あらすじ
京都へ修学旅行中の高校生・夕鷹は、博物館で古い剣を目にしたとたん、気が付くと炎に囲まれた見知らぬ土地にいた。 武士に襲われたところを助けてくれた男は、源九郎義経と名乗る。 そこは平安時代末期、源氏と平家の激しい勢力争いのさなかだった。 ほかにも2人の高校生、華月、遠矢と出会い、夕鷹たちは「平家物語」の記憶を辿りながら、元の世界に戻るために神器の剣を探す。 ラストには感動が押し寄せるタイムスリップ青春小説!
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Posted by ブクログ
源平合戦。授業で習ったけど、ちゃんとはなしきいとけばよかったと後悔。
とりあえず平家物語もう一度を読もうと思う
那須与一が個人的には好きだったな…
まだこの余韻にひたってる
あぁわたしもタイムスリップしたい
続編、出たらいいな
遠矢と美弥姫が気になる。気になりすぎて眠れない
もうほんとすき
2016 9.26
Posted by ブクログ
ひっそりと、優しく、わくわくした。
強烈にわくわくがやってくるというより、優しくて面白いって感じ。
ページを捲る手が止まらなくて最後まで続きが気になって登場人物みんな魅力的で(個人的に大好きだと思える登場人物だらけ)
わくわくした!っていうと、なんだか壮大で強烈な感があるのだけど、壮大でも強烈でもなかったのよね。
いい意味で!!
いや、まあ、設定とかストーリーとか、壮大なんやけどね。笑
この作者さんの作風なのかしら。あたしの受け取り方もあるんやろな。壮大やけど、強烈に強いものじゃなくて、優しくて暖かいものって感じがした。すごく。
うん、個人的には、そこがなによりの魅力。
Posted by ブクログ
◼️ 安澄加奈「はるか遠く、彼方の君へ」
高校生たちのタイムスリップ源平合戦。歴史は、どう変わった?
家庭環境に恵まれず人らしい感情を失っている桐谷夕鷹(ゆたか)、幼い頃夕鷹の隣に住んでいた活発な女子高校生・阿南華月(かづき)、医師一族に生まれ自らも医学部を目指している遠矢宗一。静岡、長野、東京と違う地域の高校に通う3人が修学旅行の京都国立博物館で三種の神器の剣を見て、同時に源平合戦の時代にタイムスリップ、源義経に拾われ、庇護される。元の時代に帰るには、剣が必要と考える。それは義経が探しているものでもあったー。
タイムスリップ、時代のギャップに別れの切なさ。パターンとしてはよくあるライトノベル風のもの。でもなるほどうまく作ってるな、と感心する。
エリアの違う高校生を集めるには修学旅行の京都であり、三種の神器は壇ノ浦の戦いで海中に没したものを源氏方が必死で探した史実から共通のポイントとなり得るし、高校生のうち1人を医師志望にしたのは病気や傷への知識をさりげなく使うため、などなど気が利いている点が目につく。何より歴史的大転換点の源平の争いと伝説を上手に絡ませているからおもしろい。
華月が弓を習う那須与一への憧れの心、さらに宗一と、平家から来た美弥姫と宗一との恋、さらに夕鷹は・・と高校生ものらしく一途で初々しい色もついている。
夕鷹たちは武術や馬の鍛錬をし、対立する梶原景時も含め義経方の人間関係の中にいて、一ノ谷から壇ノ浦までの戦いを体験し、それぞれ変わっていく。現代に帰ってからのエピローグ篇も収録されていて、満足感がある。
言ってみれば永遠のパターンを踏んでいる物語。しかしそういったものは他にもたくさんある。要は史実をどう読み解くか、物語をどのように肉付けしていくか、にかかっているかなと思う。
結局、芯の謎が弱いなという感想ではある。でも歴史をなぞり直しながら楽しく読めて爽快感があった。願わくばこの書評が、著者本人が望む続編出版に向けてささやかな力を添えますように。
Posted by ブクログ
高校生が平安時代末期(源平合戦)にタイムスリップする話といえば朝倉卓弥さんの「君の名残を」を思い出す。
しかしこちらの方が歴史物というよりタイムスリップしてしまった3人の成長物語&青春物という色合いが強いと思う。
ただ残念なのはちょっと話を詰め込み過ぎてるかな?
その為に安倍晴信やら重要かなと思われた人物の扱いが雑な様に思えた。もう少し絡むかと思ってた(爆)
「はるか遠く、彼方の君へ」このタイトルは凄く好き。義経からのメッセージとも取れるし反対に夕鷹から義経へのメッセージどちらとも取れるから。「過去」と「末来」は遠く隔たりがあって決して交わらない。
けれど想いは何かの形で繋いでいく。
屋島の陣容をなんとなく頭に入れてるだけで後は歴史的な知識がなくても全く気にならなかった。
反対に変に知ってると義経があんなに格好良く書かれてるのをすんなり受け入れられたかどうか。←おい。
拿編のメールアドレス、考えてるよね。
判る人には判るアドレスだ。