あらすじ
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★親も教員も必携の1冊★
支援した人の数2000人超!
教えたいことが確実に届く! 子どもが変わる! 成長する!
特別支援教育のエキスパートが送る「支援スキルの大全集」
イライラ、パニック、暴言・暴力など、解決の難しい問題にも効果あり。
多くの発達障害・グレーゾーンの人と関わるなかで磨き上げられた、
子どもたちへの「声のかけ方」「接し方」、
そしてアセスメントの方法を100集めました。
【紹介するスキルの一例】
●こだわり行動を終わらせて、切り替えてもらうコツ
●パニック寸前になっている子の見分け方
●怒りの爆発を防ぐために、最初にかけたほうがいい一言
●順番を守れない子に、順番の守り方を教える方法
●不安を募らせがちな子との向き合い方
●反抗的な言動を口論に発展させない「返し方」 など
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
支援の仕方に悩む分野ごとにアドバイスが書かれている本です。こういう声がけは間違い、こういう声がけにするべき、というはっきりと理由も含めて書かれているので分かりやすかったです。
この本を読みながら、自分の日頃の声がけや対応を思い出しながら、間違っていないか、こういうふうに対応してさしあげるように気をつけようと学べました。
具体例も書いてあった点がとてもイメージしやすく良かったです。
Posted by ブクログ
発達障害を持つ子の保護者というよりは、実際に学校で支援する立場にある人向けかな?家庭でも使える方法でもあるけれど、大まかに学校でよく問題になるパターンが例として上げられているのがとてもわかり易かったです。
支援する側の心構えやテクニックで、少しでもパニックを減らしたり、早く落ち着かせてあげることができる。改めて意識していこうと思いました。
Posted by ブクログ
問題行動が起こったデータを取り、分析する方法は参考になりました。また、支援グッズの紹介もいくつか使えそうなものも含まれており、試そうと思います。
学校という狭い箱の中でも多くの子どもたちが共生し、分単位のスケジュールが流れていくなか、特性のある子どもたちとゆっくりじっくり向き合う時間が取れないのがジレンマですね。
なにも言われなくてもできてしまう定型発達の子どもたちが置き去りになってしまうのではないかというきらいがあります。
Posted by ブクログ
★感想
お借りした、感謝!
重版だけあって、とても読みやすい。
そ言葉や遠ざけて待つ(人的環境)
反省。実践、後日振り返り記入!
★引用 一部変更
6~ 問題は脳だけじゃない!?
→体の特性 ①体が緊張して固くなってしまう②体を支えられない(その生きづらさに大人が合理的配慮支援を)
→感覚過敏。過敏性と鈍麻性が併存している(同居現象)、聴覚過敏、視覚過敏(光、音、色鮮やかなもの)、触覚過敏(服のタグを切る、サンダルで過ごす、同じ服を用意する等)、味覚過敏(色縛り、肉まんなど中身が見えずに不安、人間の歯を食べている、砂利を食べていると感じる子も、抵抗なく食べられるものを栄養が偏らないように。本人の感覚に合わせる姿勢が何よりも大事)、嗅覚過敏(慣れた匂いが安心)
20 問題行動がおこったら?集めたデータを分析する
曜日(時間)による増減はあるか?
像便の傾向がバラバラなら近くにいる人との関係、音などの刺激の過敏、行事や集団内で起こっている変化への抵抗感など環境をチェックして【その子が生活しやすい環境へと少しずつ調整】
21 指導・注意より、気付かせる支援、声かけを
例 椅子の上に足を乗せる。子どもが「あっ!」と気付いて足を下ろす(足タッチ)→「気づいたね、偉いね、でも集中していたんだね、わかるわかる」
※どんなときも、できるだけ 子ども自身が気付くよう、導く
22 コミュニケーションの基本は、大人は必ずCCQを保つ
カーム 穏やかに
クロース 近づいて
クワイエット 静かに 子どもより先に興奮しない
38 共感の そ言葉 で子どもも自然に共感を示すスキルを身に付けて一石二鳥!
