犀川夏生のレビュー一覧

  • 三千の夜の欲望 エロティック・アラビアン

    匿名

    購入済み

    9年は長い

    貴族のヒロインに、かつて仕えていた奴隷が身分逆転し、ヒロインを手に入れる為にアレヤコレヤ、という定番のお話ですがこちら
    なかなかに面白かった。ほんとは想い合ってる2人なだけにまったりと浸りながら読みました〜。

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    2024年02月29日
  • 三千の夜の欲望 エロティック・アラビアン

    購入済み

    レビュー買い

    第一の感想、濡れ場が多かった。
    先が知りたくてパラパラしたら、ほとんど喘ぎセリフだった( ̄Д ̄;;

    けど、お話自体はヒロインが好きで仕方ないヒーローの気持ちが分かり易くてすごく良かった。
    子供の頃のやり取りはほとんどないからあれだけで9年間忘れられないってどうなのかな?と思うけど、少年はお嬢様に一目で心を奪われたんでしょうね。お互い初恋同士。
    もう少しこじれるかと思ったのに2人の気持ちが通じ合うのがあっけなかったけど、何度も読み返したくなる私好みの話でした。

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    2019年12月31日
  • 三千の夜の欲望 エロティック・アラビアン

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    再読です。二度読んでも楽しかったです。

    元奴隷が他国で偉くなりお嬢様育ちのヒロインを奴隷にする、という他でも見たことのある下克上ものでしたが、気位の高いヒロインが快楽に心折れていく様などとても良かったです。
    九年もヒロインのことを想い続け、身体だけでも手に入れようと無理やり奪ったファルザードはなかなかの執着っぷりで、
    そんな彼がヒロインにものを贈っても警戒されるだけで喜んでもらえない…と密かに落ち込むくだりはとてもツボでした。
    エルハラーナも、ファルザードに翻弄されるだけのヒロインではなかったので好感が持てました。

    強いて言うならばイラストがいまいちキャラのイメージに合わないのですが、話は

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    2015年12月25日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    コミックが面白かったので、原作を追ってみました。
    コバルトなだけあって、読みやすい、わかりやすい、お約束の展開をちゃんと踏んでいく王道。
    水戸黄門を見ているような安心感で読める。
    1冊30分~1時間で読めるので、一気に出版されている分読めちゃいます。

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    2013年04月28日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    とても面白かったです。
    アニメ「雲のように風のように」(原作『後宮小説』)のオマージュかな。

    地位も品格もない富豪の娘って、今までなら悪役の設定ですよね。
    でも、傾国の美姫・没落貴族の娘などより、ずっと共感しやすかったり。

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    2013年01月29日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    いやもう、爆笑でした。
    三食昼寝付きで、趣味の世界に没頭したい!(ついでに、縁談から逃げたい)という理由で、後宮に入ったオタク少女・花蓮。
    しかしお約束というか、皇帝に見初められてしまい!?
    という、とんでもなくおいしい設定です。
    設定だけを聞くと華やかなラブストーリーになりそうなのに、花蓮には全くその気がないものだから、どこをとってもコメディにしかならない。。。
    そこが、このシリーズの一番の魅力でしょう。

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    2012年06月28日
  • 贅沢な身の上3 いざ、ときめきの桃園へ!

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    ネタバレ

    寸止我愛協会が今回もいい仕事をしている、けど、陛下の追い上げもなかなかのもの。
    花蓮が贅沢な身の上を当然と思っている傲慢さが鼻につくというレビューも見かけるけど、私はそこがいいと思う。
    彼女が傲慢なほどに天真爛漫で、自由で、行動力にあふれていなければ、天綸があそこまで惹きつけられる理由がないし、実際今作の中では天綸のモノローグでその部分がしっかりと表現されていて、だからこそ天綸の恋を応援したくなる。
    完全なるフィクションでエンターテイメントと割りきって、楽しんで、贅沢な時間を過ごすのが正しい楽しみ方だと思う。

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    2012年01月22日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    少女小説の王道ではありませんが、少女小説読みの望みを全て叶えてくれるお話です。
    家事しなくていいし、好き放題した上の帝の寵姫って、たまころがしにもほどがある!

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    2011年09月07日
  • 贅沢な身の上2 ときめきは海を越えて!

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    ネタバレ

    皇帝の天綸に求愛されても袖にする花蓮。ときめき小説を愛し生身の男に興味はないと突っぱねます。花蓮の冷たい反応を物ともせず花蓮がいる梅花殿を訪れる天綸。
    今回も厄介事に巻き込まれます。というより花蓮が厄介事を引き寄せます。
    花蓮が愛読するときめき小説の作者は留学生の真奏(まかな)で後宮の絵図面を持っていたことで警吏に追われていて、花蓮と天綸がそれを助けたことで知り合います。
    真奏もいいキャラで花蓮と意気投合し天綸がちょっぴりやきもちをやくのも楽しいです。
    花蓮に振り回されつつ、それを楽しんでいる天綸の懐の大きさ。二人がむふふの関係になるにはまだまだ先が長そうです。

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    2024年09月22日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    恋愛にまだ興味がない天然主人公が
    趣味に生きるために自ら後宮入りする
    花嫁ものの出だし一冊によくある主人公と相手役の出会いな巻
    天然主人公を周囲が程よくめでるコメディとして塩梅良くまとまっている

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    2018年10月25日
  • 贅沢な身の上2 ときめきは海を越えて!

