田辺イエロウのレビュー一覧
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ネタバレ投稿作の「闇の中」が凄く好みでした。
「フェイク!」や「バースデイ」も楽しい。
デビュー作の主人公は投稿作での主人公二人組の内の一人ですが、
二人組そのまんま出してくれてもよかったと思う位でした。
個人的なことですが、
田辺先生は投稿作とデビュー作ではミリペンを使用していらっしゃり、不評ゆえにそれ以降の作品をつけペンに変えたらかなり漫画らしくなったと書かれているのですが、
確かにミリペンで描かれた作品とつけペンで描かれた作品では画面のハリが全く違って見えました。
漫画の描き方などの本でもよく解説されることですが
作品全体を通して見るとここまで違って見えるものなんだなと実感することができまし -
Posted by ブクログ
守美子さーん!! 全登場人物中最も底の見えなかった彼女の動機が無力感から来るものだったとか……! そしてごめんなさい、あの感動的な別れのシーンでつい「やったやっぱり修史さん男前だったんだねひゃっふう!」とか握り拳固めててごめんなさい、いやさすがにそこを注視したのは再読したときだったけど!
少年まんがにしては色々珍しい最終巻。最強の力を培った主人公たちは戦わず、ラスボスたちはほぼ自滅、すべてを救うことはできず、主人公は大人たちの計画をひっくり返すことなく最後まで乗っかった。
時子さんは墨村と雪村の真実に薄々勘づきながらも、互いに競い高め合う関係を崩さないために敢えて馴れ合わなかったのかな -
Posted by ブクログ
初期設定の結界師が読めます。良守がでかい(笑)ヒロインも居ない。やっぱり少年マンガは主人公が少年の方がいいですね^^
題名にもなっている「フェイク」が凄く面白い話でした。絵を描くと具現化出来る才能、これってちょっと錬金術にも通ずるところがあるかも( ´∀`)有り得ない才能ってやっぱり創作の醍醐味。「ないものを作る」才能は漫画で読むに限りますね!この作品大好き。連載してほしいくらい!
ミリペンで描いたという作品も載ってましたが、当時からお上手なものの、結界師がいかに完成した絵だったかが分かります。漫画家さんが昔の作品を世に出すのは恥ずかしいんでしょうかね〜。全ての作品にコメントもついています。
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Posted by ブクログ
鬼姫様お美しい……! 若い頃はさぞとか思ってたら期待以上でしたよわーい! 雷神様のシビアな采配にも痺れましたが、敵に能力振るえなかったのは最後の手段として精神支配を逃れるためかな。ちょっと残念。
時音ちゃんマジいい子。 あの神殺しがここで活きてくるか……! 主人公勢が続々最強クラスになってるけど、そこまで来て最終決戦で主人公たちが直接は戦わない展開を選ぶ結界師が大好きです。
守美子さん、「心が揺れたことはない」って……つまりそれは修司さんのプロポーズは即決で承諾余裕だったとつまりそういうことなんでしょうか!(多分違う) それともプロポーズは守美子さんから? それも美味しい!(違うから)