世間もすなるマインドフルネスというもの、われもしてみんとて…というわけでもないのだが、SIY を読んでいるついでに関連図書が目について、先にこちらを読み終わってしまった。
(ちゃんとした)精神科医にして、(ちゃんとした)僧侶という異色の著者が、現代社会のストレスと冥想、マインドフルネス、慈悲について語る。やや突飛なところも見られるが、この手の本にしては「ちゃんとして」いると思う。中でも著者一押しという「慈悲の瞑想」(愛する人、私、恩人、他人、敵、それぞれの幸せを祈る)は、確かに SIY の中でも最も印象的なパートの一つで、これを毎日やっていたら人生が変わりそうな気がする。