伊丹敬之のレビュー一覧

  • 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

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    働くとは何か、企業とは何か、リーダーのあり方、経営のあり方など、経営する視点に立って物事を考えることができる。


    この中で、リーダのあり方に関してピックアップしてみた。
    □「経営とは、他人を通して事をなすこと」人を動かすことの大切さ

    □「将というもののありかたは、まず群を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである」


    □リーダーの要諦 P108
     ?部下たちに仕事全体の方向を指し示す。
     ?部下たちが仕事をしたくなる、やりやすくなる環境を整備する。
     ?部下たちが自分でやるプロセスを刺激する。応援する。

    □凡庸な教師は命令する。良い教師は説明する。優

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    2009年10月04日
  • 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

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    多くの戦略本で語られているツール類の説明ではなく、もう少し構造に目を向けて整理をしようとしている本書。確かにわからなくはないけれど、「情報の目線」「感情の目線」での考察について物足りなさを感じた。リーダー考については興味深かった。

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    2009年10月07日
  • 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

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    【070923】
    ・将というもののあり方は、まず軍を統制し、兵の心を掌握することにあって、いかに戦うかは、そのつぎにくることである。
    ・リーダーの要諦とは、
    ?部下達に仕事全体の方向を指し示す
    ?部下達が仕事をしたくなる、やりやすくなる環境を整備する
    ?その後は、彼ら自信が自分で仕事をやるプロセスを刺激する。応援する。
    ・信頼感を生み出す基礎要件は、人格的魅力とぶれない決断(筋を通す、安易に変えない)である。

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    2009年10月04日
  • 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

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    前半部分は、伊丹敬之の本にしては退屈だな、と思いながら読んでいたが、後半はかなり面白かった。「この本は、企業組織の中でマネジャーやさまざまな立場のリーダーになることをめざしている人たちに、企業の経営というものをどのような眼で見ればいいのか、その見方を書いた本」というのが、筆者自身が書いたこの本の紹介文である。前半は、企業とは何か、とかという、なんだろう、この本の「前提条件」みたいなものが書いてあるが、その部分は、はっきりと退屈。後半の事業や企業の戦略論的な部分になると面白くなってくる。別にリーダーをめざさない人が読んでも、普通に面白いと思う。平易な文章と内容であり、読みやすい。

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    2011年07月25日
  • ゼミナール経営学入門<第3版>

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    学部生向けの内容でちょっと物足りないが読み易い。とはいえ、よく纏まっており、経営というスキルの特徴が系統だって理解できる。

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    2009年10月04日
  • ゼミナール経営学入門<第3版>

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    伊丹敬之と加護野忠男のゼミナール経営学入門を読みました。会社で研修を受けるための事前学習教材として配られたものでした。いつも仕事でルーチンワークとして行っている事業計画や評価面談、戦略の策定、インセンティブというようなものが、経営という観点からどのような意味があるのか、ということを解説した入門書でした。リーダーシップとは何か、とか組織文化はどうあるべきか、パラダイム転換を実行するためには、など仕事に生かせる知識がいっぱいでした。ただ、やはりビジネス書なので、ミステリのように謎解きがあるわけでもない、ヒーローもののようにわくわく感があるわけでもない。もちろん、面白くないわけではないんですけどね。

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    2011年07月18日
  • ゼミナール経営学入門<第3版>

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    分かりすい。経営に興味ある人は引き込まれると思います。僕は今頑張って読んでます。将来のために!明日のために!!

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    2009年10月04日
  • 経営は無理をせよ、無茶はするな オーバーエクステンション戦略のすすめ

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    四つのオーバーエクステンションの共通点
     これまでの二つの章で詳細に紹介してきた四つのオーバーエクステンションには、少くとも以下のような五つの共通点がある。
    (1)到達点に大きな夢がある
    (2)そのときの組織の能力基盤をかなり超えた挑戦であった
    (3)さまざまな困難な新しい仕事を現場が始めざるを得ない
    (4)当初は組織内でそれほど支持されていない
    (5) 途中でさまざまな想定外の困難に遭遇する


    オーバーエクステンションの三つの基本論理
     なぜ、オーバーエクステンションが能力基盤の拡大・強化につながり、それが企業成長のバネになるのか。
     その基本論理の三つのキーワードは、夢、緊張、覚悟である

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    2025年07月26日
  • 直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍―経営の知的思考

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    「哲学で跳躍」の観点はユニークで気付きがあった。
    筋の良い跳躍ができる哲学を育む方法のひとつとして、他人の哲学に触れることは、自分が考えていた方向性と合致していたので勇気付けられた。

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    2025年03月16日
  • 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ

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    経済の流れをウォッチする意義を見出せていないので、読む

    人の感情→経済の変動→企業行動という流れがあり、それを想像し先に動くことが、変化を生き抜く力となる。そして、その人の感情→経済変動と成り立ちを理解するためにマクロ経済学がある。

