野波ツナのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アスペルガー症候群(受動型)の旦那様をもつ著者による、コミックエッセイ。
前から気にはなっていたんだけど、今回、友人の勧め?により読んでみました。
身近に当事者のいない方にはピンと来ないかもしれないけど、職場にそれくさい人がいるので、なんとなく分かる…
最後のほうは、なんだか切なくなってしまった。
アスペや発達障がい当事者の方の手記は読んだことあるんだけど、本人の頑張りが伝わってきて、元気になるようなものばかりだった。
でも、本人の身近にいる人は…?
アスペの人は非常に生きづらさを感じている人が多いとも聞く。
けど、身近で、チカラになりたいと思っている人の気持ちもそうとう切ない。
空回りし -
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Posted by ブクログ
NetGalleyで、野波ツナさんの「発達障害・グレーゾーンの あの人の行動が変わる言い方・接し方事典」を読ませてもらいました。
6月25日発売予定です。
読み始めてから知ったのだけど、『旦那さんはアスペルガー』の作者さんだった。
発達障害やグレーゾーンではなくても、みんな何かしらの傾向は持っているんじゃないかと思っているので、より良い接し方がわかるかなと興味を持って読んでみた。
家族に当てはまる内容がちらほらあった。
不安になりやすい、判断は「白か黒」、「ながら作業」はできません、など。
数字で期限を具体的に示す、まず「本質」だけを短く言う、言葉で表現されたものがすべて、などが参考に -
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購入済み
旦那がアスペです
一緒に暮らし始めた旦那さんがアスペ疑惑があり、いろんな本を読めば読むだけ、解決法が見つからなかったですが、この本には解決メインで書いてあってとても勉強になりました
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購入済み
我が兄
未来を考えられず、今という概念しかない。
母親が一番の家族。
曖昧、抽象的な表現は通じない。
してもらって当たり前。
話し合いが出来ない。
自分で決められない、人に決めてもらおうとする。
更に兄は厳しい父親と、勉強も出来なかった事から否定される機会が多く「なぜ出来ないんだ!出来るように努力しないんだ!」と聞かされ続けて育ったのでアキラさんの様に穏やかではない。
逆ギレして丸投げして逃げてしまう。
どんな状況でも好きな事はする。
両親が将来いなくなったらどうするんだと聞いても話し合いにならない。
なのに最後は人に頼る(アキラさんが借金を繰り返して人に頼る様に)事に対し -
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Posted by ブクログ
ネタバレアキラさんは1人暮らしでしあわせになりました。本人の自由の範囲が広すぎず狭すぎないのがアスペルガーの幸せで、適度な枠がアキラさんには1人暮らしだったみたい。
小さな1DKで1人暮らし、週払いの給料。→二部屋以上の住まいで月給生活というふうに、枠の広さを広げてから、他人との共同生活にチャレンジしていたら、借金による家族離散はさけられたかもしれません。でも、本人と親にアスペルガーがわかっていなかったから、なにか訓練が必要という発想がなかった・・・・。
困り感がないと訓練の必要を感じない。
困り感が強いと二次障害を受けやすい。
本人が困らないとパートナーがカサンドラ症候群になる。カサンドラになったら -
Posted by ブクログ
世間では婚約時代の2人に「今が一番いいときよ」という人が珍しくありません。でも著者の結婚は、夫になったアキラさんの気持ちが、婚約時代と寸分かわらなったゆえに、別居にいたりました。
定型発達の人は、子どもが成長する間だけでなく。大人になっても変わり続けることを求めているものなんですね。自覚がありませんでした。
ドラマも物語も「変わらない気持ち」を美徳とすることが多いけど、それは多くの人の気持ちが変わって行くから、変わって行くのが当たり前だから、その中の変わらない部分が貴重に思えるってだけで、変わらないのがいいことではなかったんだ、とこの本を読んで思いました。
変わろうとも、変わりたちとも思わない -
Posted by ブクログ
妻は夫と添い続ける努力をするも、別れてやり直す努力をするも、自分の選択で選べます。でも、子どもは親を選べないんだな。。。。
「なんかヘン?」なパパだけど、子どもたちはパパを好きだから、大変。親を嫌ったり憎んだりするのも大変だが、好きなパパに傷つけられることが残酷に思えます。
愛しているのに愛させてもらえない子どもと、愛しているのに傷つけてしまう親は、残念な組み合わせ。
ただ、子どもはいつまでも子どもじゃないから、いつかこのASパパ(アキラさん)に傷つけられない強さを獲得できるかもしれない。それが希望です。
しかしパパの方は、いつまでも親役割を果たすことはないでしょう。親役割を果たさない親を子ど -
Posted by ブクログ
旦那(アキラ)さんシリーズ第一弾。
どうしてアスペルガーのアキラさんが「心がひろい人」に見えたのか、なぜ子どもが2人生まれるまで旦那(アキラ)さんのアスペルガーに気付かなかったのか、読んでみてその疑問が解けました。
アキラさんには嘘も演技もなくて、ツナさん(現在は妻)が自分にいいように解釈していただけ。
ただ、その解釈は、当時にしたら無理のないものだったし、ツナさん以外にもアキラさんのことを「心が広い」「穏やかな人」と思った人は少なくなかったんじゃないかと思います。他人の性質をネガティブにとらえるより、ポジティブにとらえられた方が、社会的にうまくいくことの方が多いのですから、ツナさんの受け止め