糸森環のレビュー一覧

  • 恋と悪魔と黙示録: 2 身代わり王女と百年の虚無

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    面白いし、続きが気になる。
    よくまぁ身代わりって題材入れながら、こんなにできた構成のお話が考えられるなぁ。
    男性キャラもすごい魅力あるし、好感が持てる。
    けど、個人的には主人公が……。
    彼女を心から、純粋に「可愛い子だなぁ」と思えない。別に嫌いなわけではないのだけど。
    イマイチ魅力に欠けるような気がする。

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    2014年01月13日
  • 恋と悪魔と黙示録: 1 契約の獣と身代わりの花嫁

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    面白かったです。久しぶりにしっかりした少女小説を読んだ気がする。
    作者のビーンズ文庫から出ている作品は未読。

    アガル可愛いです。
    とにかくそれに尽きる(笑)
    世界観もしっかり作られていて、序盤は読みにくいかなぁと感じていましたが、慣れてくるとするする読めました。

    ただストーリーの展開上、偶然が過ぎないか…? と感じてしまう所も多かったですが。
    というか最初、主人公が暗号を解こうとする場面。ここで危うく主人公嫌いになってしまうかと思いました。
    なぜ彼女は自分に宛てられたわけでもないのに、人の恋文だと思われる暗号文を勝手に解こうとしているのでしょう。
    この行動にはイマイチしっくりこなかったです

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    2014年01月12日
  • 花神遊戯伝 あさき夢見し、百華の雪

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    ネタバレ

    白雨さん可愛い最初のツンツンしてたのもいいけど今も可愛いと思ってたらまさかの...幸せが手に入りそうに見えてただけにつらい...
    咲耶さんも境遇がアレだし強いものを求めて行くあの姿勢も後々壊れるところまで含めて嫌いじゃないけどやっぱりお前このやろう...!!とは思う。

    朝火さんもまさかの家族?親戚?生存フラグで彼の足元もグラッグラでちょっと楽しみですよね!!
    胡汀のお父様もいい感じに歪なお方でほんともう...歪んだ愛ではあるけど妻も息子も大好きだよね。頑なに息子呼びでしたもんね。

    最後の架々裏さんに感動した(笑)心の中で「架々裏さあああああああああん!!!!!」って叫ぶくらいには。まだ独り

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    2013年12月21日
  • 花神遊戯伝 あさき夢見し、百華の雪

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    ネタバレ

    帰鼓廷に戻ってきた知夏を待ち受けるのは、今まで信頼していた緋剣の皆様方の裏切りでした。この巻、知夏にとってもっともつらい巻になったと思います。

    胡汀も一瞬、新緋宮に行っちゃうのかと思っちゃいましたし、朝火や未不嶺は論外。知夏の味方と思われた伊織は途中から行方不明だし、白雨は苦渋の決断とは言え、知夏よりは滸楽を取ったってところ。

    結局最後は白雨の裏切りで、知夏は川の中。
    絶体絶命かと思ったら、ここでやーーーっと、今まで謎だった神様の話になりました。謎解きしてくれたんで、なんで司義と遠凪が似ているのかってのも理解できたし、星神が陽女神を愛しているのに憎んでいるのかも分かった気がします。星神も陽

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    2013年12月05日
  • 花神遊戯伝 あさき夢見し、百華の雪

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    敵対する帝・司義によって、失格女神の烙印を押される知夏。しかも、新女神が現れ、胡汀だけでなく、護衛剣士『緋剣』たちとも引き裂かれてしまう。孤立した知夏の運命とは。

    いろいろ嫌というぐらいヘビィな目にあっている知夏ですが、この巻ではもうぶっとんでひどい目にあっています。ぜったい中高生のときだったらこの過酷さに挫折していただろうシリーズです。
    次の巻はいつですか。は、早くっ……。

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    2013年11月05日
  • 恋と悪魔と黙示録: 1 契約の獣と身代わりの花嫁

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    ネタバレ

    寂しがる妹のために遊び相手として低級悪魔を召喚しようとした兄は、その召喚に失敗し命を落とす。その衝撃からレジナはその時の記憶を失い、兄の喪失感を心に抱えたまま孤独に過ごす。兄の死がきっかけとなり、レジナは悪魔の名を記した書を複製する森玄使になった。そんなある日、レジナはふとしたことで手にした召喚図から不可思議な魔物を召喚してしまう。

