安澄加奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
武官になるのが嫌で家出した先で出会ったのは
かぐや姫に関する少年達。
序盤で少年達の正体が分かるわけですが
ある意味全員すごいです。
子供特有の無邪気さと純粋さで進む彼らと
自分の都合で進んでいる主人公、と幼馴染。
読み進めて行くと、主人公誰だった? という感じです。
順調に集まっていくので、これは最後まで? と思ったら
それはそれで想像力羽ばたく最後に。
始終、わくわくどきどき、というよりは
どうするつもりなのか、という展開。
悪用している人と、ないと抵抗も出来ない人。
こういうのに直面すると、どうしていいのか
さっぱり、になります。 -
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Posted by ブクログ
高校生が平安時代末期(源平合戦)にタイムスリップする話といえば朝倉卓弥さんの「君の名残を」を思い出す。
しかしこちらの方が歴史物というよりタイムスリップしてしまった3人の成長物語&青春物という色合いが強いと思う。
ただ残念なのはちょっと話を詰め込み過ぎてるかな?
その為に安倍晴信やら重要かなと思われた人物の扱いが雑な様に思えた。もう少し絡むかと思ってた(爆)
「はるか遠く、彼方の君へ」このタイトルは凄く好き。義経からのメッセージとも取れるし反対に夕鷹から義経へのメッセージどちらとも取れるから。「過去」と「末来」は遠く隔たりがあって決して交わらない。
けれど想いは何かの形で繋いでいく。
屋島の陣 -
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