あらすじ
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは──目を開けたら異世界だった主人公、知夏(ちか)。そこで知夏を助けてくれたのは、格好いいのに暴君的で、体罰上等な美青年、胡汀(こてい)だった。現代っ子でヘタレな知夏だけど、なぜか呪いの式陣(しきじん)も簡単に解いてしまって!? 「この阿呆鳥、それほどまでに調教されたいか」神様にだって立ち向かう、常識外れな少女の伝説開幕!! WEBで750万PVの大人気作家ia、新ペンネームでビーンズ文庫初登場!!
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Posted by ブクログ
1巻だけ読みにくいけど頑張って!という皆さまの書評に深く納得。すでに糸森作品いくつか読んでいるので、しっかり面白くなる確信があるけど、初見だったらうっとなるかも。しかし、主人公が精神的にも肉体的にも徹底的に痛めつけられ尊厳を傷つけられるので、このくらい軽率でミーハーなキャラでないと耐えられないだろう……
今後もさらに主人公鞭打たれそうだけど、後半で出てきた朝火や佐基もいいキャラっぽいので楽しみ。
Posted by ブクログ
全体的に波があり、面白い。
主人公目線であることで、感情がダイレクトに伝わってくる。
人物描写もわかりやすく、知夏から見た胡汀のカッコよさがわかる。
世界観も面白く、冒頭部分から惹きこまれるので次巻に期待。
Posted by ブクログ
知夏は不思議な男に東洋風の異世界に送られてしまう。そこで窮地を救ってくれたのは暴君な美青年で。
和風異世界。描写が細かくて、服装とかで萌えられます。主人公に厳しすぎる世界。
物語の序章のようだったので、次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
面白いです。
主人公や主人公の周囲を取り巻くキャラの個性が出ており、コメディやシリアスのバランスが良いと思いました。
ただ、自分的には少し読みづらいと思ったので星4つに。
これからもヘタレな主人公や、俺様不器用ヒーローを応援します。
Posted by ブクログ
普通の女子高生である知夏がある日突然異世界に飛ばされて、その世界の最重要人物になるってお話。「遙かなる時空の中で」の中華版って感じがしました。
珍しい一人称なので、最初は取っつきにくく思いましたけど、私的にはそれほど気にならないレベル。知夏の将棋が強いところとか、ドリンク系の特技が生かされることがあるのかっていうのは疑問でしたけど。
知夏はちょっと頭が弱い?感じがしないでもありませんし、私の苦手な猪突猛進系で痛い目に遭う主人公なのが微妙ですが、胡汀がかっこいいので、許せます。胡汀が何気に知夏を気に入ってるところもちょっとニヤニヤしちゃいますし。
最後では知夏が緋宮になっちゃたところで終わりましたけど、胡汀らしき人と話している異形って、天馬の椰真ですよね。なんで、隠しているんだろ。
あと、伊織は護剣士にはまだなっていないみたいですけど、まさか仲間はずれってことはないですよね。
ちょっと次巻も楽しみにしてます。
Posted by ブクログ
気が付いたら異世界で、美獣がいて。
目が覚めたら、暴君のイケメンがいた。
主人公がすごいヘタレ…というか、上がり下がりが
ものすごく激しい主人公です。
豚もおだてりゃ…ではなく、自力で上がっていくというw
見てる分には愉快な人、かと思われますが。
全一人称、なので、それが苦手な人は辛いかも?
面白くはありましたけど、ものすごく主人公に
突っ込みを入れたい部分が多数ありましたけど。
男尊女卑の世界だからこそ、したたかに生きていく女達。
とはいえ、これは怖い…いや、女が二名だけですけど
片方が怖い怖い!!
人間、よい思いをすると、そこから動けませんし…。
Posted by ブクログ
主人公が美獣に助けられた後のシーンが面白かった。
声はしないんだけど、「」でケモノの声が聞こえる風。
主人公が「心の声そのまま声に出ますよちゃん」なので、会話がかみあってない(笑)
美獣の「」が面白かった。ツッコミ可愛い。
主人公の、心の声がそのまま声になる感じ。すきよ。
今、ムーンライトノベルズという小説サイトにはまっているんだけど、もういい意味でそこのノリ。
Posted by ブクログ
主人公をすきになれるかどうかで評価がまっぷたつに割れそうなお話。
いやだいやだばっかり言ってる頭弱い系ヒロインとそれをむんずとつかんで振り回してるつもりがよくみると振り回されてるヒーローの話、と思いながら読んでいます。
ヒロインはいやだいやだ言いつつも、現実を見ていないというわけでもなく、よくわからないことに思い当たったときに目の前のことをすべて否定してしまう感じは自分にも心当たりがあるのでわからなくもない。理解は遅いながらも、どうにかこうにか自分の気持ちを誤魔化しながらでも、最終的に前に進もうとはするので、読めなくはないと思ってます。
個人的に好きなタイプのヒロインでないことは事実なんですが、なんせ鳴海さんの絵を見ると問答無用で手に取ってしまう習慣が身についててどうにも離れられない。
異世界落っこちる系の話なので、これからヒロインがどう思い悩むのかとか、先が見えてしまう部分もあるのですが、おはなしの舞台とか設定の作り方はとても好みなのでもう少し先を見守ろうかなと思います。
別の作者、別の話、とわかっていても、緋、ときくとどうしても、鳴海さんの昔挿絵されていたシリーズを思い出してしまって、どうにもむずがゆいです。
Posted by ブクログ
少々、主人公の一人称がウザイ。最初は、ちょっと受け付けないなーという印象だったが、話に引き込まれてしまえばとても楽しめた。ただ、そうなるまでに少し時間がかかってしまったかも。
それは、私が一人称小説を苦手としているからだと思うので、全般的に当たりのストーリーだと思う。
Posted by ブクログ
待望の書き下ろしー!
ペーパー欲しさに滅多に近づきたくない某所まで足を運びました。
が。
中盤くらいまですごい読みづらい。
ついでに肝心のメインヒーローさんが好きになれない。
作家の好きに書くのと編集さんが入るのとの違いなのかどうかは
判りませんが、とにかく前半読みづらいこと。
もっとヒーローとのふれあい描写あっても、乙女は怒らないと思うのよ…。
一冊の体裁に纏め上げるためだろうけど、登場人物わさわさしてる割に出番が微妙すぎる。
正直、メインヒーローよりヤマちゃんとか美獣様とかのがよっぽどいけめんじゃないかね…
もちろん個々のキャラは好きだし、面白くなる予感もするけど、
一巻でこれだとちょっと完結まで待ってもいいかなとか、
ちらっと考える程度には残念でした。
だいたいキャラクター人気投票するほどキャラクターが確立してないだろ。
商品戦略としても一冊しか手出てない本で人気投票は微妙すぎる。
大好きな作家さんだし、全体としては面白いけど残念要素が多いので、評価辛目です…