糸森環のレビュー一覧
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つかの間の休息、知夏は緋剣の座を捨てた佐基を探すため、伊織、胡汀、未不嶺を連れてお忍びで市井に行くことに。だけど、一人はぐれてしまって。
なんか、あらすじが平和すぎる。本当はもっと容赦ないんです。
喜多みどりさんのデ・コスタ家とビーンズ文庫二大容赦ないシリーズを展開しています。
これを中学生とか高校生の頃に読んでいたら耐えられなかったな、という容赦のなさです。
胡汀といつの間にこんなにラブラブに?と思っていたのですが、その辺も明かされる一冊。やはり意味もなく、甘い展開にはならないようです。むしろ、甘いと思ったら、それを楽々上回るキツい展開になりました。
朝火さん、今はあなただけが癒しです -
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Posted by ブクログ
異世界ファンタジー。
召喚に失敗し、名も無き悪魔に唯一の肉親である兄を殺された主人公は、悪魔による被害を減らすため、森玄使として聖書を模写し、流布する役目に没頭していた。
祭りが近づく中、祭事で神に嫁ぐ花嫁役の貴族の女達が悪魔に殺される事件が起こる。そんな時、主人公は借りた本に挟まっていた召喚陣が書かれた紙を見つける。あまりに精巧な内容に驚くなか、陣が勝手に発動し、表れたのは怪我をした赤い獣。
とりあえず手当てをして匿う主人公。
だが、不可抗力、しかし無許可で召喚を行ってしまった主人公は焦る。そんな主人公をよそに赤い獣だった美丈夫は主人公に契約を迫る。
花嫁殺人事件の謎と、主人公の過去が最 -
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ネタバレ普通の女子高生である知夏がある日突然異世界に飛ばされて、その世界の最重要人物になるってお話。「遙かなる時空の中で」の中華版って感じがしました。
珍しい一人称なので、最初は取っつきにくく思いましたけど、私的にはそれほど気にならないレベル。知夏の将棋が強いところとか、ドリンク系の特技が生かされることがあるのかっていうのは疑問でしたけど。
知夏はちょっと頭が弱い?感じがしないでもありませんし、私の苦手な猪突猛進系で痛い目に遭う主人公なのが微妙ですが、胡汀がかっこいいので、許せます。胡汀が何気に知夏を気に入ってるところもちょっとニヤニヤしちゃいますし。
最後では知夏が緋宮になっちゃたところで終わ -
ネタバレ 無料版購入済み
和風ファンタジーがどういうものか興味があったので読んでみた。想像とは違い、ダークな雰囲気が濃い感じで良かった。亜雷の登場に、期待が高まる。