伊丹敬之のレビュー一覧

  • 日本企業の復活力 コロナショックを超えて
    産業再編、デジタル裏方ラストフィート、逆張りグローバル。日中緊張にチャンスはあるだろうけど、どうなんかな。
  • 直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍―経営の知的思考
    本当に、タイトルそのままでで、これが如何に大切か、どうしたらそうなれるのかを、クロネコ、ホンダの例を出して詳述。
    哲学で跳躍して決断した後の実行するには、さらに壁や溝があるのは、その通りだと思います。
  • 直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍―経営の知的思考
    伊丹先生の本は今まで読んだことがなかったのですが、
    期待に反してとても面白かったです。
    大学の先生の書く本って何だかつまらないイメージがあって、
    さらにこの人、結構なおじいちゃんなので、なおさらつまらなさそう…という偏見を持っていたのですが、
    完全なる偏見でした。。すみません、伊丹先生。。

    むしろ...続きを読む
  • 平成の経営
    平成の経営を振り返り、企業経営がどう変わったのかを明らかにする。

    平成の30年間における日本経済と日本企業の動きを、10年ごとに分けて概観すると、次の通り。
    ・1989-1998年:
    大蔵省と日銀による金融引き締めと不動産融資規制をきっかけに、バブルが弾け、金融崩壊に至る。
    ・1999-2008年...続きを読む
  • 孫子に経営を読む
    面白いし、赤線も引きまくったけど、
    僕には『落とし込みにくい本』ではありましたね。

    やはり『兵法』なので、
    敵との対峙(僕の場合ならライバル店との販売対決)にはとても役立ちそうだったけど、
    もうグルメイベントへの出店も無いだろうから、
    実践することはないと思う。

    『お客さん』は『敵』ではないの...続きを読む
  • 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ
    経営の専門家による経済の話。マクロ経済について簡単に説明しており、理解しやすく、よくまとまっていると思う。学術的な難しい理論の説明はなく、その点がやや物足りない。日本の経済構造や、高齢化の話など参考になる点があった。
    「日本語の壁という国際展開可能性の障害は、モノを売る産業にはあまり存在しない(サ...続きを読む
  • 先生、イノベーションって何ですか?
    イノベーションについての勉強会のログ。メンバーは伊丹先生他5名の女性。緩いが、わかりやすい切り口のイノベーション論です。
  • 現場が動き出す会計 ―人はなぜ測定されると行動を変えるのか
    ・間接費用の配賦基準や投資の判断基準などの実務でよくある悩みや疑問点を指摘しているが、結局どうすべきかがぼんやりしていた。
    ・結論としては「現場想像力」が大切とのこと。
    ・日本電産の本など、参考文献が参考になった。
  • よき経営者の姿
    多くの部分が定性的で具体性、説得力に欠ける印象を持った。事例で出てくる経営者もかなり少数だし、偏っている。
  • ゼミナール経営学入門<第3版>
    やや分厚くとっつきにくいですが、マネジメントの本質に立ち返りたいときに読むといろいろと学びがある本です。頭から読むと心が折れるので目次から必要なところだけ読むスタイルが良いかと。 和田
  • イノベーションを興す
    【目的】
    技術が経営のカギを握る企業で、組織としてどのように技術革新と向き合う必要があるか、自分なりの考察を得たい。

    【感想】
    イノベーションを興すための基本プロセスを整理し、企業としてどのように関わる必要があるかを示した本。


    【気づいた点】
    知識・技術は「組織は蓄積し、市場は利用する」とあり...続きを読む
  • 先生、イノベーションって何ですか?
    MOT関連の本をよく書かれている伊丹教授の
    イノベーションに関してのライトな感じの内容の本。
    伊丹氏と女性5人の対談という形式で、イノベーション
    についての講義が展開されていく方式です。
    内容的には、今まで読んできた本とほぼ同じ内容なので
    あまり新しい発見はありませんでした。
    でもその分読みやすく、...続きを読む
  • 孫子に経営を読む
    紀元前6~5世紀の中国で書かれた兵書とされる「孫子」の言葉を、経営の観点から読み解き、現代のビジネス事例にも当てはめながら、今日の経営者が学ぶべきポイントを簡潔にまとめた、"ありそうでなかった"一冊。

    軍事と経営には、戦略を策定・実行することで勝利を目指す点においては共通項が多いが、春秋時代に書か...続きを読む
  • ゼミナール経営学入門<第3版>
    経営に関して網羅的に書かれた大著。大学院の授業で使用したため教科書という印象だったが、改めて読んでみると読みやすくとても面白い。
  • 孫子に経営を読む
    面白い切り口でした。
    現代に置き換えるパターンがAppleかSAMSUNGに限られててバリエーションが乏しかった感もあります。
    孫子は奥が深くてまだまだよく分かりません。
  • 経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム
     従来のポーターに代表される、静的な経済学的分析に基づく「カネ」の論理を中心とした戦略論と対照的に本書ではよりダイナミックなアプローチかつ「情報」「ヒト」の論理に重きをおいた戦略論である。わかりやすさからしたらポーターはピカイチといえるが、奥深さ(当然わかりずらさもある)からすると本書はよく書けてい...続きを読む
  • よき経営者の姿
    「第4章育ち方」が一番印象に残ったかな。会社にとって、優秀な経営者を輩出するのはとても大切なこと。そのためには優秀な層を予め絞った上で徹底的に鍛えていくあるいは早期に昇進させていく必要がある。でも均質性や平等性を志向する日本の組織では、その予め「絞る」と言う行為が極めて難しい。選ばれなかった人のモチ...続きを読む
  • 経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム
    第4版の読後感… よく、学者の書くものは「後付け講釈で実務に役に立たない」という意見と、逆に「普遍的な形に整理してエッセンスを抽出してくれるので、大いに考えさせられる」という真逆の意見を聞きますが、この本はまさにその両極の評価を得るであろう本。
    実務書と思って読むと、明日から早速役立ちそうな、すぐに...続きを読む
  • イノベーションを興す
    イノベーションという言葉の定義が良く分からず、入門書として買ってみた。ビジネスは全く分からないが、マクロなところから理解できて、初心者にちょうどよかった。
  • イノベーションを興す
    イノベーターの3つの役割り、筋のいい技術を育てるマネジメント、市場への出口を作るマネジメント、社会を動かすマネジメントの重要性を一貫して述べています。最初の1つ以外は難しくて、この稚拙が差別化に繋がっていると思います。