長沢伸也のレビュー一覧
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カルティエと題していますが、リシュモングループの各腕時計ブランドについて記載されています。各ブランドの歴史やブランド哲学、各ブランドが持つ経営資源とその使い方についての記述が豊富。一方でラグジュアリー戦略の本筋部分は著者の長沢伸也氏の他の著書の方が詳しく記載されています。Posted by ブクログ
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ラグジュアリーブランド 絶対的で比較対象がないもの(≒プレミアム)
歴史、土地、人物、技術 利便性以外のDNAや歩み
人間が行う行為の質を高めるもの
コングリマット ブランドごとの売り上げ利益 非公開
LVMH: ヴィトン、ロエヴェ、CD、ティファニー
Kering: グッチ、サンローラン...続きを読むPosted by ブクログ -
読もうと思った理由
ヨーロッパ企業のブランド経営について知りたいと思ったから
気づき
・日本企業が参考にすべきはGAFAではない
・今こそ日本企業は、価格破壊に抗い、それぞれの業界
における高付加価値化、高価格化を目指していかなけ
ればならない
・価格競争から抜け出すために
①一人の顧客に生涯...続きを読むPosted by ブクログ -
知らなかった世界。エルメスとルイヴィトンは真逆の経営スタイルであることに驚き‼️
高級ブランドのコングロマリット化が成されているとか初めて知った。
その歴史、こだわり、マーケティング、どれをとってもルイヴィトンは最高❗️
買いに行きたくなる。Posted by ブクログ -
スウォッチグループの歴史と共にスイス時計産業の勃興とそのブランド戦略の変遷を解説する。
学問的な見地から詳細に説明されており、出典やデータなどは非常に細かく正確だが、読み物としては少々煩雑に思われる。
1960年代のスイス時計産業の構造的な問題は比較的小規模な事業者が多角的なラインナップを揃えよう...続きを読むPosted by ブクログ -
ココ・シャネルのシャネルではなく、現代のシャネル社についてが中心。他のラグジュアリーブランドと比べて、特徴的なのは、独立経営である点なのだそう。エルメスとの比較、相違点なども触れられている。知的財産権に対する戦略は特に興味深い内容だった。Posted by ブクログ
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キーワードは
伝統と革新。
いずれを推進するにしても、経営として基本的で地道な施策の上に成り立っているとわかった。
すごい秘密など隠されているわけではなく、当たり前のことを考え、考え抜いて確実に実行する、の繰り返し。
企業理念、人、組織、すべてを大切にすること大事だが、なかなか出来ない。
とても学べ...続きを読むPosted by ブクログ -
シャネル本人について書かれた本は、たくさんあるけど
死後の会社組織としての「シャネル」について書かれた
ものはいまのところこれだけでは?Posted by ブクログ -
伝統を引き継ぎながら常に進化を繰り返す。ブランドを永続させるために最も大切な要素。それには創設者のオリジナリティとクリエイティビティ、情熱と理念をしっかりと引き継いでくれる後継者が必須。ココも偉大だけどカール・ラガーフェルド氏はもっと偉大。なぜなら自分の思うまま何かを創り出す方が容易だから。そんなこ...続きを読むPosted by ブクログ
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自らのファーストキャリアとして、マス・マーケティングとブランド・マーケティングのどちらに身を置きたいのか考える上での参考に。扱うものは異なるが、ブランドのストーリーが重要となるラグジュアリーブランド(マーケティング)としては、大変参考になるブランド、ルイ・ヴィトンについて今後も勉強していきたい。Posted by ブクログ
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ルイヴィトンのブランドとしての戦略をマーケティングの4Pに分類して記した本。
伝説というには大げさだが、なるほどと納得させられる打ち手があり、興味深かった。
ルイヴィトンやその他の世に言うスーパーブランドと言われるものが、マーケティング用語としてのブランドとは別次元のところにあり、その決定的な違いが...続きを読むPosted by ブクログ -
「三方良し」売り手 買い手 世間 株主はない低成長
欧州ラグジュアリーブランド 地場伝統ものづくり企業
国内地場産業 2015年までの30年で企業数生産額とも1/10
ルイ ヴィトン マーケティングの定石と相反する
絶対品質、感性品質、高価格 絶対価値 パブリシティ 逆張り
ラグジュアリ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の前作からの流れで書いていることを折に触れて書かれており、前著を読んでいないことからくる前提知識の不足がたびたび気になる。
実は、前著を読んでいなくても十分読めるのだが。
内容としてはヴィトンの経営哲学や理念について、マーケティングの4Pに沿って解説されており、読みやすい。Posted by ブクログ -
サバイバルウェディングをみて興味を持った。
少し前の本なので、今はだいぶ異なる環境かもしれないが、それにしても特殊な世界だなと感じる。Posted by ブクログ -
ルイ・ヴィトンの経営戦略から、ブランド維持のための様々な手法を学ぶことができる。
一企業だけを深く掘り下げている本は珍しく、好奇心を刺激された。Posted by ブクログ -
ブランド名ならまだしも熟語にいちいち原書の単語が括弧書きで示されていて、まるで「わかりたい貴方のための!(おじさんむけ)英単語を覚える本」みたいだ。こんなに分厚くて重たい本にする必要がよく分からない。社長室の本棚に積ん読されていそう。ハイエンドな製品を売るターゲットを決めるには、という本。ファッショ...続きを読むPosted by ブクログ
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全3部のうち、第1部を読んだところ。
訳がこなれていないというか、訳注を多用した結果言いたいことがぼやけている箇所が多い。
が、それをさっ引いても、よく分からない。
分かっている分だけを何となくまとめてみる。
・ラグジュアリーは、かつては社会階層を示す印であり、今日の自由平等社会では、社会階層を...続きを読むPosted by ブクログ -
少し前の書籍を古本屋で購入。だからなのか、あまり新鮮な情報がなく既知の話ばかり。豊富な事例で最強のブランドは頑固なまでの職人気質(品質)と決して下方拡張しないプライド(態度)によって成り立っている、ということがよくわかる。Posted by ブクログ