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    一切シリアスな場面がないこてこてコメディ
    ここまで割り切るとキャラクタまで歪んですごい
    天真爛漫天衣無縫のアホ口とかそういうレベルじゃないもっとすごい域に達している
    中身には関係ないがイラストが多いのになぜか感心

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    2018年10月25日
  • 三千の夜の欲望 エロティック・アラビアン

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    執着溺愛ヒーローで、エルハラーナにひどいことをしていてもそれが好きすぎるが故の行動っていうのににやにや。
    ただ二人の出会いのときのエルハラーナの年齢が幼すぎて、そこが気になった。
    せめてエルハラーナが12歳くらいで出会ってということだったらもっと萌えることができたと思うのが少し残念

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    2014年04月27日
  • 贅沢な身の上10 ほら、眸がときめきを伝えるから!

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    もしも残念陛下がアイドルになってしまったら、自分の方だけを見てくれなくなるかもと思ったら、なぜかモヤモヤしてしまう花蓮。
    花蓮ってばなんて贅沢な子なの!

    今回は陛下の残念な行動が少なくてあんまり吹き出せなかったのがちょっと残念。

    鳴鳴ととかげ宰相との関係も少し進展したので、これからが楽しみ。

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    2013年12月15日
  • 贅沢な身の上8 ときめきは蒼き追憶と共に!

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    煌恋検定を受験して、いろいろあって唯翔とデート(花蓮は本屋めぐりとしか思ってない)することになった花蓮。結局、謎の育ちのよさそうな少年を怪しい連中から保護することなり、範家で預かってもらうことに。

    陛下の父親は先帝なわけですが、今回母親のことについて少年の事件を通して感傷的に思い出す。陛下の過去はどシリアスで、この小説をただのコメディにさせないですね。
    元気ない陛下にちょっとだけ優しくする花蓮ですけど、すぐに元気になって調子にのるのはいつものことです(笑)

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    2013年11月18日
  • 贅沢な身の上9 ときめきは空に煌めく星の如く!

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    残念陛下の残念気質は遺伝だったことが確定!
    陛下の出生のいきさつが判明したり、アイドル解散のゴタゴタに巻き込まれたり、盛りだくさんで満足な内容だった。
    新しい登場人物も増え、陛下のアイドルデビューまであるのかと期待させる盛り盛り(!)の展開。

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    2013年10月20日
  • 囚われの秘め巫女と復讐の騎士

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    ネタバレ

    タイトルに来ている割には、復讐の色は薄かったかな?
    と言うか、何より当て馬の人が気持ち悪くてだな……。ただのボンクラ坊ちゃんかと思いきや、何もかも知っていた上でのストーカーだったとは!
    もう少しドロドロしていた方が好みかなーとも思うけど、普通に楽しめました。

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    2013年10月09日
  • 影の王の婚姻1

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    ネタバレ

    読み始めて、途中(けっこう序盤)で読むのが止まって、それから長い間放置してた文庫。やっと読み終わりました(笑)読むのが乗ってきたら意外とサクサク読めたな。もう2巻も出ちゃってるよ、みたいなww

    帯に「皇女様のスパルタ婿教育!?」って書いてあったけど、フィグの教育はそこまでスパルタではないような。そして、クロードも何もできない優男というよりは、やれば出来るけど今までそれをやろうとしなかっただけなんじゃ。フィグに褒められて嬉しい!もっと頑張る!!って感じで尻尾とか振ってそうな子犬系ヒーローって感じ?クロードと結婚する前のフィグは家族のために自分ひとりですべてを抱え込んでいて、一人で頑張りすぎるタ

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    2013年09月03日
  • 贅沢な身の上8 ときめきは蒼き追憶と共に!

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    トキメキ検定の結果が出たのだが、残念陛下がやっぱり残念なことに…。

    今回も二人の掛け合いがハンパなく面白くて何度も噴き出すはめに。

    陛下の残念さがパワーアップしているし、しかもそれが遺伝なのかとか?
    おかしすぎるでしょう。

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    2013年08月08日
  • 贅沢な身の上1 ときめきの花咲く後宮へ!

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    「結婚したくないから後宮へ!」という逆転の発想と、ヒロインのキャラの濃さ。これでもうこの話は「勝ってる」と思います。
    もちろんストーリーもおもしろい!王道なんだけど、「典琅」の正体を読者には早く明かしておいたのが良かったと思います。読者にも知らせずに最後までひっぱったら、逆にバレバレすぎて冷めてしまいそうな気がするので。

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    2013年07月15日
  • 贅沢な身の上7 だからときめきが止まらない!

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    この本を外で読む時は要注意。
    何度も思わずぶっと吹き出しそうになって、ぐっとこらえるも、花蓮のごとく口がむふむふとなって大変だった。

    短編集なので、これまでに登場した人物や新しい人も含めて盛りだくさんな内容となっている。

    陛下との仲は相変わらず全く進展しないが、二人の日常のほのぼのとした(残念な?)エピソードが中心。

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    2013年07月11日