木村泰子のレビュー一覧

  • 「みんなの学校」から社会を変える ~障害のある子を排除しない教育への道~(小学館新書)

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    主語を「子ども」に変えたらいいんです。「先生が何をするのか」ではなく、「子どもが何をするのか」

    刺さるなぁ、、、 インクルーシブ教育、大変さもあるけれど、インクルーシブでなければできない教育が確かにあると感じた。

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    2024年07月31日
  • 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方

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    ここに書かれている提言とか手法(?)を100%丸飲みにするのも違うだろうな…と思いながら、でも、その根底にある本質的に大切なものを自分のものにしたいと願いつつ読んだ。
    自分も含め、多くの日本人が「人に迷惑をかけないように」生きることが美徳であり、それが行動の基準なっている。しかし、それこそが人の失敗を許すことができず、排除へとつながる考え方であるとの指摘にハッとした。記憶に新しいコロナ禍での自粛警察がそうだ。「迷惑をかける子」は一人もいない、その子は「困っている子」。なるほど。「人を大切にする力」を私自身ここから育てていきたいし、関わる子供たちにも育つように働きかけていきたい。
    もう一点、子供は「説得しても動かないけど、納得したら動くんです」(p161)との言葉は大いに共感。しかしながら、説得上手な人を真似して、説得力をつけたい、なんて心の中で考えている自分もいたりする。子供たちの心の底から湧き上がってくる行動をサポートできる存在でありたい。

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    2024年04月01日
  • 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方

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    自分がされて嫌なことは人にするな、この原則を軸に、人を大切にする力、自分の考えを持つ力、自分を表現する力、チャレンジする力の4本柱を鍛えていく。子どものこの力を育てるには親が手本となること。子育ての実用書だと思ったら意外にも親である自分を育てるための本だった。

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    2024年03月12日
  • 「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方 ~大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ!~

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    とても興味深く読んだ。
    特に、
    "スキルを与える前に「ちょうだい」という気持ちを表明できる子を育てる"
    という言葉には、反省も含め今日の日本の教育を垣間見る中で、深く頷けるものだった。
    大人たちが一方的にスキルだけを与えようとしていないか、子供たちの内側からの声に耳を傾けようとしていないのではないか。
    日本の将来を担う子供たちが、自らの必要を知り、何を学びたいのかと自ら声をあげることのできる関わりをしていきたいと思った。

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    2022年12月26日
  • 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

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    どんなにアレな政策が下りてきても、それをどうやって子どもに有益な形にするかを考える木村校長。現場の人という感じが強い。
    一方、尾木直樹さんは、まずしっかりと批判して、こういう政策をすべきではないとはっきりさせる。現場を知った上で、研究をしている人の見方をしている。
    共通の認識を持ちながらも、語り口に現れるこの違いは、研究者と現場の教師とのスタンスの違いを示しており、教育研究が初期に出会うハードルを端的に示している。
    みんなの学校という素晴らしいドキュメンタリー映画に関する内容のほかに、以上のようなことも現前させている。

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    2021年08月10日
  • 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方

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     1つの約束、4つの力・・・これを学校・家庭の教育の場で実践することの大切さを説く本。
     「言うは易し」の感もあるが、親がえらい、先生がえらい、では、いけないということを教えてくれる。親が先生が変わらなきゃ、って思わないと。難しいけど。

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    2021年07月30日
  • 「みんなの学校」から社会を変える ~障害のある子を排除しない教育への道~(小学館新書)

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    インクルーシブ教育の必要性を再認識した。
    その一方、まだまだ現場は、特別支援教育と通常学級とを区別する個別支援教育を行なっている。自分もその一員として、交流学級に来る特別支援学級の児童の児童に難しさを感じている。
    真面目に勉強する児童の迷惑になる行為があるのも事実である。
    ただ、筆者の主張するインクルーシブ教育の必要性も理解できる。
    特別支援学級の児童であっても、通常学級のみんなとともに活動することで、通常学級の児童にプラスになることもあり、特別支援学級の児童の成長につながるからだ。
    日本の教育における課題点の一つとして、しばらくは解決しないであろう。