    糸森さんの作品を読むのは初めて。
    序盤から凝った設定だな、と思いつつ読み始める。きちんと作り込まれた世界観に圧倒されました。最近、軽い内容のラブコメしか読んでなかったから久しぶりに頭を使った(笑)
    キャラクターは男性陣が魅力的ですね。傲慢なのに従順なアガル。「殺

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    2013年08月31日
  • 花神遊戯伝 ひとひら恋せ、胡蝶の月

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    ネタバレ

    遠凪に連れてこられた滸楽の村で、滸楽たちの生活を目の当たりにして、どっちが悪いって言えなくなってしまった知夏。
    確かに戦いって、相手が悪いってことになりますけど、実際に相手側にはいい人も悪い人もいますよね。

    知夏を探しに来た白雨は知り合いがいたからっていうのもありますけど、未不嶺も滸楽の生活を見て、滸楽が悪いモノじゃないっていう認識を持って、あとから探しにきた朝火や胡汀と戦いになっちゃいました。胡汀はまだいいけど、朝火が納得するのは難しいでしょうねー。

    胡汀も知夏をかばって怪我をしちゃいますけど、胡汀なのか星神なのか分かりづらいです。今どっち?っていつも思っちゃいます。

    司義がなんかした

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    2013年08月18日
  • 花神遊戯伝 ひとひら恋せ、六花の夜

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    シリーズが始まった頃は胡汀さまのイケメンっぷりにきゅんきゅんしていられたのに最近はそうもいかなくて平和だった頃が遠い...

    美男美女が多くて幸せなんだけどそれに比例するかのように様々な苦難が押し寄せてきて知夏ちゃん頑張れってしか言えない。

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    2013年06月23日
  • 花神遊戯伝 よろしく響け、この異世界

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    ネタバレ

    今回は、知夏に同調すると辛いシーンが多かった。
    でもやっぱり、キャラは魅力的で、ひきこまれる。
    身分制度や国の構造など、
    現代の私たちとは全く違うし、
    理解するのに時間はかかるが、
    知夏と共に仕組みを分かっていくのは、面白い。
    それにしても、なにげに知夏は頭がいいな。
    少しずつでも、儀式までにその仕組みを覚えてしまうんだから。

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    2013年04月16日
  • 花神遊戯伝 よろしく誓え、この異世界

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    ネタバレ

    3巻目。結構久しぶりだったので、ちょっと忘れ気味でしたが、読み始めると、独特の一人称と一人ツッコミに一気に読んじゃいました。

    元女子高生で現在緋宮になった知夏でしたが、神花が咲かないという状況に、また緋剣たちの言うことを聞かずに突っ走ってます。

    期待していた胡汀とのいちゃつきも、最初の方は全然なくて、どっちかっていうと、朝火とか遠凪とのいちゃつきの方が多くて、残念って思ってたら、最後にイラスト付きでちゃんといちゃついてくれてて、やっぱ、これがなくっちゃねって思いました。

    遠凪へ嫉妬してたり、普段は暴君様な胡汀が何気に漏らす一言一言に、知夏じゃなくても、もだえちゃいます。やっぱ、胡汀が好き

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    2013年03月26日
  • 花神遊戯伝 ひとひら恋せ、闇告げる王

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    つかの間の休息、知夏は緋剣の座を捨てた佐基を探すため、伊織、胡汀、未不嶺を連れてお忍びで市井に行くことに。だけど、一人はぐれてしまって。

    なんか、あらすじが平和すぎる。本当はもっと容赦ないんです。
    喜多みどりさんのデ・コスタ家とビーンズ文庫二大容赦ないシリーズを展開しています。
    これを中学生とか高校生の頃に読んでいたら耐えられなかったな、という容赦のなさです。
    胡汀といつの間にこんなにラブラブに?と思っていたのですが、その辺も明かされる一冊。やはり意味もなく、甘い展開にはならないようです。むしろ、甘いと思ったら、それを楽々上回るキツい展開になりました。
    朝火さん、今はあなただけが癒しです

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    2013年03月05日
  • 花神遊戯伝 よろしく誓え、この異世界

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    緋宮という女神的存在になった女子高生、知夏。だけど、大地を守護する知夏の神花が咲かない。 けだものたちが国を襲う楽奪い月まであと少し。知夏は国を去ろうとする神様と直接話し合うことに。

    毎度ながら、この作者さんの世界観の深さには驚かされます。異世界ってきっと本当にこんな感じです。
    相変わらず容赦ない展開。少女小説的に仲間が死ぬとか、多数の犠牲が出るとか、ないとは思っていても、この作品ではありえると思ってしまいます。そこがいいのですが。
    白雨さんのイラストが素敵!そして表紙も!

