小山太郎の作品一覧
「小山太郎」の「イタリアのデザイン経営 ―EV,ファッション,インテリアの事例―」「イタリアのデザイン思考とデザインマネジメント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「小山太郎」の「イタリアのデザイン経営 ―EV,ファッション,インテリアの事例―」「イタリアのデザイン思考とデザインマネジメント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
デザイン経営という考え方について、グローバル企業の具体的な事例を通して学ぶことができた。商品の購買や満足感には空間と調和するデザインが持つ力が大きく、それが企業価値の長期的な向上につながることは納得に値した。バルミューダやダイソン、イケアに現代自動車と、世界中で成功しているデザイン経営の事例を見ると、CDOと呼ばれるようなデザイン責任者が会社の指揮を取れる仕組みだと機能する。アップルではティムクックがCEOになってからは、デザイナーが好きな製品を追求できる環境が無くなったことが近年のアップルの停滞につながってるとされる。今はApple Watchや新しい製品を通して、デザイン的な製品の価値を再
Posted by ブクログ
献本されたので読んでみた。デザイン先進国であるイタリアのデザイン起業家数十名が、具体的なデザインマネジメントの仕方を生々しく証言している第5章が圧巻。マーケティングでもなく、ラグジュアリーでもなく、グッドテイストを中心にしてデザインマネジメントが行われているというのには驚いた。日本企業はこのマネをすればいい。それに、デザインデザインとは何か、という問いに対する最終解決的な定義がなされていて面白い。そもそも、イタリアでデザインを意味する言葉はプロジェクト(progetto)であるため、designという言葉の語源を探るのは意味がないわけだ。そもそもデザインの起源がバロックであるというのは初耳。今
Posted by ブクログ
トム・ケリーの「発想する会社」を読んだのは今世紀になってからか…それ以来IDEOに対する尊敬はずっと続いています。個人的な思い出もいろいろあるけど、それはさておき「デザイン経営」というストレートな書名に、これは読まないわけにはいかない、ということでチェックしました。イノベーションの方法論として、この言葉を使う書籍はあったような気がしますが、シンプルにタイトルとして見たのは初めてです。ただあとがきにあるように本書が「失われた30年を取り戻すための処方箋」だとしたら「発想する会社」の時点から日本の経営はあまり動いていないのかもしれません。それが成し遂げられなかった歴史的要因についての著者の視点をい