霧舎巧のレビュー一覧

  • 名探偵はもういない

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    何だか切ない…。
    頑張って空回りしてしまった○○さんがかわいそうで仕方がなかった…。
    さゆみさんがなぁ…。あんまり好きになれなかった。

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    2009年10月04日
  • 名探偵はもういない

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    2009/4/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/6/11〜6/15

    久しぶりの霧舎作品。読者への挑戦状がついた本格物。とはいえ,霧舎さんの作品なので,そんなに堅苦しくない感じ。しかし,これだけ伏線を張りまくり,それを最後にまとめ上げるのは大変だろうなぁ。

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    2013年06月15日
  • カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ

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    いいんじゃないですか!!おもしろいですよ〜鳴海さんのピンチなんてあるわけないんです。蜂須賀小六の字ですね。殺人はいけません。伝統続く孤島もの。ただ、分厚い。

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    2009年10月04日
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

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    あかずの扉研究会シリーズ。
    後動悟と鳴海雄一郎、二人の探偵が活躍。互いがどう推理したのかを推理したり……その関係が好きですね。
    何で分かっちゃう!?という感じで。
    こちらは第一作ですが、二作目以降も面白いので是非。

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    2009年10月04日
  • 霧舎 巧 傑作短編集

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    2007/4/28ジュンク堂住吉シーア店にて購入
    2011/1/4~1/6

    霧舎氏のデビュー前からデビュー後に発表された短編を集めた著者初の短編集。「手首を持ち歩く男」、「紫陽花物語」、「動物園の密室」、「まだらの紐、再び」、「月の輝く夜に」、「クリスマスの約束」の6編。個人的にはミステリとは言えないが、「月の輝く夜に」が良いかな。開かずの扉研究会の面々も登場する。御手洗シリーズのパスティーシュまである。解説で諸岡氏も書いているが、伏線の張り方が素晴らしい。ネタバレになるので書けないが、研究会面々のキャラクターへの思い入れが深くなった。おそらく2年ぶりくらいの霧舎作品だが、シリーズ続編を読み

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    2011年01月06日
  • 霧舎 巧 傑作短編集

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    帯の御手洗潔VS後動悟に惹かれたのは言うまでもない(苦笑)後動さんなどの「あかずの扉研究会」のメンバーも素敵ですけどね。
    短編集なので、さほど時間もかからず手軽に読めますし、一つ一つはバラバラの話なんだけど、最後まで読むと実は……思わず「なるほど」と呟いてしまいました。

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    2009年10月04日
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

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    北澤大学新入生のぼく=二本松翔は、サークル《あかずの扉》研究会に入会した。自称名探偵、特技は解錠などクセ者ぞろいのメンバー六人が、尖塔の屹立する奇怪な洋館”流氷館”を訪れた時、恐るべき惨劇の幕が開く。閉鎖状況での連続殺人と驚愕の大トリック! 本格推理魂あふれる第十二回メフィスト賞受賞作。

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    2009年10月04日
  • 霧舎 巧 傑作短編集

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    メフィスト賞受賞者であり、“開かずの扉”研究会シリーズ作家による短編集。
    開かずの扉、霧舎学園シリーズの見知ったキャラも登場!
    御手洗潔のパスティーシュ「動物園の密室」
    論理のアクロバット「まだらの紐、再び」
    の2編を始め全体的にトリッキーな作品を楽しめた!

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    2025年06月28日
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

    匿名

    購入済み

    長い

    館モノ、クローズドサークルモノということで飛びつきましたが、
    解決編の長いこと長いこと…
    真相が二転三転四転五転して、もうええわ!と何度思ったか。

    メインキャラたちのわちゃわちゃしたノリについて行けず、
    ライトな文章の割にしんどかった。
    キャラを好きになれるかどうかってかなり大事。

    トリックも大掛かりすぎて、もはや魔法レベル。
    予言キャラもなぁ…ミステリとしてアリなのか?
    ノックスの十戒でしたっけ、あれからするとやや反則気味ではw

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    2024年07月15日
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

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    《あかずの扉》研究会でシリーズ化されているメフィスト受賞の第一作。
    大学のサークル《あかずの扉》個性的なメンバー6人。帰省から帰らない女子高生を探しに行く彼女の祖父の館。そこで次々と起こる殺人事件。
    たぶん面白いんだろうなあ。
    本格ミステリーなんだろうなあ。
    ポップでライトな文体と登場人物に振り回されて、どうも読み込めない。
    ライトな感じかと思えば複雑で詰め込まれたマニア的トリック。
    今回は、タイトル“ドッペルゲンガー”をどう扱うんだろうと期待を持ちすぎて、わかんなくなった。
    どうも会話が軽い感じが苦手みたい。

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    2024年02月01日
  • 名探偵はどこにいる

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    ネタバレ

    『名探偵はどこにいる』でもラブコメ要素はかなりあったが、今回はさらにその比率が上がっているような...

