大河原邦男のレビュー一覧
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ネタバレアムロとシャアの初戦闘。
通常の三倍速いシャア専用ザクに翻弄されるガンダム。
シャアの「おもしろい。こうまで侮り難い敵か」という台詞は、アニメ版では描かれなかったシャアの本音が現れている。
ルナツーで補給を受けるシャアのムサイに奇襲をしかけるブライトだったが、ワッケイン司令の登場により勝利目前で手を引かされる。
正規の連邦軍によって拘束されたホワイトベースの乗組員だったが、シャアによる奇襲作戦による混乱の中で自由を取り戻す。
ニュータイプたちの感応が始まる。
ワッケイン「寒い時代だとは思わんか」
ジャブローを目指して大気圏に突入するホワイトベースをシャアが狙う。
「モビルスーツの性能の違いが戦 -
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今更ですが、「The Origin」を少しづつ読んでいます。
あえて、私なんかがレビューを書くまでも無いと思っていましたが、9巻で書きます。
9巻では、
宇宙世紀0068年からの事が書かれています。サイド3が、ムンゾ自治共和国と呼ばれていた時代です。
そう。ジオン・ダイクンが演説中に倒れた瞬間です。
9巻の終わりは、キャスバルとアルテイシアが、ジンバ・ラルと共にザビ家から逃れ、地球に逃げ出す所まで。
以降、14巻のルウム戦役まで。この6冊だけでも読む価値があります。
キャスバルが、どうやってシャア・アズナブルになったのか?
アルテイシアはなぜ、セイラ・マスなのか?
士官学校時代のガルマ -
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ネタバレついに、ついに完結まで読み終わってしまいました。マニア垂涎の裏エピソードまで描かれていて、毎巻楽しみに読ませていただきました。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」それはシャア・アズナブル、キャスバル・レム・ダイクンの復讐劇なのでした。母を殺され、ザビ家への復讐のためにしか生きられなくなった青年の悲しい物語。
権力者の身勝手な思想とプライドをかけた戦争の中で、人生を狂わされ、翻弄されていく若者たち。
最後にシャアが虚しさに襲われて変になっていく様は、読んでいて悲しくて悲しくて、、最後は恨みのバズーカ砲でキシリアの首を飛ばしますが、シャアの心中を思うと泣けてきます…(T_T)
アムロの「ま -
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原作ではあまり語られていないニュータイプ観にこの時点からより突っ込んでいるのが最も違いとして印象的。本編で分かりにくいところがどんどん具体化されていくため原作ファンにはたまらないと思える。
脱出用コアブロックの成立理由を立てたりジムの活躍で盛り上げたりとメカニック設定の面でもツボを抑えてくる。
ジャブロー到着の盛り上げ方やミライとブライトの関係、ウッディ大尉の活躍、セイラの動揺と魅せ方の面でも丁寧で心情をつかみやすいため原作以上に話をつかみやすい。
ジャブロー戦自体では子供たちの爆弾処理の回とジャブロー内での戦闘を直結させることでテンポが良い。またシャアだけが有能に見えたり、アムロとシャアのお -
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機動戦士ガンダムTHE ORIGINの21巻。
-ひかる宇宙編・前-ということで、ソロモンを攻略しア・バオア・クーへと迫る連邦軍。
その最中、ソーラレイにより連邦・ジオンのトップが戦死。
連邦軍の戦力の半数を失いながらも、ア・バオア・クー攻略へと突き進む。
アニメには無かったア・バオア・クー攻略前のブライトによる演説というか
MSパイロットたちへの激励シーンがいい。
「逆襲のシャア」のアクシズ攻略前のシーンとだぶる。
もちろん逆シャア時代に比べてまだ新兵時代なので、なんというか拙い感じ。
しかしその中にも皆への熱い思いがあるので十分伝わります。
他にもシャアとキシリアの対話、
ギレンの「あ