あらすじ
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発達障害の子ども本人が「問題行動」のわけを語る!
くり返される行動は「自分を守るため」でした!
「話しかけたらムッとする・怒り出す」
→ひとりで休ませて欲しいんだ!
「パニックになる・暴れる」
→感覚過敏でボロボロなんだよ!
「人の気持ちがわからない」
→形のないものはわからないよ!
「整理整頓できない」
→見えるところにないと不安なんだ!
発達障害の子は、こんな気持ちだったんです。
決して悪気があったわけじゃありません。
漫画家かなしろにゃんこ。さんが我が子との長時間の対話と、
そのなかで得た貴重な気づきをコミック化。
さらに臨床歴35年超の前川先生が、
具体的な解決策を多数おしえてくれます!
「片づけを手伝うと怒り出す」
「過ちを注意すると逆ギレする」
「学校でいつもイラついている」
「おしゃべりが止まらない」
「感謝ができない」
「謝らない」
「怒りを止められない」
「勉強に集中できない」
「物をなくす」
「忘れ物が多い」
「物にぶつかる」
「叱ってもやめない」
「教室から脱走する」
などなど、子どものこんな「困った行動」を解決する工夫とヒントが満載!
読んでめちゃくちゃ面白い
家庭でも教育現場でも役に立つ傑作
ぜひ手に取ってみてください!
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イライラしたり、意思疎通がどうも噛み合わずで、理解したくても上手くいかない発達障害の子とのやり取り。
「なんで?」、「どうして?」の行動の理由を、発達障害の20歳のリュウ太君が教えてくれる。
困りごとの事例は発達障害の子供を持つ人なら感じたことのあるものが殆どだと思う。
その理由を本人から聞くと、そんな風に考えるの?と驚かされることばかりで、考えの違いでそりゃ上手くやり取りできないよなーと納得。
内容もわかりやすく、専門家のお話や対応策のヒントも書かれていて、何度でも見返して参考にしたい1冊だった。
Posted by ブクログ
大人になった発達障害の子が子どもの頃どう感じていたかのマンガ。
子どもの友達だった子が急にキレる、非を認めない、絶対謝らない、で理解しようと本を読んだりネットを見てた時期もあったけど、初めてこういうことなのかとわかった。
学校・保育園の先生や周りにこういう人がいて関わらざるを得ない人は読んだ方がいい。
理解不能だったのが理由はあるんだなとわかる。
大人になった主人公が「今更だけど、少人数で静かな部屋で干渉されないクラスならイライラしないですんだかも」と話していて、今の学校のやり方は間違ってないと思った。無理やり通常クラスに入れる方が子どものためにならないんだな。
宿題より先にゲームをして嫌なことを忘れてストレス発散したいとか、視覚優位・聴覚優位は定型にもあると思う。
うちの子はいくら言っても聞いてないんだけど、主人公が「お母さんの言ってくることはオレにとってどうでもいいことばかりなんだよね」と言うのを読んで、うちの子もそうなんだろうなと思った。
手洗いうがい、服は脱いだらカゴに、食べ終わった袋は捨てるというようなこと。
遊びモードになってたら切り替えられないし、切り替えたくもないから、言葉がさらさらした水みたいに流れていって記憶に残らない、お母さんが自分でやればいいのにと思うらしい。
へ〜そうなのか〜
遊びモードがひと段落したタイミングで優しく声をかけるのがいいと言ってて、何度も声をかけることでそろそろと思うそう。
発達障害でなくても小学生男子なんてこんなもんだと思うので、めっちゃためになった!
全部読んで、お母さん(漫画家さん)は今ほど理解のない時代に大変だっただろうな、よくここまで育てはったなと思った。
発達障害の子持ちの親は、世の中に適応して自活する例を見られて安心できると思う。
ただ、単なる隣人や同僚がここまで理解・対応するのは不可能に近いと思う。親が小さいうちからほったらかしにせず根気よく付き合うしかなさそう。
ま、多かれ少なかれ定型でもそうですけどね。
Posted by ブクログ
宿題を淡々とこなしたり他人の気持ちを想像することは、「あたりまえ」ではなくむしろあっさりできてしまう人の方が特殊なのかもしれない。
周りに合わせられない子供に悲観する必要はなく、何ができて何ができないのか、どうすればうまくいくようになるかをゆっくりと着実に見極めて親子が一緒に成長することが大事だと分かった。
Posted by ブクログ
当事者に聞いてみたいことばかりが書いてあり、大変参考になりました。実際に聞いてみたい、でも表現が難しいだろうなと躊躇する、そんなことばかりでした。
気持ちが軽くなれました。
現在4歳の男の子の母ですが、発達障害の事を調べていくうちに我が子と似た点が多いと感じたものの正解の接し方は分からぬまま過ごす中で、この本には実際の発達障害と共に成長してきた息子さん自身の体験談が分かりやすく書かれていて、心に響く内容でした。悩んでいるのは私だけじゃなく、息子自身が誰よりも悩んで苦しんでいるという言葉に共に頑張っていこう。という気持ちが持てました。この本に出会えて感謝しています。
Posted by ブクログ
発達障害 僕にはイラつく理由がある!。前川あさ美先生の著書。発達障害の人たちが問題発言や問題行動をすることにはちゃんとした理由がある。問題発言や問題行動をする理由を理解しようともしないで、上から目線で頭ごなしに叱り飛ばしたりするのは本末転倒で傲慢なこと。相手の気持ちに寄り添う謙虚な姿勢が必要。
Posted by ブクログ
自閉症の人がどう言う感覚で生きているのかと言う一端を知ることができる
ただ、相手が自閉症かどうかとか関係なく他人の考えはわからない物だという前提は必要かと
Posted by ブクログ
同僚の先生から借りました。
うちのクラスの子で、同じタイプが存在していると。
目から鱗で。本当にその子でした。
宇宙人のようです。
でも、彼の気持ちが少しでも理解できたと思います。
個性的な特徴を心広く受け止めていきたいです。
Posted by ブクログ
ADHDと軽度アスペルガーの息子を理解したくて読んだ。
謝るのが苦手、人に感謝する様子が見られない、など…あれれ?と思わされる我が子の振る舞いに対し
実はこんなふうに思ってるんだ!
と言うのを20歳になったリュウタ君目線で分かりやすく解説してくれていて、漫画なので読みやすくてとても良かった。
Posted by ブクログ
「発達障害の人が子どもの頃を振り返って当時の気持ちを解説する」というのがわかりやすくて良い。もちろん、発達障害は千差万別なのでみんながそう感じているとはかぎらないけれど、気持ちを察してあげる手がかりになると思う。