かなしろにゃんこ。のレビュー一覧
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私どもの法人でもお世話になっている言語聴覚士さんの著書です。マンガなのであっという間に読めます。
人生の最終段階における食支援をテーマにしたお話です。私も2年前に神経難病の父を亡くしました。その時も父は七夕の短冊に「思い切り水が飲みたい」と書いていました。
基本的な栄養は胃ろうから。楽しみ程度に凍らせたコーヒーゼリーを食べてもらってました。今振り返るとあの時がお食い締めだったのでしょうね。
リハビリテーションの仕事をしていて、少しだけ家族に恩返しができたと思える瞬間でした。
今、新人看護師として日々頑張っている娘にプレゼントしたいと思います。オススメ! -
Posted by ブクログ
大人になった発達障害の子が子どもの頃どう感じていたかのマンガ。
子どもの友達だった子が急にキレる、非を認めない、絶対謝らない、で理解しようと本を読んだりネットを見てた時期もあったけど、初めてこういうことなのかとわかった。
学校・保育園の先生や周りにこういう人がいて関わらざるを得ない人は読んだ方がいい。
理解不能だったのが理由はあるんだなとわかる。
大人になった主人公が「今更だけど、少人数で静かな部屋で干渉されないクラスならイライラしないですんだかも」と話していて、今の学校のやり方は間違ってないと思った。無理やり通常クラスに入れる方が子どものためにならないんだな。
宿題より先にゲームをして嫌なことを忘れてストレス発散したいとか、視覚優位・聴覚優位は定型にもあると思う。
うちの子はいくら言っても聞いてないんだけど、主人公が「お母さんの言ってくることはオレにとってどうでもいいことばかりなんだよね」と言うのを読んで、うちの子もそうなんだろうなと思った。
手洗いうがい、服は脱いだらカゴに、食べ終わった袋は捨てるというようなこと。
遊びモードになってたら切り替えられないし、切り替えたくもないから、言葉がさらさらした水みたいに流れていって記憶に残らない、お母さんが自分でやればいいのにと思うらしい。
へ〜そうなのか〜
遊びモードがひと段落したタイミングで優しく声をかけるのがいいと言ってて、何度も声をかけることでそろそろと思うそう。
発達障害でなくても小学生男子なんてこんなもんだと思うので、めっちゃためになった!
全部読んで、お母さん(漫画家さん)は今ほど理解のない時代に大変だっただろうな、よくここまで育てはったなと思った。
発達障害の子持ちの親は、世の中に適応して自活する例を見られて安心できると思う。
ただ、単なる隣人や同僚がここまで理解・対応するのは不可能に近いと思う。親が小さいうちからほったらかしにせず根気よく付き合うしかなさそう。
ま、多かれ少なかれ定型でもそうですけどね。 -
ネタバレ 購入済み
気持ちが軽くなれました。
現在4歳の男の子の母ですが、発達障害の事を調べていくうちに我が子と似た点が多いと感じたものの正解の接し方は分からぬまま過ごす中で、この本には実際の発達障害と共に成長してきた息子さん自身の体験談が分かりやすく書かれていて、心に響く内容でした。悩んでいるのは私だけじゃなく、息子自身が誰よりも悩んで苦しんでいるという言葉に共に頑張っていこう。という気持ちが持てました。この本に出会えて感謝しています。
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Posted by ブクログ
ADHDの子どもの思春期の親子バトルを描いた本というのは、なかなかない。親本人がマンガにしているので、伝わってくるものがすごく強い。子どもの特性を理解することにも役立つし、大人の関わり方にもいろいろあることもわかる。
専門家の田中先生の解説はこの巻でも端的で分かりやすい。
特に参考になったのは、
「子どもを責める前に、むしろ「彼らが失敗してしまうような状況をついついセットしてしまった僕たちの問題」と反省して、修正案を呈示したほうが平和的に解決できる可能性が高い」というところ。(p128)
子どものことを考えたよきアドバイスが目白押し。
巻末には周りの子に特性を理解してもらうための「○○通信」のフォーマットも付属。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ★感想
お借りした、感謝!
重版だけあって、とても読みやすい。
そ言葉や遠ざけて待つ(人的環境)
反省。実践、後日振り返り記入!
★引用 一部変更
6~ 問題は脳だけじゃない!?
→体の特性 ①体が緊張して固くなってしまう②体を支えられない(その生きづらさに大人が合理的配慮支援を)
→感覚過敏。過敏性と鈍麻性が併存している(同居現象)、聴覚過敏、視覚過敏(光、音、色鮮やかなもの)、触覚過敏(服のタグを切る、サンダルで過ごす、同じ服を用意する等)、味覚過敏(色縛り、肉まんなど中身が見えずに不安、人間の歯を食べている、砂利を食べていると感じる子も、抵抗なく食べられるものを栄養が偏らないように。本人の感覚に合わせる姿勢が何よりも大事)、嗅覚過敏(慣れた匂いが安心)
20 問題行動がおこったら?集めたデータを分析する
曜日(時間)による増減はあるか?
像便の傾向がバラバラなら近くにいる人との関係、音などの刺激の過敏、行事や集団内で起こっている変化への抵抗感など環境をチェックして【その子が生活しやすい環境へと少しずつ調整】
21 指導・注意より、気付かせる支援、声かけを
例 椅子の上に足を乗せる。子どもが「あっ!」と気付いて足を下ろす(足タッチ)→「気づいたね、偉いね、でも集中していたんだね、わかるわかる」
※どんなときも、できるだけ 子ども自身が気付くよう、導く
22 コミュニケーションの基本は、大人は必ずCCQを保つ
カーム 穏やかに
クロース 近づいて
クワイエット 静かに 子どもより先に興奮しない
38 共感の そ言葉 で子どもも自然に共感を示すスキルを身に付けて一石二鳥!
それいいね! そうだね! そう思う! そうか! そう、そう!(宿題頑張っていいぞ) それそれ!
4~6月(ほめシャワー) 7月適切なそ言葉(半分ぐらいのそ言葉)翌年1月から望ましい行動やスキルの数も増えているはずそ言葉2割に
77~ パニック、最初の支援は?
→遠ざけて待つ
①静かな部屋等、とにかく刺激から遠ざける。床にお尻をペタンとつけると一瞬力が抜ける。
②肩で息をしてる?落ち着くまで、話しかけない、とにかく待つ。
→代替物 で大きな被害を防ぐ(自傷、他害、破損)ゴムボールに頭を打ちつける、割り箸を折る等
★パニックを絶対責めない。コントロールできない、仕方ないことを責められても苦しいだけ
★環境調整、人的環境(声の大きさ、高圧的・威圧的、厳しすぎ)を整える。
87 暴力があったら? 体に触れずに止める(加害者の子の方を向いて大人が割り入る)。
92~ 支援グッズ
・多動は、動く機会を作る→椅子の脚につける「ふみおくん」、手で「お手玉」「フィジェット・トイ」線サリーツール
・体幹の筋力で姿勢を維持するのが難しい、ラダーっとした姿勢改善「ビーズクッション」「バランスディスク」
・行動切替→タイムタイマー、4種(1,2,3,5分)の砂時計
・指先の細かな動き(微細運動)が上手く醸成できないと、字が書きにくい→魔法のザラザラ下敷き
・食事をこぼす→新聞紙を椀にいれ配膳練習
・負ける経験→五色百人一首(20首、3分)、じゃんけん