竹林七草のレビュー一覧
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ライトな読み心地ですが、思いのほかに怖かったホラーミステリ。「なんだそりゃ」なラブコメ展開でゆるーく読めそうなのに。甘く見てかかると痛い目に遭います(褒めてます)。
美人ホラー作家の八街七瀬と、担当編集者であり同級生でもある和泉大和。かつて大和が恋していた文学少女の七瀬がドSで男前な美女に変貌していて振り回される、ってなコメディ的展開と、大真面目に恐ろしい因縁にまみれた集落との対比が意外にマッチしています。「節分の晩に外を見ると、一つ目の鬼に攫われる」といういかにもな伝承。怪異に対する民俗学的考察。何もかもが怪しく見えて仕方のない閉鎖的な集落。そして集落での祭りに隠されたあまりにおぞましい真相。どこからどこまで王道で因縁どろどろ、これだから田舎は嫌なんだホラーの直球ど真ん中なのですが。ラブコメありアクションありで楽しく読めてしまいます。もちろん、正統派ホラー好きにも楽しかったです。
これはシリーズ化するんでしょうか。なんかいろいろ楽しみな気が。しかし七瀬の変貌っぷりもある意味ホラーかもしれません(笑)。ま、誰も気づかなかっただけで最初から素質はあったんでしょうけどね。 -
Posted by ブクログ
三巻目にして初めて悪意のある地縛霊が登場した。
そう言えば、一般に幽霊と言えば「怨み晴らさで〜」と言うのが定番と言えば定番なので今まで出て無かったのがむしろ不思議なくらいだな。
死神となった彼女の事情は理不尽で哀しいけれど、夕霧の魂の叫びが届いて良かった。
そして今巻は日本の古い文化の衰退にからんで一話目の最後の村人の話や火車先輩の消失話も。
いやあ、初めて火車先輩の見せ場だったけど、さすがに勇壮。でも復帰できて良かったね。さすがにバツが悪そうだけど^^
そしてこの物語の魅力はやっぱり夕霧の真っ直ぐな行動だな。
これからも先輩にどやされながら正規雇用目指して頑張ってもらいたい^^ -
Posted by ブクログ
ネタバレダメダメな運命の夕霞が、国土交通省幽冥推進課で頑張るのお仕事小説?(裏表紙にそうある)
かって国民であった地縛霊の皆様に納得して幽冥界に移住(成仏でない)いただく!だから国の事業(笑)
何かしらの想いで地上の重力に囚われる地縛霊たちを、成仏させるtぴうお話。とーても王道と思いつつ読みました(笑)が、意外と面白かった♪
一巻目は、
自ら自殺したアイドルの霊
自分の死を知らず家族の元に帰りたい霊
神様になることを望まれ、その後、住民の幸せを見守っていた霊
「いつもあなたを見ています」自ら命を絶ったアイドルが知りたかった言葉。
理不尽な現実に直面、全身全霊をかけた自分の今までをも否定されて、絶望の果て、なにかが心の中で折れてしまい飛び降り自殺をします。
その地面に叩きつけられる死の直前の生きている一瞬に気付けた希望、その答えを知りたい、そして、ただお礼を伝えたかったアイドル。
でも、生きていればこそ、生きていれば?何かがかわれたのにと、後悔ができたその一瞬が大事な時間であったのか?。
唐突な事故で、死んだことさえ認識できず「家」に帰りたい男
村人を守る神様になった地縛霊
時の流れが守るべきモノたちの変貌を知り、移住を選ぼうとしますが、ひょんな事態で見せた夕霞の行動が、橋姫の新たな気持ちと希望を見出だすのです。
三人?の想いを知る夕霞は、叶えるではなく導くのです。
#お迎えにあがりました
#お迎えに上がりました国土交通省国土政策局幽冥推進課
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