斎藤聖美のレビュー一覧
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【自分を変えるトリガー】
A.行動を改善する上で、効果的なのが「能動的な質問」である。「あなたには明確な目標がありますか?」といった受け身の質問ではなく、「明確な目標を立てるために、あなたは最大限の努力をしましたか?」と能動的に問うことで、どこで努力し、何を変えればよいかが見えてくる。
B.「環境」が私たちをコントロールしている私たちは、「環境」が私たちの行動を決めていることに気づかないまま人生を送っている。渋滞した高速道路で、イライラしてキレることがある。それは、乱暴なドライバーに囲まれた状態がトリガーとなり、私たちの行動を一時的に変えてしまうからだ。人は環境の容赦なき力の犠牲になることが -
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ネタバレ内容は文句無し。膨大なデータに基づいた分析から、債務問題がいかに国家を不安定させるか、議論の余地無く示している。経済にフリーランチは存在しないのだ、と言う当たり前のことを改めて思い起こさせてくれる。当たり前なのだが、この現象から逃れられた国家が存在しない、と言うことは、もう少し重く見られても良いと思う。
国内で消化していようがいまいが、債務問題を抱えていれば、いずれは通貨の価値が下がることは避けられない。だからこそマネタイゼーションが禁じ手とされている訳だし。資本主義、市場主義である限り、"This time is different" などは結局、存在しないのだろう。 -
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Posted by ブクログ
エグゼクティブの人は、もともと金持ちだから心が穏やかで結果人間ができているのでエグゼクティブなのだ、と思っていたけど、そうでもないというのがわかってよかった。
大きな違いは、主には職場の対人関係の改善に、会社がコーチをつけてくれること。なんてうらやましい。
ただ、この本でこうやるといいよ、というのは教えてくれているのでやってみる。
エグゼクティブポジションでも対家族で問題があったり「家族に対してはプロフェッショナルではなくアマチュアでいいのか?」とか、ぐさり。
私も「本当の自分はダメ人間なので、家族には本当の自分であるダメ人間であることを許してもらいたい」と思っていた。
が、ダメ人間で -
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ランナーズハイじゃなくて失敗から学ぶハイ。
ブリッジウォーター?
大事なのは、、、
誰かに質問をすれば、たぶん答えてくれるだろう。
だから、誰に質問をするかをよく考えるようにして。
自分の弱みに直面したとき, 4つの選択肢がある。
①否定する
②受け入れてそれを強みに変えようと努力する。
③弱みを受け入れ、それを回避する方法を探す。
④あるいは、追求する目標を変更する。
①は絶対に選ぶな!
個人の変化プロセスは5つの段階がある。
①明確な目標を持つ。
②目標達成の障害となる問題を明らかにし、放置しない。
③問題の根本原因を探るために正確に診断する、
④それらの問題を回避するように計 -
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ネタバレ第1章 財務分析入門
p.28 在庫回転率は、ある年に何回在庫を全て売るのかを測る。数字が高いほど、会社は製品を売りさばいてて在庫を効率的に管理しているのがわかる。
第2章 ファイナンスの思考法
p.50 ファイナンスの実務家は、経済的なリターンを計測する1番優れた方法はなにかと問題意識を抱いた。会計では純利益を重視するが、いくつかの重要な問題を無視するから、ファイナンスの専門家は純利益には欠陥があると考えた。この問題き答えを見つけようとしたファイナンスの専門家は、経済的にリターンの計測にはキャッシュの方が優れていると考えようになった。キャッシュには色々ある。利払前•税引き前•減価償却前利益 -
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ネタバレ自分を変えていくための仕組み化、行動改善のためにヒントを得るべく読書
メモ
・変化を阻む信念のトリガー
わかったらやるよ
私は意志が強いから誘惑に負けない
今日は特別な日だ
少なくとも私は●よりマシだ
私は人の助けも仕組みも必要としない
私は疲れを知らない、熱意が消えることもない
時間はたっぷりあるさ
注意を逸らすものはない、予期せぬ出来事が起こることもない
啓示で突然自分の人生が変わる
私は永遠に変わる。二度と心配する必要ない
古い問題を取り除けば新たな問題は出てこない
努力すれば報われる
誰も私のことなんか気にしていない
変わってし -
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ネタバレSNSで知って興味を持ったので読んだ本。
女性に特化して書かれた本はあまりなく、一般的には男性がメインで当てはまる内容になってしまっている(これまでのビジネスの世界が男性社会なので)ことから、このような本の存在自体がありがたいと感じた。また筆者らの自分がコントロールできる範囲で現状を改善できるようなアクションをとろう、というアプローチも良かった。
女性にみられる悪癖として12個挙げられているが、複数自分に当てはまるものがあり、非常にためになった。また、ただ悪い部分を指摘するだけではなく、その悪癖はこういった良い点の裏返しだよね、といった自分の長所も改めて確認できるような記載もあり、その点も -
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ネタバレ仕事において大事な心得が記載されていそうな本
メモ
・現実を正確に理解することは、良い結果を得るために絶対不可欠な基礎だ
・徹底的な事実と隠し立てをせずに透明であることを受け入れればもっとやりがいのある仕事、かけがえのない人間関係が得られる
・狭量な考え方とオープンな考え方の兆候
狭量な人は考えに異議を唱えられるのを好まない
心の広い人はなぜ反対か好奇心を持つ
狭量な人は質問より意見を言うことが多い
心の広い人は心底自分が間違っているかもしれないと考える
狭量な人は自分が理解されようとする
心の広い人はいつでも他人の目から物事を見なくてはと思っている
狭量な人は間違ってるかも知 -
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女性のキャリアを阻害する12の悪癖について詳細に説明されていた。この悪癖は、今までのキャリアではプラスに働いていたかもしれないが、ある時点からはキャリアが行き詰まる要因になるとのこと。
自分も当てはまる悪癖がいくつかあったが、それらは悪癖である自覚はなかったので、この本から新しい視点を得ることができた。これからの行動を変えるきっかけになる本。
悪癖1 自分の実績をきちんと言わない
悪癖2 あなたの仕事ぶりを他の人が自然に気づいて報いてくれると期待する
悪癖3 専門性を過大評価する
悪癖4 人間関係を築くだけで活用しない
悪癖5 初日から協力者を得ようとしない
悪癖6 キャリアより仕事を優先す -
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ネタバレ良著との話を何かで目にして、ファイナンスの振り返り、実務への接続強化を目指すべく読書。
お金に関わるさまざまなステークホルダー関係性、インセンティブ、リアルの一端、全体感を学べる良著。
メモ
・銀行はスプレッドビジネス。短期資本を長期資本に変える、信用供与の部分が価値部分。資産と負債のミスマッチ、高いレバゆえミスが許されない。資産の質に疑念を持たれてしまうと、資金が逆回転して破綻につながる。
・価値を創出する方法
資本コストに勝つこと
長年にわたって資本コストに勝つこと
成長を通じて利益を高いレートで再投資すること
・WACCを使う際の過ち
一つの資本コストをすべての投資に利用する
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