伊丹敬之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
140814伊丹敬之 孫子に経営を読む 第一章 経営の本質
1.兵は国の大事なり・・・国防・戦争・兵士
企業の大事は何かを考えるのが経営者
(1)少数のポイントに絞って合理的に考える
(2)大事だから、君主の責任
戦争を管理するのも政治 企業経営者は技術を理解して経営する責任
2.「道」「天」「地」「将」「法」
(1)理念
(2)(3)「環境」(外部要因)→戦略
(4)指揮官
(5)経営システム
理念・戦略が良いと「人が育つ」 →松下幸之助・稲盛和夫
3.算多きは勝ち、算少なきは勝たず 戦は始まる前に勝負がついている
(1)戦は実は論理である
(2)事前に深く考えた人が結局は勝つ
経営 -
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1.90年バブル崩壊までの日本は「不動産資本主義経済」=金融依存→現代は「株主資本主義」=Equityに変わりつつある
CEOへの配当増・自社株買いによる株価引上げ圧力
特に外国人株主比率の上昇・・・現代の帝国主義
2.経営者の変化
「リスク管理」を得意とする官僚型経営者ばかり
利益重視→経費抑制・・・人件費・投資・研究開発
内部留保を増やし、借入金圧縮
「将来ビジョンはない」→余剰金でM&A、株主還元
財務が得意で事業は不得手
3.ROE経営は悪魔のサイクル
「将来ビジョン」なく、財務改善
株主優先で搾り取られるだけ 現代版植民地政策
4.教育の重視・再興を
結局は人材育成=投資が人を育 -
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ネタバレ第5章 検証のベースは、論理
p.132 直感をベースに発想した仮説を論理で検証する、といっても、その検証は一回で終わり、というふうにただ一直線につながっているものではない。直感的と論理的検証は、発想と検証という2つの間で行ったりきたりがあるのが、普通である。一つの仮説を直感的に思いつき、その適切さを論理的に検証しようとすると、新たな仮説あるいは発想の新たな仮説あるいは発想のバリエーションを思いつき、その思いつきを加えて新しくなった仮説の論理的検証が再び行われる。
第6章 仮説を育て、論理の肝を押さえる
p.177 過去への拘泥と目眩しは、ともに人間の弱点を生み出す「ついつい」の間違いである -
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経営学の大家である伊丹氏が経済の捉え方をわかりやすく解説している。
経営も経済も、主体となるのは「人」であり、人の心を理解することが大切だ、という氏のメッセージは心に迫るものがある。
経済を読み解く貴重な視点をこれでもかと提供してくれているが、個人的にもっとも心に残ったのは日本と米国の企業利益率の違い(米国:高/日本:低)を日本の協調型競争環境から説明している部分。氏は日本の競争環境を「相互作用型競争」と呼び、それがグローバル環境のルールと異なる(それゆえ日本企業は相対的にグローバルに競争力がないことがある)点を鮮やかに浮き彫りにしている。
経営に携わるにせよ、個人的に投資活動に勤しむにせ -
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ネタバレ伊丹氏の書籍を網羅的に読んでいく中でたまたま出会ったのですが、本書の主張である「中二階」の重要性は痛感しており、まさに我が意を得たりという気持ちです。
私の場合は歴史ある企業におけるIPO支援、子会社の買収後のPMIなどを通じ、この中二階の重要性を痛感していました。IPOでは資本主義のルール、PMIでは買収企業のルールが二階に相当するわけですが、歴史ある企業では既にその企業の中の風土が二階のルールとぶつかり、それをただ押し付けても全くうまくいかないわけです。こういった中二階的発想がなく、ただ二階だけを押し付けることが日本においてはうまくいかないことは、今後日本における経営者にとっては重要な視点 -
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経営の意思決定について書いた一冊。
納得感がとても高かった。
直感的に良いアイデアを発想し、
それを論理的に正しいか検証し判断し、
最後の最後、論理で判断しきれない部分は跳躍して決断する
直感はそれまでのストックしていたもの(基盤)があることと、それをうまく直感につなげる(使い方)ことを磨くことによる。
何よりも大事なのは論理的に繋げること。
現実を直視することが大事、なぜなら現実は論理の積み重ねだから。
ここを突き詰めるから次の跳躍ができるし、論理的なストックをためておくと発想にもつながる。
最後の最後は跳躍。
出来得る限りで突き詰めた論理。その先で判断できなかった部分は哲学に基づい -
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ネタバレイノベーションとは、「技術革新の結果として新しい製品やサービスを作り出すことによって人間の社会生活を大きく改変すること」
イノベーションの三段階のプロセス
Ⅰ、筋のいい技術を育てる
筋の良さとは
1),科学の原理に照らして、原理的深さをもつ
▶①そのテーマの実現可能性を高めてくれてる。
②深い原理につながる技術ならば、さらなる展開のポテンシャルが大きい。その原理の横展開でそのさきの発展性がある。
2),社会のニーズの流れに照らして、人間の本質的ニーズに迫っている
▶人間の本質的な欲求にきちんと応えるようなニーズ
3)、自分たちの得意技に照らして、つかず離れずの距離にある