乃木坂太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
……ど、
どうして荒瀬先生を…!! 麻酔でたくさんの患者を殺した人ですよ!
荒瀬の技術が、 患者に必要だからだ。
!!
……今も、 医療を金でしか計れない……そんな医者なんですよ!!
製薬会社と結託してヤバイ論文に手を貸した時から、 ――――何も変わってない。
――悪党の、 ままだ!!
悪党を許せないなら、許さなくていい。
あいつは、責められるために今も悪党やってんんだからよ。
自分の犯した罪が、 一生かけても許されない事は、荒瀬もよく知っている。
だから、 あの意地っ張りは他の道を選べなかった。
これからも、 引き返すつもりはないだろう。
………… だが――お -
Posted by ブクログ
私はセンセイと兄を、 どうしても並べて見てしまうんです。
論文のために朝田先生の才能を利用し―― やがて自分の都合で切り捨てる。
真面目で堅くてどことなくモロい、 そんな性格も似てる…かな。
………そうね、 あなたから見れば何も違いはないわよね。
そうじゃないんです。
兄は医局で生き残るために、人間としての魂まで売ってしまいました。
だけどセンセイには、 決してそうなってほしくない。
あなたには医局に呑み込まれてほしくない、 そう思ってる。
私の、 恩人だから。
……? 恩人?
もしセンセイが私たちの前に現れなかったら、 今でも兄の呪縛に囚われて、
暗い海を、 二人で見てたでしょう -
Posted by ブクログ
【本について】
天才外科医が挑む心臓手術。
その助手を務める女助教授は大学病院の改革に挑んでいた。
そして、
ふたりが育てた研修医は
理想の医療を探し歩き出した。
【内容】
大学病院の教授選、真っ只中。
天才外科医・朝田を擁する加藤助教授に対立する他大学の霧島医師。
この巻では霧島医師が自分の目指す医療を主張している。
そして、それを見た研修医の伊集院は何を考えるのか。
【感想】
確かに、天才がもてはやされる現代ですが
取替えのきくオペチームという発想はとても重要だと思います。
医療のあり方を考えさせられる巻でした。
この漫画を通じて、
私なりの理想の医療というものを考えていけたらと思いま