吉田戦車のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【本の内容】
戦車イン電車!
激走!
鉄道の旅エッセイ。
人気漫画家が鉄道の気配と麺を求めて全国を巡る「電車の旅」エッセイ。
懐かしいセンスあふれる近鉄特急で「いつもと違う感」を満喫。
伊勢うどんをすすれ!大江戸線では異様な駅名「面き番」に困惑し、西武多摩川線で八王子系ラーメンに邂逅。
健康的イラスト&写真満載の○(マル)車シリーズ第2弾。
[ 目次 ]
ああ近鉄!―伊勢湾にひびく巨獣の咆哮
魚罵倒!―ゴッドパワーを信じて
Vゴール!―魂の兄弟たちとの出会い
生玉ネギ!―ナイスバイク号はおかんむり
六本木!―ああミニスカポリスの脚
サンドイッチ!―胆沢平野に白鳥は舞う
ザネリ!―賢治ゆかりのつるつるしたもの
ジェームス!―八方尾根にコンタクトは光った
レール!―歳三うどんはミルク入り
戦車誕生―よみがえれスマートな俺よ!〔ほか〕
[ POP ]
吉田戦車が電車に乗って旅に出る。
そこで見たもの、聞いたもの、食べたもの、思ったこと、考えたことを自由気ままに綴った紀行文。
「吉田戦車というと、えーっと、かわうそ君、だよね……?」くらいの知識しかなくても、存分に楽しめる。
過激で豪快で破天荒な雰囲気を勝手に想像しつつページを開いたが、まったく違う。
実につつましやかで、ほほえましくて、こんな言われ方は心外だとは思うが、なんだかかわいらしい。
行く先々で必ず面白いことに出会う、あるいは面白いことを見つけてしまう、思いついてしまう著者のアンテナの冴えっぷりが素敵。
何かしてやろうという意気込みはまったくないのに、それどころか、かなり気の抜けた旅路なのに、あんなことが起きたりこんなことに遭遇したり。
ところどころに添えられたイラストも、なんとも楽しい。
本書の前後に出された「吉田自転車」、「吉田観覧車」も読まずにはいられなくなること請け合い。
そこかしこで顔がにやけたり吹き出しそうになったりしてしまうので、電車のなかなど人目のあるところで読むのは避けるべし。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
2001/9~2002/2にWeb現代に連載されたエッセイです。愛車のMTBナイスバイク号にまたがり、颯爽とサイクリング!という本。ではなく、調布近郊をブラブラするゆる~い本です。時には足が痛くなってリタイアしたり、自転車を持っていっても乗らなかったり、競輪に行ったりと、淡々と私と同い年の筆者の日常が展開されます。それにしても、この人、本当に麺好きね。
ナイスバイク号の誕生
激走!穴場的蕎麦屋の彼方に
真昼の温泉蟻地獄!暗闇にひびく歌声
暴虐の凶駐輪!映画は大映
立て我が子よ!歩道のぐにゅっとした物
燃えよ体脂肪!ジブリ美術館は予約制
秋の出会い、私をニコタマから連れて逃げて!
まねき猫にまねかれたお殿様 豪徳寺
山梨県に忘れてきたノートパソコン
ガラスの膝!しのびよる軟骨の摩耗
牛の涙!他人のサドルは蜜の味
タイヤ!白昼にひびく熟女の悲鳴
キリスト!横穴に眠る家族
副都心!寒風をはねかえす汁麺補給
山本登場!オモチャ売り場で高まる物欲
ウマ年!二〇〇二年に幸あれ
麺類?俺の唯一知っている選手
トイレでの戦い!みちのくひとりチャリ
過去へのリベンジ!岡本太郎美術館へ
自転車の起源!セレリフェール型の問題点
著者:吉田戦車(1963-、奥州市、漫画家)