    正直、ミステリとしては少し弱い。「殺人」が堕胎を指しているというというのは、予想はしていなかったがそんなに驚かなかったし、名前を使ったトリックは気づいてしまった。
    他の霧舎作品に使われているトリックと似ており、あまり新鮮さがない。

    下田川のメディアを使った選挙戦略、三ツ池の質問の意味などなど、随所に光るものはあるのだが、メインとなる謎に対する解決がやはり貧相。
    ラブコメ要素だったり、シリーズに登場するキャラクターが多数登場したりなど、楽しめる要素は十分にあるだけに、肝となる部分にも、もう

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    2021年11月19日
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ

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    ネタバレ

    開かずの扉シリーズは、本当によく作り込まれている。それゆえややこしい部分もあるが、作者の本格好きが伝わってきて好きです。

    ただ今回は、ほとんど洞窟の中が舞台で少し退屈ではあった。登場人物も、開かずの扉研究会の面々以外は影が薄い。またそれ故に大量殺人の割に緊張感もあまりない。キリスト教関連の名前のつく人たちが殺されていくが、そこはちょっと無理な感じはした。ほとんどダジャレのようなものもあり、たまたま名前にワードが入ってただけで殺されるのは理不尽極まりない。

    しかし、やはりトリックは見事だ。斜め45度に傾けるトリックや、解決シーンの何度も解体され構築し直される推理合戦もよい。伏線も細やかに張ら

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    2021年01月11日
  • 霧舎 巧 傑作短編集

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    久しぶりにこの人の作品をちゃんと読んでみた。《あかずの扉》研究会シリーズは昔に全部読んでいたけれどすっかり内容を忘れている次第。この短編集も前に読んだはずなのに忘れてしまっているというね。 改めて読んでみるとこの短編集の中で一番好きなのは「月の光の輝く夜に」かな。その次の「クリスマスの約束」のオチも含めて大好きという感じ。 最後に全てがまとまって綺麗な形に納まるのが好きな方にはオススメ。これを読むと《あかずの扉》研究会シリーズも読み返したくなる。

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    2019年10月05日
  • マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ

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    キャラが好きだからこそ楽しめるあかずの扉シリーズ。
    今回、咲さんのあんなシーンやこんなシーンが…。
    はぁ…やっぱり咲さんは後動さんが好きなんだね。

    カケルも今回なんか可哀想だったな…。
    ユイと流星群見て、癒されてほしい。

    これで、あかずの扉シリーズは読み終えてしまったけど、まだまだ続編読みたい!

    後動さんと鳴海さんの出会った例の事件…気になる。

    本物の霧舎巧先生!続きをお願いします!

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    2019年04月15日
  • ラグナロク洞 《あかずの扉》研究会影郎沼へ

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    今回サクサク読めました!

    ユイが助けに来たシーンでウルッときてしまうくらい、キャラに愛着が湧いてきて、推しの咲さんがあまり出てこないにも関わらず凄く楽しめた。

    ダイイングメッセージ講義、面白かった!

    二転三転する推理は、やっぱり二人の名探偵&ワトソンカケルがいるからこその醍醐味かなと思う。

    霧舎さんの小説は、映像化したら凄く楽しそうなんだけどな。
    次は最終マリオネット園!読みます!

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    2019年04月01日
  • カレイドスコープ島 《あかずの扉》研究会竹取島へ

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    キャラが好きだからこそ読み続けていける。
    そんな「あかずの扉」シリーズ。

    二転三転と推理が変わっていく。

    今回、鳴海さんの登場シーンが凄くカッコ良かった!
    派手な服装の金本鈴さんの本当の姿が関係してくるんだろうなって思ってたら、最後の最後にほんの少しだけ話に入ってきただけだった。

    犯人はドラえもん。
    そんな推理小説が本当にあっても良いと思うんだけどね。
    著作権、大丈夫なのかな?

    今回の犯人は、同情の余地がないくらいクズだった。
    動機もなんだかなぁって感じでした。

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    2019年03月26日
  • ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ

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    キャラが凄く好き。

    学生の頃に初めて読んだけど、内容は全く覚えてなくて、大人になってから読んだら…あれ?このトリックってダンガンロンパで…ってなりました。

    大掛かりすぎるけど、それが小説の醍醐味。
    二転三転するところも醍醐味。

    犯人の思考回路は理解不能でした。
    復讐って…弔い合戦って、なんだろ。

    あんなんで彼女が救われるはずはないのに…。

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    2019年03月11日
  • マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ

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    あかずの扉研究会第4巻。現時点で出ている最終巻だが、まだまだ明らかになっていない過去が一杯ありすぎて気になる。続きを書いてほしいなぁ。短編集なんかにはいってないのかな。後道さんとユイの過去編読みたい。
    トリックはこれまでの巻と統一感があってよいがかなり無理のあるものだったし、特殊な建物のわりに描写が少なくて状況がよく把握できなかった。犯人が「もりさきめぐみ」を呼び出したことについても、結局何で呼び出したのかよくわからなかった。あかずの扉研究会のメンバーを呼ばずに全員殺してしまえばよかったのでは…?

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    2017年05月25日
  • 名探偵はもういない

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    あとがきに「本格(ミステリー)」と「新本格(ミステリー)」の定義が著者の考えとして述べられている。
    作者はこれが書きたかったのか・・・と思えたらそれは「本格」。
    これがやりたかったのか・・・と思えたらそれは「新本格」。
    微妙すぎてわかりにくいけれど、感覚的には何となくわかる気もする。

    思いがけない死が続く。
    謎を解いていくのは自称名探偵のQ。
    次々と登場するいわくありげな人たち。
    完全に悪役だとわかる人がひとりいると、わかりやすく物語がスムーズに進んでいく。
    真の悪意を持つ人間はたったひとりだったのか。
    死にいたるまでのエピソードが馬鹿ばかしいほどに幼くて、だから余計に切ない思いが残る。

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    2017年02月23日
  • マリオネット園 《あかずの扉》研究会首吊塔へ

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    シリーズ4作目。
    部分的に閉鎖された空間での連続殺人。

    全体として、トリックやフーダニットのための事件にしか見えない点が、わざとらしさを露見させている。

    ダミーの解も、「それらしさ」が足りず、もう一捻りかふた捻りあるのが、明らか。

    しかし、細かい趣向が凝っていて、話のテンポもよく、飽きずに読めた。

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    2015年08月08日