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    2020年07月05日
  • 「みんなの学校」から社会を変える ~障害のある子を排除しない教育への道~(小学館新書)

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    ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の校長とNPO法人えじそんくらぶ代表の対談。
    特別支援教育をテーマに、インクルーシブ教育やインクルーシブな社会について考える。
    後半はえじそんくらぶ代表の高山の体験によるインクルーシブ教育についてのアメリカの取り組み紹介があり、興味深かった。
    やはり教師だけでやるのには限界があるということがはっきりとする。

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    2019年12月17日
  • 「みんなの学校」から「みんなの社会」へ

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    ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の校長と尾木直樹の対談。特に道徳教育を切り口に、「みんなの学校」大空小学校でのエピソードについて語る。
    ブックレットなので、さらっと読みたい方向き。詳しく知りたい場合には、少し物足りなく感じるかもしれない。

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    2019年12月17日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    みんなの学校が教えてくれたこと 
    木村泰子 小学館

    大空と言う公立小学校の初代校長になった著者の
    教師と言う人生を思い返した3290日の記録

    こんな型破りな授業が
    公立の義務教育で出来るのかと
    驚くような話である
    面白く思ったのは
    第三章の「私の原点」である
    中学の教師を目指していたのに
    小学校に魅入られてしまい
    かなりの頑固者らしく
    分離教育に逆らい
    あらゆる児童が同じ場で学ぶことの多様性を大事にする
    自説をまげずに押し通しているうちに
    仲間ができ学級解体を始めとする
    全クラス合同授業を広い講堂を使って
    各担任を説き伏せ
    それぞれが専門分野を受け持つという
    異例の教育方針を打ち出す

    その延長線で新設の小学校を任されて
    校長に抜擢され
    定年までを存分に運営し
    職員全員で児童全員を見守るというユニークさと
    子どもたちの自律した成長ぶりが評価されて
    テレビやドキュメント映画となっていく過程を経て
    退官するまでの話である

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    2019年07月15日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    ネタバレ

    子どもたちは自分たちで整列する力を持っているのに、教師が手を出してしまうから、子どもは教師がやってくれると思って責任を放棄してしまう。「その子を排除することは、かけがえのない学びを捨てるのといっしょ」という言葉は、これからのすべての学校が肝に銘じないといけない。

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    2019年01月05日
  • タテマエ抜きの教育論 ~教育を、現場から本気で変えよう!~

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    木村先生と菊池先生の御二方のやり取りは非常に痛快。

    現在の教育を取り巻く制度への批判は、「眼の前の子どもをどう成長させていくか」という一本の芯が基になっている。「幸せな子ども時代のために」僕たちはどう関わっていくかを問われる一冊。

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    2018年09月17日
  • タテマエ抜きの教育論 ~教育を、現場から本気で変えよう!~

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    職場の「読書のすすめ」。
    木村先生、菊池先生のお名前を見た瞬間、手に取りました。
    タテマエ抜き、痛快でした。

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    2018年09月04日
  • 美しい脳図鑑

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    カラーの図をふんだんい使って脳の説明をした本。基本的なイメージをつかむのにはとても役に立つ。
    記憶の仕組みなど、いまだに色々なことがわかっていないけれども、確実にその理解は進んでいる。後10年するともっと多くのことがわかっているはずと期待。

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    2017年12月31日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    映画「みんなの学校」を観て、どうしたらこんな学校ができるのだろうと考えた。木村さんの講演を聴きに行き、この本も手に取った。
    そのなかで、大空小学校のすばらしいところは校長のカリスマ性というよりも、その教育理念と教育システムが見事に一致し、徹底して「子どもの声を聴く」ことを大切にしていることだと次第に理解できてきた。

    地域と保護者を「サポーター」として学校に巻き込むこと。そのために、教員は学校を開き、保護者や地域と対等な関係を作る。文句は受け付けないが意見は歓迎する。保護者や地域も、学校をつくる主体になる。
    最近、コミュニティスクールということがよく言われるが、地域が学校を評価し、ご意見番になることばかりが強調されていて違和感を覚える。地域と一緒に学校をつくってきた大空小学校の教育こそがコミュニティスクールそのものだと思うし、こういう形でコミュニティスクールが全国で実施されれば教員も子どもも歓迎するのに、と思った。

