カルロ・ゼンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人を食ったようなタイトルからはどのような内容なのか想像もつかない。
商連と呼ばれる宇宙人に支配された地球で、惑星軌道歩兵の募集に応じて集まり、主人公と同じユニットを組むことになった地球人たちはひどく相性が悪く、とても一緒に作戦行動を取れそうもない。波乱必死の状況で、予想に違わずひどい目の数々に見舞われるのだが、逆にハラハラさせられるので、読む方としては面白い。
タイトルもそうだが、商連公用語が「スリランカ語」となっており、当然のことながら何故に?と思うのだが、とにかく虚をつく、あるいは皮肉に満ちた表現が所々に見られる。
あくの強い『エンダーズ・ゲーム』という印象を受けたが、それだけに爽快感も味わえる、そんな作品。 -
Posted by ブクログ
偉大な将軍の逃れえない死、致命的なすれ違いの外交、そして同盟国への攻勢。
いよいよ物語は終盤へ向かって行くが、読者の私は盛り上がるかと言うとそんなことはなかった。
第一に、主人公が自分の置かれた状況から逃れることばかり考えており、もはや物語の中心ではなくなっている。
第二に、この巻で起こる事件は明らかに第二次大戦中の事件をモチーフにしているのだが、あまりにそのままで捻りがない。例えるなら、スープを注文したはずが、野菜とレシピが乗った皿だけを客に出されたような。作者が手を抜いているとしか思えない。
第三に、主人公が悲壮な決意を固めたある人物に対して、その朋友を最も効果的な殺害を献策しておきながら、自分は「平和主義者」「常識人」と弁明を続け部下のキャリアを尊重する素振りを見せる白々しさ。サラリーマンのセンスを通り越した詭弁を見ているようだ。
前巻までの「予備計画」をめぐる軍高官の暗闘の方が、よほど読みごたえがあったと思うのは自分だけだろうか。 -
Posted by ブクログ
新入生の佐藤は怪しい勧誘に引っ掛かりそうになった所を大学教授のティム・ローレンツに救われ、彼のゼミに誘われる。流されやすい自分を変えたいと思い、ゼミを受講することに決めたのだが、その講義初日。
教授は学生の面々に向かって言った。
「このテロリストどもめー!!!」
「皆さんはカルトに引っ掛かりやすいテロリスト予備軍でーす!」
「なので 脱落しないでくださいね」
「脱落者がいた場合 通報しまーす!」
今年も始まった、ローレンツ教授の反テロリズム講義。佐藤たち受講者はどうなってしまうのか !?
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漫画なので表現やセリフは極端だが、基本的には「偏った情報に騙されて人生を損しないためのノウハウ」が学べる内容になっている。
テロやカルトが身近に感じられなければ、相手を詐欺集団やブラックな企業・組織・団体に置き換えても良い。情報が皆無な状況で勧誘された時の対策コラムもあり、内容は老若男女問わず万人向けと感じた。特に若い人には教授のセリフ通り「予防接種」になるかも。
「教育や貧困だけがテロリズムの発生源とするには問題が多すぎる」
「"テロリストの根っこ"とはすなわち! 知性の伴わない善意 !! 」
「思い込みの結果暴走し過激な行動に走る! 古今東西これがテロの常道です!」 -
ネタバレ
アニメ版からの印象ですが
存在Xって必要ありますか?
無神論者で超合理主義者のいけ好かない主人公に
信仰心を持たせたいからって色々画策しますが、
そもそも魔力なんて特別な力を与えてたり
主人公の性格に合ってる帝国に生まれさせたり
言動が完全に矛盾してます。
主人公に苦労させたいだけなら
魔力無しで時代遅れの軍制のダキアに生まれさせればいい。
Xのバカさ加減には呆れます。
一方の主人公もXに、
「人に飼われるのは性に合わない」
とか言いながら前世ではサラリーマンやってた超矛盾野郎。
(そんな奴は学生時代に起業して独立してろ)
より上位の存在Z(作者)が、
「幼女をWW2のドイツ側で活躍させてぇ」
と思って原作を書き始めたんでしょうから
黙って原因不明で幼女に転生させればいいだけの話。
と、どうしても気になる悪口を書きましたが、
ラノベや主人公が幼女だからという軟派的展開では全くなく、
硬派な内容で意外と見易かったです。 -
Posted by ブクログ
それなりに楽しく読み終わった。あくまで、それなりに、という限度。
主人公の過去がとってつけたようで深みがない。主人公の仲間についても同様で、記号的な「ミステリアスな過去」がありそうなことだけ匂わされ、具体的には一切踏み込まない。そのため人物造形がひどく薄っぺらになっている。厚みを持って書けないのなら残念なことだし、次回作で書こうと出し惜しみをしているのであればそれは間違っている。まさか、悪い意味でラノベ的アニメ的感性の持ち主で人間の深さに関心がないってわけではないよな?
モーツァルト、大満足、茶、あたりの習俗は面白かった。しかし、胸のすくような戦いがなくやたら、実は演習でした、と夢オチ的にハシゴを外されるのもややきつい。
とはいえ悪くはないんだ。 -
Posted by ブクログ
幼女戦記の人かぁ~、アニメは見たけど本は読んだことないから読んでみようかな、と手に取ってみました。
主人公が情緒不安定で(まあ反社会的思考で不適合者とか言われてたし仕方ないんだけど)終始お怒りモードでこの人疲れないのかなぁなんて思いながら読み終えました。それにしても地球産チキンを火星で調理して出荷するからヤキトリとはネーミングが上手い!けどチキン料理で有名どころってもっと他にありそう。BBQとか、タンドーリとか。
これからが新生ヤキトリの反撃だ!となるのかならないのか。続きは…ちょっと考えるところだなぁ。というのもアキラ君はカルシウム不足の自己中少年だし、ヒロインらしきイギリス人はそんな御大層なご意見をお持ちなのになんで火星くんだりまでやってきたの?という人だし。他の面子も色々と過去を抱えてそうですが今のところそこまで気になるって感じでもないしなぁ。まあ今後主役が変更になることもあるそうですが彼らの活躍に乞うご期待!というほど魅力的なチームかと言われると… ちょっと考えてしまう。
でも何のかんの言いながらも手に取ってガッと読まされてしまいました。というわけで読み終わった後久々にマック食べたいなぁなんて思いながら本を閉じました。 -
購入済み
急に個人思想強めで冷める
話のネタが尽きたのか卑近な話題多めで退屈。
しかも作品のフォーマットに合わせるためか浅い掘り下げと決めつけ多数でマルチ運営側の教科書みたいな内容で萎える。
作者の底の浅い思想をキャラクターに語らせるため状況を作ってるだけなので話も平坦。
学習まんがじゃないんだからもうちょっとなんとかして欲しかった。 -
購入済み
戦争ものSF
戦争ものSFの一つである。ストーリーの舞台設定や登場人物たちの性格付けはありきたりであるが、悪くない。ただ問題は、気取って持って回ったようなその語り口である。ある程度の気取りは面白いが、このレベルにまでになると嫌悪感が出てきてしまう。