    企業(産出)、家計(消費)、政府(運営)の3主体がお互いに期待感を持つ状態が景気を上向かせる。その期待感は、株価であったり政策であったり消費者物価指数などの日々の人の行動が集約された情報・指標から得られる。

    そして、人本主義で緩やかな変化が特徴の日本の産業では、為替や海外情勢など目まぐるしく変化する与件を素早く理解し行動を変え始めないと、途端に時代から遅れて

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    2025年03月08日
  • 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ

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    ミスミで有名な三枝 匡氏との共著である『「日本の経営」を創る』を読み、著者伊丹氏の日本企業論をもう少し読んでみたくなって本書へ。同時並行で同氏の『漂流する日本企業』も読んでいるので、少し前のこちらは少しインパクトにかける。いつもながら私の読み方の問題であり、本書の問題ではない。

    日本の金利はほぼ一貫して下がり続けたが、投資は増えなかった。家計も金融資産を積み増しながら住宅投資を減らし、企業も負債を返済し続けながら投資を減らしていった。金利も安く、デフレで物価も下がっていたがのに、総額としての民間消費は微増。金融資産が増えると家計に余裕感を生んで消費を増やすという「資産効果」の仮説が成り立たな

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    2025年02月17日
  • 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門

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    経営に必要な事として、カネ、情報、感情の扱い方や企業のあり方、マクロ・ミクロマネジメント等、眼を養う為のヒントが得られる本。

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    2025年02月14日
  • 孫子に経営を読む

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    何度読んだかわからない、孫氏の本。

    著者の癖が強く読みづらいけど、過去一番網羅的にわかりやすかったりもした。
    基本的に目次に書いてあることがすべてで、目次でわからないところを本文で補うだけで十分。
    孫子の原文、は漢語で簡潔にエッセンスだけ書かれているので解釈には幅があり、伊丹さんの解釈が書いてある。

    誰かに経営レイヤーの勉強をさせたい、そしてその対象が歴史好きである。という場合におすすめしたい本。
    書いてある内容は、とくに孫子と関係づけなくてもいい経営学であり、経営を学ぶと言うより孫子を学ぶイメージ。

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    2025年01月07日
  • 平成の経営

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    自己資本比率を高め設備投資を増やさない。これは、自分の身を守りリスクを取らないということ。

    にもかかわらず、自分の経験から遠い分野では驚くほど飛んでしまう。平成の経営者って…。

    『漂流する日本企業』の源流はここにあるのか。

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    2024年09月11日
  • 経営学とはなにか

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    筆者の主張をグーグル、ヤマト運輸、たまに川鉄で裏付けるのがこの書の基本構造。経営学は経営そのものではないことがわかる。

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    2024年08月11日
  • 漂流する日本企業―どこで、なにを、間違え、迷走したのか?

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    産業構造の転換などの要因などもあり、そのまま鵜呑みにできるわけではないけれど、提示された危機感にはうなづける。

    さて、自分はこの環境下でどうやって経営者としての器量を磨けば良いのだろう。

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    2024年03月18日
  • 経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム

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    「戦略は人間くさくてはならない」という言葉に共感
    いくら絵に書けても実践、実行するには人が動かないと何も始まらない

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    2023年06月02日
  • 中二階の原理 日本を支える社会システム

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    中二階の原理 伊丹敬之 日経

    言わんとすることはわかったように思うけれど
    どうもこの例えが最後までしっくりとこない上に
    文章に引き込まれる面白みがない
    そんなわけで
    後半は流し読みになってしまった

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    2022年10月08日
  • 日本企業の復活力 コロナショックを超えて

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     転職活動が気になって、まったく頭に入ってこずなかなか読み進められなかった。文章も少し読みにくい。日本企業のポテンシャルについて詳しく解説されているが、日本の強みと言える「一配慮、一手間」は頷けるのだが、これだけで成長できるか疑問。守りではなく攻めの姿勢で投資することと、雇用と人事の改革が急務であることは、1つ前に読んだ新書とも共通している。明るい未来であってほしいな。

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    2022年07月09日
  • 日本企業の復活力 コロナショックを超えて

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    コロナショックは、発展へのチャンス。世界的危機が日本企業に与える影響を、マイナスではなくプラスの面から解説。危機をバネに、日本企業が発展するためのモノの見方を示す書籍。

    戦後の日本を襲った経済危機は4つある。大きさの順に並べると、
    ①バブル崩壊
    ②コロナショック(原因はシンプルだが対策が難しい)
    ③オイルショック(原因がシンプルであり対策もシンプル)
    ④リーマンショック(世界的な金融システムの機能不全故に、対策は各国による金融市システムの再構築と経済刺激策)
    となる。国内外で人の流れが滞るコロナショックは対処が難しく、バブル崩壊に次ぐ深刻な危機。

    コロナショックは、世界経済に大きな変化をも

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    2021年12月09日