    また、教員が子どもに対して上から指導せず、たったひとつの約束「自分がされていやなことはしない、言わない」だけを大切にしているという点についても、「画期的」だと言わざるを得ない。(こんな本質的な実践が「画期的」に見えること自体、公教育の、教員の反省すべきところなのだが。)

    職員室が子どもを守る場所、校長室が子どものやり直しの場所になっていること。大人が子どもの声から学び、自分を過信しないこと。学級単位ではなく常に学校単位で考えること。子どもたちを温かく見守る大人がたくさんいること。

    それら一つ一つに子どもを中心に据えた教育の理念が根付いていること。

    大空小学校が公教育の「理想」ではなく、「当たり前」になるべきだと改めて感じた一冊でした。

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    2017年12月23日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    学習では、「主体的に」といいながら、
    その他の学校生活では、「○○しなさい、さもないと…」と指導する矛盾。
    どうすべきかは、子どもが一番よくわかってる。
    2歳の子でも。
    わかってるのにできない子にこそ寄り添う。

    子どもの言葉をジャッジせず、通訳する。
    子どもを見る。声を聴く。
    わかったつもりにならない。

    学びの共同体のいう「学び方」をもう少し知りたい。

    前半の構成がわかりにくいので☆−1

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    2015年12月19日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    観たのは映画『みんなの学校』。
    始まって五分で隣りに座っていた姉は泣き、後ろの席の年配の女性達は笑ったり感嘆の声をあげたり……。
    公立小学校でここまで! と驚きました。
    私は、教師時代のことをいろいろと思いだしました。

    なんにせよ、全てつながっているんだなということ。
    それから、この大空小学校のような学校が増えていってほしいなと思いました。

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    2015年10月17日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    ドキュメンタリー映画『みんなの学校』を観る機会があり、非常に感銘を受けた。ちょうど本書発刊のタイミングもあったので、さっそく読んでみた。

    映画では実名だった子どもたちが仮名になり、本筋を変えない程度にエピソードが少し変更されていることを除けば、半分はほぼ映画に収録のままだ。もちろん、本書には取り上げられなかった映像、映像にはなかったエピソード部分もある。また、木村氏の教師としての原点部分に触れた箇所もあり、内容のすべてが大空小学校での取り組み実例かと、勝手に期待していたのとは若干違っていた。
    だがそのどちらでも同じように、教育における主体は子どもで、子どもも大人もあるべき姿は学び合い育ち合いだ、という一貫した姿勢は繰り返し語られていて、木村氏が教育実習生の当初から変わらないものである。

    いつもこれでいいのかと迷い続けている、正解はない、という言葉に勇気をもらった。
    今目の前にあることを一生懸命やる、変えたいならば自分が変わる、そして今そこにいてくれる人に感謝する。
    木村氏も、自分と同じように日々向き合っていることを知り、また明日から頑張れる気がした。

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    2015年09月23日
  • 10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方

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    全体を通して「問い続ける」ことの大切さが繰り返し書かれていた印象。

    学校全体が、保護者の巻き込んで「サポーター」という意識になるからこそ成立するけれど、そのためには「みんなでサポーターするぞ!」と引っ張ってくれるリーダーの存在が必要だよな〜と。

    その中で、親としてできることを考えたいと思った。

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    2026年02月13日
  • 「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~

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    子どもと大人。教育する上で大切なのは尊重と待ちだと思う。ありのままをその子を1人の人間として受け止め、変化を促しその変化を待つことができるか。

    それを極限まで極めた学校がこのみんなの学校だと思う。
    これは非常に難しいことだと思う。失敗、子どもから教わることも多いかと感じる。
    その中で一人一人の教員がこれを日々の生活の忙しさの中取り組めたのがすごい。
    慣れであったり疲労であったり、常に子ども達と向き合うのは難しい。頭が回らないと自分の中で納得できない問いかけや語りかけをできない。
    多くのことを学んだ。

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    2024年03月21日