斎藤聖美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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歴史上の覇権国のアップダウンを一般化して、
現在の米中関係について語ったもの。
覇権国は力と金が全てで、通貨は重要な位置付けされており、
基軸通貨含めた全ての通貨は、
ハードマネー→兌換紙幣→不換紙幣
と流通性が増し、債務のインフレにより価値の切り下げや最悪の場合破綻まで進む
受け取る金利がそのリスクに耐えているかは常に確認する必要あり
(切り下げは偶発的かつ非漸進的に実行される)
産み出した債務が生産性向上や投資収益獲得に有効的な場合のみ、健全的に世界が回りバブルにならない
債務サイクルの観点からは、米国が覇権を維持するのは厳しく、中国に抜かれるのは時間の問題とのこと
(強みは -
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世界最大のヘッジファンドが築いたユニークな企業文化の神髄がアイディア本位主義。
⚫︎原理・原則しか勝たん
意思決定はシステム化され、失敗をもとにアップデートされた原則に従う。
考える→原則→アルゴリズム→素晴らしい決定
最高の成功は自分がいなくても他人がうまく動いてくれる状態。
その次は自分自身でうまくやること。
最悪なのは自分自身でもうまくいかない状態
⚫︎ ブリッジウォーターの変わらない価値観
人生と仕事の両方の原則が一緒になって良い結果が出る。
優れた結果、やりがいのある仕事、かけがえのない人間関係を、徹底的に事実に基づき、徹底的に隠し立てをしない運営で生み出す!
働いている目標にワ -
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【評価】
内容 :★★★★★
読みやすさ:★★★☆☆
難易度 :★★★☆☆
ボリューム:★★★★★
【所感】
エグゼクティブ・コーチングを生業とした著者の経験を基に、できる(ようになる)人の法則について書かれた一冊。
コーチングをする側、される側の両方の目線で学びがあった。
大前提の姿勢として「人を変えることはできない、本人が変わることを選択したときにはじめて良い方向に向かうための手伝いができる」というスタンス。如何に変わろうという意識を待たせる(気付かせる)かの重要性を説いている。
成功者ほど過去の成功に捉われ変化への抵抗を生みやすいとし、彼らが持っている代表的な20の悪癖とそ -
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Posted by ブクログ
感動した。
これはまさに狩猟採集生活ではないか?ここ最近6000年程度からの一体文明とはなんだろうか?。。。「人生というジャングルでは危険とチャンスを的確に見るためには、異なる視点、異なる能力と異なる意見をもった人の助けが不可欠となる。そういう人たちと生き残るためにミッションを共有する事ほど素晴らしいことはない」。。。これら周辺のことはまさに狩猟採集生活で、人間は食物連鎖の真ん中あたりにいた時代、皆と協力して、日々生きるために食物を狩るためにしていたことと、生きたまま他の動物に食べられないために、一致団結していたこととよく似ているのではないか。。。それが個人を超えた大きな進化のうねりの一部の -
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国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ
歴史のビックサイクルからこの先を見通す
「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次の覇権国塚になるのか、それとも別の勢力が待ったをかけるのか。ただ台湾は「一つの中国」=レッドラインと思われるし、資源獲得という昔からある典型的な戦争の火種として南シナ海の覇権問題から、このままだと遅かれ早かれ米中の戦争に至るというのが歴史のサイクルから見たメインシナリオであることは恐ろしい。
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Posted by ブクログ
最近製薬業界の負債比率が上昇している。
大手製薬会社はバイオテクノロジー企業から技術を買うことによって、研究開発のリスクを下げているため、大きな負債に耐えられるようになっている。
LBOの対象となりやすい業種は?
安定したビジネスモデルで顧客が固定化している会社が標的になりやすい。
タバコ会社、ゲーム会社、電力会社など。
売掛金の多さは
BtoB企業が一番多い
ROEのレンジはなぜどの会社も似たような数字になるのか?
株主へのリターンがあまり大きく外れると、資金がよりよい業績を上げているところに移ってしまうから。
銀行はレバレッジ比率高い
インタレスト・カバレッジ・レシオ
「金利負担 -
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自分なりにがんばってるのに、なぜかうまくいかない、、、という境遇にある人にうってつけな本
以下、人生の原則1章のメモ
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徹底的にオープンになり、徹底的にさらけだそう
他人はどう思うだろうという不安に邪魔されないように。注目と批判を集めるのは居心地が悪いが、それでもそうするのはそれがベストだと学んだから
マシンのデザイナーである自分と、マシンを動かす自分とを区別する
人が犯す最大の過ちは、自分や周りの人を客観的に見ないこと。そのままだと、自分や周りの弱みに何度も何度もぶち当たることになる。一歩離れて客観的に見ると、変化をもたらすことができる
自分を客観的に見ることは難しい。他のイ -
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ネタバレキャリアアップを目指す女性、男性中心社会で働く女性には必読本。本書が書かれたアメリカでも、女性が自分の実績を口にしなかったり、周りの人を喜ばせることを優先して自分のキャリアを優先できなかったりするのだから、日本の女性はなおさらだと思う。とりあえずネットワークの活用(専門性や完璧な仕上がりを追求するより社内社外政治)やエレベータースピーチ(自分のビジョンのために何をしており、組織にどう貢献できるのか、エレベーターで会った上司に簡潔に述べる)の準備からしてみたいと思う。また、現在の仕事がキャリアにどう活きるのか、自身のキャリアをしっかり考えていきたいと思う。
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