斎藤聖美のレビュー一覧
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何をどうするかに気を取られて、何をすべきかを決めるのは誰の責任かというもっと重要な質問をなおざりにする人がよくいる。それは逆だ。何をできる人が必要か、担当させる人がどういう人か知っていれば、仕事がどう進むかはしっかり描ける。
(引用)PRINCIPLES 人生と仕事の原則、著者:レイ・ダリオ、訳者:斎藤聖美、日本経済新聞社、2019年、429
新型コロナウイルスの感染拡大で、当代最高の投資家であり、フェジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツの創業者レイ・ダリオ氏の発言が世界的に注目を集めている。
その発言とは、レイ・ダリオ氏がインターネット番組で「新型コロナウイルスの感染拡大による -
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ネタバレブリッジウォーター社を設立、世界で影響力を持つ100人にも選ばれた著者レイ・ダリオが書いた人生の原則と仕事の原則の本。
前半は時系列に沿った著者の人生の振り返り、第2章で人生の原則、3章で仕事の原則を書いている。
第2章は著者個人が考えた人生の原則を書いてあるが、徹底的にオープンになること、オープンになった上でフィードバックを元に更に進化する事の重要性を書いている。
似たような本で、オープンになる事の重要性を書いてある本はあまりないかなと個人的には感じた。
仕事の原則の章でも書いてあるが、著者の会社起業人生になぞらえた原則が書いてあるので、参考になると思う。
ただ、少し冗長なので、時間があると -
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長いけど、内容はごもっともなもの。
「効果的な意思決定の方法」や「カルチャー」については重要かつ実行可能だから、できてなければ、そうなるような仕組み作りからすべし。
個人的に共感できる重要なメッセージは以下。
・自分の弱みを認識し、受け入れたときから変わる。
・2つの背反するものの選択に迫られたら、ゆっくり進む。可能な限り両方を手に入れる方法考えることかできる。そのときにはこれしかないと思う選択に満足せず、探し続ける。
・私欲と集団的利益のいずれが勝つかは組織のカルチャーが決める。全体のパイを大きくしようとして一緒に働くことから得られるものは、私欲で得るものよりも大きい。
・複数人 -
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自分の人生の原則をブラッシュアップするため、読みました。特に印象に残ったのは、以下3点です。
・見方が豊かになればなるほど、何をすれば良いか決める手助けになるので、なぜ人は自分と異なる見方をするのか理解しようとする好奇心が重要。
・成功の満足は目標達成からくるのではなく、上手に奮闘できたときに味わうもの。成功のシンボルと成功は違う。
・最善の方法を知らないかもしれないと心底思い、知らないことに対応する能力は、何であれ既知のことよりも重要である。
愛読書である7つの習慣に比べると、全体の繋がりが読み解きにくい構成でしたので星3です。目次に目を通して気になる箇所に集中的に目を通すのが良いと思い -
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もう自己啓発系は読む時間を取らないと決めていたのですが、
この本は読む必要性が出てきたので、ささーっとナナメ読み。
某読書ガイドを入手していたおかげで、ある程度本の中身は理解できていたので、大変助かりました。
人は努力とか意志の力では変われない、と著者は言います。
さらに、環境要因(トリガー)に多大な影響を受け、
望ましくない行動を起こしてしまう。
そんな時に役立つのが、「~しようと最大限努力したか?」という能動的な自問自答の問いかけ。
それを毎日やって仕組化する。
そんなポジティブなトリガーを作ってあげることで、人は劇的に変わるはずだ、ということみたいです。
(ナナメ読みなので、間違ってい -
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男性に比べて、女性はなぜ出世しにくいのか?女性ならではの"落とし穴"を解説。
女性によく見られる「悪癖」として、次のようなものがある。キャリアアップのためには、こうした癖を改める必要がある。
・自分の実績をきちんと言わない
人の注目を集めることを嫌がり、自分の功績を話さない。
そのため、周りはあなたの功績を理解できない。
・仕事ぶりを他の人が気づいて報いてくれると期待する
いい仕事をすれば、人は自然に気づき、評価してくれると思う。
だから、周囲に自分の仕事ぶりを主張しない。
・専門性を過大評価する
自分の価値を証明しようと、専門性を磨き続ける。
その結果、周りは、現