川野泰周のレビュー一覧
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ネタバレ半分だと気楽に取り組める気がする。特に、物と食事と情報。参考になる考え方だった。
・「地位財」とは、所得、財産、社会的地位、物的財など、「周囲と比較することで満足を得られる財」のことです。これは、手に入れても「幸福感が長続きしない」とされています。
一方、「非地位財」は、他者との比較によってではなく、自らが主体となって幸福を感じることのできる財を意味します。健康、自由、愛情、良好な人間関係や環境などが含まれ、こちらは「幸福感が長続きする」とされています。
つまりこの「非地位財」こそが幸福の泉源”として、私たちの人生に花を添えてくれるもの。
・非地位財は心に充足感とともに豊かさをもたらし、地位 -
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基本的なことだけれど、実践的なことがあり、まず入りやすい。
意外と?説得力がある。
ストレスを認知すること(セルフコンパッション)が軽減につながる、というのが腑に落ちないけれど、みんな言ってるしそうなのだろう。
対策はインターベンションブレスレット、腕時計を右から左に移す(無視したり打ち消そうとしたりするのではなく一旦受け止めると言うことになる)
コーピング(心の切り替え)もその一つ、か。
ストレスを乗り切る、という成功体験を、重ねることで、バネにできる(気づきと受容性を増やせる)
運動の効能は、呼吸と身体の動きに集中できること(現在だけに集中する)
進捗していない仕事は、把握でき -
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ネタバレ精神科、心療内科であると同時に、禅寺の住職でもある川野泰周氏による著書。マインドフルネス(瞑想を最新の科学で解明し、誰もが親しめる形にしたもの)について書かれている。
最近、記憶力の低下、ケアレスミスなどが目立つようになってきた30代後半の私。どうやらその原因の一因として脳の酷使により、脳の疲れがあるということが分かり、脳の疲れを回復する方法を探していると本書にたどり着いた。
瞑想(マインドフルネス)は、グーグルやマイクロソフトといった世界的企業が社員研修に取りこみ、ウォール街でも大流行、著名スポーツ選手も、瞑想が仕事に効くと、取り入れているらしい。
本書によれば
1)こういった症 -
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片付けや掃除がどうしてもうまくいかない。何故だろうという気持ちが大きい。そうこうしている間にものに溢れた生活になってしまう。
片付かないのは日々の生活で掃除がうまくできない、継続してできないなどと考えたこともあった。一時は断捨離などのやり方も試したこともあったが、結局ものが溜まるのは何故か。
正直、行き詰った。このところ「やる」か「やらない」か、「0」か「1」みたいな考えに凝り固まっている自覚はあったので「捨てる」「捨てない」みたいになっていた。そもそも捨てるぐらいものが溜まる生活を送っているからこういう結果になっていることに気づく。つまり、何かしら買っているという事実がある。
そんな時、この -
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荷物が多いので、
帰宅したら「持っていったけど、結局は使わずに持って帰ってきたもの」を確認して、メモ→次回は持っていかないように。
から実践して身軽になりたい。
⭐️学んだこと
•地位財:所得、財産、社会的地位、物的、罪など周囲と比較することで満足を得られる財。手に入れても幸福感が長続きしないとされている。
•非地位財:健康、自由、愛情良好な人間関係や環境など。他者との比較によってではなく、自らが主体となって幸福を感じることのできる財。幸福の泉源。
•実は危険な捨てる快感
•プラスチックはサーマルリサイクル(プラスチックを燃やして発電に利用している)が多い。本来の日本のプラスチックリサイ -
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マインドフルネスで心を落ち着かせるだけでなく、モメンタムで心を勢いづけることで活力を与えようという内容。現代人はいつでも情報を取り入れることができ、常に脳を使っている状態だからこそ、寝る前に自分の呼吸を意識したり家事などの単純な動作の繰り返しがズボラ瞑想になったりするなど日常から脳を休ませる方法を知れた。
また自慈心は、自分を大切にすることで他人を比較しやすく人の目を気にしやすい時代だからこそ、まず不完全な自分を認めてあげることが大事だと学んだ。ポジティブな状態になるように行動する楽観主義は、ソロ活、自分の考え方の棚卸しワークによって自己認識を高められると知り、大学生になってからそれを行ってい