それいいね! そうだね! そう思う! そうか! そう、そう!(宿題頑張っていいぞ) それそれ!
4~6月(ほめシャワー) 7月適切なそ言葉(半分ぐらいのそ言葉)翌年1月から望ましい行動やスキルの数も増えているはずそ言葉2割に
77~ パニック、最初の支援は?
→遠ざけて待つ
①静かな部屋等、とにかく刺激から遠ざける。床にお尻をペタンとつけると一瞬力が抜ける。
②肩で息をしてる?落ち着くまで、話しかけない、とにかく待つ。
→代替物 で大きな被害を防ぐ(自傷、他害、破損)ゴムボールに頭を打ちつける、割り箸を折る等
★パニックを絶対責めない。コントロールできない、仕方ないことを責められても苦しいだけ
★環境調整、人的環境(声の大きさ、高圧的・威圧的、厳しすぎ)を整える。
87 暴力があったら? 体に触れずに止める(加害者の子の方を向いて大人が割り入る)。
92~ 支援グッズ
・多動は、動く機会を作る→椅子の脚につける「ふみおくん」、手で「お手玉」「フィジェット・トイ」線サリーツール
・体幹の筋力で姿勢を維持するのが難しい、ラダーっとした姿勢改善「ビーズクッション」「バランスディスク」
・行動切替→タイムタイマー、4種(1,2,3,5分)の砂時計
・指先の細かな動き(微細運動)が上手く醸成できないと、字が書きにくい→魔法のザラザラ下敷き
・食事をこぼす→新聞紙を椀にいれ配膳練習
・負ける経験→五色百人一首(20首、3分)、じゃんけん
Posted by ブクログ
縁あって今年は発達障害の本を何冊も読んでいる。理念先行だったり内容が薄かったりする本も多い中、この本はとても実践的で内容も充実していた。学校を想定したシチュエーションも多く、家族のみならず教員の方にも頼りになる一冊だと思う。
Posted by ブクログ
イラストも多くて読みやすい。どれもよくある場面で具体的で参考になる。子の担任の先生もハイタッチをしてくれたけどこんな効果があったのかと参考になった笑 他人事メソッドも使えそう。
Posted by ブクログ
「興奮している時は、その場で座らせるのも効果がある」「喧嘩をしている時は間に入り、叩こうとしたりしている方に向き合うと後ろに下がるのでそのまま二人の間を離し、ある程度離れたら肩に手を置いて静かな場所で話を聞く」「ハイタッチは効果的」など対応がわかりやすく書かれていて良かった。
Posted by ブクログ
この本は主に発達障害のなかの子供(学童期)にかけての支援方法が掲載されている。著者、小島氏が実際に経験し試行錯誤して対応してきたため、説得力があり、筆者も支援員である故にその場面が想像しやすく参考になった。中でも「ど」言葉が積極的に使っていこうと思えた。筆者は青年期の発達障害を抱えた人々を支援しているが、実年齢より精神面はかなり遅れがあるのが現実。この本にある子供たちにもあるように“使う場面や年齢は注意して方法を分けた方が良い”というように、無闇に用いるのではなく、適切に見極めることも改めて意識づけされて良い。ぜひ発達障害で悩んでいる本人・環境におかれている人は手にしてほしい本である。
Posted by ブクログ
非常にわかりやすかった。具体例も当てはまる事や、参考になる事が多く良かった。最後のアイテム紹介は少しビジネスも入っていて個人的に少し嫌な部分であったが、参考にもなったので☆4とした
Posted by ブクログ
幼児~小学生の子どもの両親向け。
発達障害関連の本はどんどん出てきますね。
事例の説明が分かりやすくイラストも可愛かったです(*´▽`*)
Posted by ブクログ
問題行動の発生条件を
回数を記録するなどして見極めること、
誤学習させないような言葉がけを意識すること、
などタメになりました。
五色百人一首、いいですよねー。