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    2013年03月01日
  • 花神遊戯伝 よろしく響け、この異世界

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    異世界で緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた女子高生、知夏。だけど、身元不明な彼女を部下のはずの神巫たちは認めない。はじめての神事もボイコットされ、嫌がらせに合う。

    こうあらすじを書くと、いかにも少女小説にありがちなストーリーでは?と思うのですが、知香の受難ぶりが半端ないです。容赦なさすぎる!普通の人間でしたら、鬱になるのでは?レベルです。なんとも読み応えのあるストーリーでした。
    それにしても朝火さんしびれた!

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    2013年03月01日
  • 恋と悪魔と黙示録: 1 契約の獣と身代わりの花嫁

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    なかなか面白い作品ですね!
    他の方がかかれているように続きそうですね。
    個人的にはアガルとレジナの無自覚同士でやきもきするので-★しましたが人によっては気にならない程度かもです。
    他は割と良かったです!挿し絵も素敵。

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    2013年01月10日
  • 花神遊戯伝 よろしく響け、この異世界

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    ネタバレ

    相変わらず、一人称はすごく読みづらいのだが……。
    話としてはとても面白いので、このまま続いていって欲しい。しかし、ビーンズで展開するには重い話なのではないかね、と思わなくもない。十二国記の初期ほどではないけれど、異世界トリップでドリーム展開を夢見る乙女には向いていないという印象。
    まあ、普通、異世界にトリップしたらこうなるよね、と思う。
    意外な人物が敵に回ったりするので、今後も侮れないかも。

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    2013年01月08日
  • 恋と悪魔と黙示録: 1 契約の獣と身代わりの花嫁

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    ネタバレ

    「殺してさし上げる」が妙にツボって。丁寧な口調で残忍なことを言いつつ恋愛に関しては乙女にように純情というアガルの設定が大変ギャップ萌え。主人公さんと見詰め合ってはお互い赤面して俯くというかわいらしい面もあったり。ストーリー的にはこれから調査官として動くことになるのかなと思うと世界も広がりそうで続きがとても楽しみです。

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    2012年12月30日
  • 花神遊戯伝 よろしく遊べ、この異世界

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    知夏は不思議な男に東洋風の異世界に送られてしまう。そこで窮地を救ってくれたのは暴君な美青年で。

    和風異世界。描写が細かくて、服装とかで萌えられます。主人公に厳しすぎる世界。
    物語の序章のようだったので、次巻が楽しみです。

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    2012年11月01日
  • 花神遊戯伝 よろしく遊べ、この異世界

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    面白いです。
    主人公や主人公の周囲を取り巻くキャラの個性が出ており、コメディやシリアスのバランスが良いと思いました。
    ただ、自分的には少し読みづらいと思ったので星4つに。

    これからもヘタレな主人公や、俺様不器用ヒーローを応援します。

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    2012年10月22日
  • 花神遊戯伝 よろしく響け、この異世界

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    一人称の文体が馴染めないかなと思いつつも、
    物語の流れが気になるのでガンガン読めてしまった。

    2巻で感じたことは、
    登場人物の半分ぐらいは黒い性格のような気がすること。

    状況は1巻での異世界に飛ばされて殺されかけた時点で、
    恋愛するどころの状況じゃないのですが、
    追い討ちをかけるような事態になったような。

    今後の展開に注目したいシリーズ。

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    2012年10月19日
  • 花神遊戯伝 よろしく遊べ、この異世界

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    ネタバレ

    普通の女子高生である知夏がある日突然異世界に飛ばされて、その世界の最重要人物になるってお話。「遙かなる時空の中で」の中華版って感じがしました。

    珍しい一人称なので、最初は取っつきにくく思いましたけど、私的にはそれほど気にならないレベル。知夏の将棋が強いところとか、ドリンク系の特技が生かされることがあるのかっていうのは疑問でしたけど。

    知夏はちょっと頭が弱い?感じがしないでもありませんし、私の苦手な猪突猛進系で痛い目に遭う主人公なのが微妙ですが、胡汀がかっこいいので、許せます。胡汀が何気に知夏を気に入ってるところもちょっとニヤニヤしちゃいますし。

    最後では知夏が緋宮になっちゃたところで終わ

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    2012年08月25日