花沢健吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
花沢健吾は、ボーイズオンザランで、どーーーしようもない男を描いて、この人の表現面白いな、と思ってたんだけど、
そこに、アクション&ホラー(?)を加えると、いい具合に、リアリティ出てくるのが、面白いな、と、この作品見てて思う。
ことあるごとに、「アイアムアヒーロー」とつぶやくくせに、結局ヒーローらしいことぜんっぜんできない英雄を見てると、
俺のがまだまし、とか、あーあるある、とか、変な励まし方されるのではないだろうか。
けっこうグロ&シリアスな展開のはずなのに、力抜けて読めるのは、この英雄のどうしようもなさのなせる技に違いない。
5巻の最後から、展開に変化があり、6巻で、それを受けて、また新しい展開の可能性が見えてきて、今後がまた楽しみになってきてます。
それにしても、久保ミツロウにしても、花沢健吾にしても、浅野いにおにしても、
最近の漫画家って、音楽好き多い傾向あるような気がするけど、
最近、とかじゃなく、昔からそうだったのかな。
ジョジョの荒木飛呂彦は、極端な例のような気がするのが、計算に入れてない。
その辺り、どんなもんなんでしょうか? -
Posted by ブクログ
世の中には「絵に描いたようなサクセスストーリー」が存在する。
この作品はその真逆に位置する。「絵に描いたような失敗ストーリー」
とでも言えるのでしょうか?
出来すぎたサクセスストーリーは嫌いです。
でもその逆、出来すぎた失敗ストーリーも苦手だった。
なんと言うか、出来すぎていて。
主人公は女を寝取られて、決闘を申し込む。
そのために特訓をする。その過程もかっこ悪い。女も酷い。
色んなものに虐げられる。努力は報われない。
なんて出来すぎているんだ。
でも、こういう話を読んでいて、アツくなる自分もいる。それは少し悔しい。
このアツさだけは、心の奥底に届いて、今日を生きる原動力になっている、そんな気がする。
する。 -
Posted by ブクログ
昨日の読売新聞の夕刊で紹介されていたので、読んだことを思い出した。ということは、まさに僕にもルサンチマンなマンガなのかもしれない。
読み始めた理由は、ネットの世界の描かれ方にさほど違和感を覚えなかったのと、SF的な展開で・・・だったと思う。個人的には男の生物としての本性の部分に負けたと思い込んでいる書き方なので、好きではない。
表現もどぎつい。今、感想を書いていて、そこまで描かんでも良かったのではと思ったが、そうだったら私は読んでいなかっただろう。
なにかこう、えぐられる苦痛の快感というか、ごまかそうとしていた自分の一部を正面から見据える、見据えたが為にスパークする神経、左右の眼が泳ぎそうになる感覚というか、でもあるんだから見ようぜという怖いもの見たさというか、そんな自虐的な快感・・・というより面白さを感じる。登場人物の神崎陽一郎には惹かれたかなぁ。
作者もとても怖がりというから、それも理由の一つかもしれない。現に今もアイアムアヒーローもその味が良く活かされているような解説が新聞に載っていた。読んでみてもいいかもしれない。