かなしろにゃんこ。のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
気持ちが軽くなれました。
現在4歳の男の子の母ですが、発達障害の事を調べていくうちに我が子と似た点が多いと感じたものの正解の接し方は分からぬまま過ごす中で、この本には実際の発達障害と共に成長してきた息子さん自身の体験談が分かりやすく書かれていて、心に響く内容でした。悩んでいるのは私だけじゃなく、息子自身が誰よりも悩んで苦しんでいるという言葉に共に頑張っていこう。という気持ちが持てました。この本に出会えて感謝しています。
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Posted by ブクログ
ADHDの子どもの思春期の親子バトルを描いた本というのは、なかなかない。親本人がマンガにしているので、伝わってくるものがすごく強い。子どもの特性を理解することにも役立つし、大人の関わり方にもいろいろあることもわかる。
専門家の田中先生の解説はこの巻でも端的で分かりやすい。
特に参考になったのは、
「子どもを責める前に、むしろ「彼らが失敗してしまうような状況をついついセットしてしまった僕たちの問題」と反省して、修正案を呈示したほうが平和的に解決できる可能性が高い」というところ。(p128)
子どものことを考えたよきアドバイスが目白押し。
巻末には周りの子に特性を理解してもらうための「○○通信 -
Posted by ブクログ
この本は主に発達障害のなかの子供(学童期)にかけての支援方法が掲載されている。著者、小島氏が実際に経験し試行錯誤して対応してきたため、説得力があり、筆者も支援員である故にその場面が想像しやすく参考になった。中でも「ど」言葉が積極的に使っていこうと思えた。筆者は青年期の発達障害を抱えた人々を支援しているが、実年齢より精神面はかなり遅れがあるのが現実。この本にある子供たちにもあるように“使う場面や年齢は注意して方法を分けた方が良い”というように、無闇に用いるのではなく、適切に見極めることも改めて意識づけされて良い。ぜひ発達障害で悩んでいる本人・環境におかれている人は手にしてほしい本である。
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