木村泰子のレビュー一覧
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2回読んだ。メモを取りながら。
すごく映画が観たい。ただ簡単に見れるものではないので、何とかして観たい。
こんな学校が増えればいいし、こんな先生が増えればいい。
ここでも最近読んだ三好さんの本にある、「利用者が嫌がることをしない」に通じることが教育理念としてあった。
つまり「自分がされていやなことは、人にしない、言わない」である。
大事なことをすることと、ダメなことをしないこと。その両輪だと思っていたけど、教育効果が高まるのは、ダメなことをしないことが土台にあるように思う。ダメなことをしない土台があることで、大事なことが積み重なっていく。そういう意味で教育は順番だし道理だ。
花が育つには、種 -
Posted by ブクログ
ネタバレ奇跡の公立小と言われた大空小学校元校長先生の著書
様々な生徒がいる中で不登校ゼロ、その秘密を実際の当時の学校生活をリアルに語りながら綴っています
廊下を走らない子→人とぶつからず歩く
何のために?が大切
見えない学力
人を大切に
自分の考え
自分を表現
チャレンジすること
に限る
親は保護者でなくサポーター
(これ息子の通う学校の校長先生も言ってて同じだと思いました!)
学校の授業に入って他の生徒もサポート。(これ実際やりました。)
自分の子供も周りが育ててくれる
多様性だらけのいろんな子供の中で育ち合う。
だから多様な社会に通用する
これ納得。
うるさいこがいるから勉強できない→う -
Posted by ブクログ
「特別支援」って何なんだろう。
「障がい」「虐待」とラベリングして、社会が決めた枠から飛び出た子どもを排除するのは、今の社会を反映してる。
本当に「みんな」が安心してありのままでいられるには、その子のことを「私たち」として捉え、歩み寄ろうという姿勢が大切。
大空小学校、見学してみたいな。
その前に、映画!早速稲美町の上映会に申し込みました!
楽しみだな~♪
・「支援を必要とする子」は日々変わる。学校は最初から「障がい」や「虐待」など、ひとりの子どもを「くくり」で決めつけて見てしまいがちだが、そうすると大人の手からこぼれ落ちる子が必ず出てくる。
・子どもの周りにいる大人が「通訳」をしていく -
Posted by ブクログ
ネタバレ木村泰子さんの考え方、言葉にはいつも
とても惹かれるものがある。
自分が目指したいところはここんだなって
すごく思う。
子どもがありのままの自分をのびのびと出せる空気。
自分から自分の言葉で自分らしく語れる環境。
相手に求めるならまず自分からということが
木村先生の凄さだなぁと思う。
4つの力もたった一つの約束もやり直しも
相手への信頼、安心感も
子どもに求める前にしっかりと自分が行動してる。
『子どもが自分の考えを書いたものに対して教師が何か書くなんて失礼ですよ。』という
フレーズにはん?とさせられる。
読んでいて魅力的だなと思う人ほど
当たり前の問い直しをしてる人なのかもしれない。
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ネタバレ【2020 8.19再読】
「子どもが学ぶこと」について考えるきっかけを与えてくれる本。
学びとは人から一方的に与えられるでなく
自分から獲得していくものだと思った。
1学期の現実の授業、自分の振る舞いはどうだっただろうか。
学びとは?という視点がすっかり欠けていたように思う
一方的な指示で子どもが行動させたり、
強い口調でいうことを聞かせたりしたこともあった。
自分が「教師」という立場になろうとすればするほど
子どもとの距離が開くときもあった。
大人も子どもも一人の人ということ。
学びとは自分から獲得するもの。
そう考えてもう1度二学期からやり直しをしよう。 -
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一人一人がありのままの自分でいられる、ありのままを認めてもらえる場所、これは決して子どもたちだけじゃなくて地域の人も学校の先生も校長先生までもがそう。
「自分がされて嫌なことは、人にしない。言わない。」
この大空小学校のたった一つの約束は、すべての子ども、大人のためにあるもの。
この約束が、そしてみんながこれを実行しようとしているからこそ、誰もが安心して学べる空間が作られているんだと思った。
そして、教師は「教える専門家」から「学びの専門家」に。
教師と児童という立場による関係性を排除し、誰もが平等、大人も子どもから学ぶ。
誰もが安心できる空間だからこそ、伸び伸びと自分らしさを発揮できる -
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ネタバレ《2020.3.22》
三連休時間がゆっくりあったので再読。
やっぱりいいなぁ、これだなぁって実感する。
「子どものありのままの質を高める。」
子どもたち一人ひとりは力がある存在と本気で思えるからこそ
らしさを追求する。
力を高めるのではなくて、ありのままの質を高める。
その子がその子らしくその場におれるって
どれだけ尊いことか。
この当たり前のことがなかなかできていないと反省。
木村先生のやり直しをいとわず、自分の気持ちに嘘をつかず
正直に生きるその姿勢こそが
周りの人に大きな影響を与えてるなぁって。
影響力与えようなんて思ってなくて
子どもから学ぶ、自分が変わることを貫いてることが
本 -
Posted by ブクログ
高架線を走るJR阪和線で天王寺に向かう電車の窓からは、「笑顔と音楽あふれる大空小」と体育館の窓に1文字ずつ貼られているのが見える。ある人にとっては何か貼ってあるなくらいの感想かもしれないけど、ある人からすれば「ああ、ここが『みんなの学校』の舞台なのか」と映画の各シーンが思い浮かぶだろう。
しかし大空小のある大阪市住吉区をはじめ、近辺の東住吉区、阿倍野区などの一帯は元々小学校教育に熱心だというのは大阪市に住む者ならばよく聞く話だ。とは言ってもこのあたりの公立小学校で何か特別な教育がされているとか、優秀な先生が集まっているとか、そんな話ではない。この近辺の特徴は“地域が小学校教育に熱心”。これにつ