犀川夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
13年6月刊。
贅沢ももう8巻目だって。短編を入れると9冊目。それを丸二年でって、かなりのハイペース。すごいなぁ!
陛下があわやアイドルデビューか?と見せかけて、実は仙人さんのほうがデビュー近そうだけどw
それにしても陛下の出生の秘密がこんなに早く明かされると思わなかった……って8巻目ならそんなものか?
しかし宗室の歴史……先代や先々代の皇帝やそのまわりについて明らかになり、大河ドラマの様相を呈してきたというのに、コメディだから軽く読ませるのはさすが。おコメの神様、完全に降りてるわ。
我鳥先生は、文の語り口そのものがだんだん面白くなってきていて、すごいと思う。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ農家の三男坊のラッドが貴族のお姫様に釣り合う男になるために都会に出かけ、わらしべ長者的に成功するってお話しですが、ラッドの性格が嫌味じゃないし、恋人のアーシャもラッドの受難体質を理解してて、おもしろかったです。
周りの人間も農民上がりのラッドに対して、非常に好意的で嫌ないじめなどもないし、ラッドの巻き込まれ方も結局はキューピッド役になってて、最後はみんなハッピーになってよかった。
最後のエシルの話は相手が花売りで、あとで貴族の隠し子だった事実がでてきて、身分的には申し分なくなりましたけど、大公の様子から、もしイクシアが貴族の隠し子でなくても、エシルから言われてたらOKしてそうな感じはしまし -
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Posted by ブクログ
主人公の趣味中心の生活に、不覚にも共感してしまう自分に『やばくないか?私……』と思いつつも、でもやっぱり面白いものは面白かった。
本当に贅沢過ぎる生活だが、命、狙われたりは、やだなぁ。
友人に勧められた時、『”残念なイケメン”が出てきます』と言われ、覚悟して読んだんだけど、最近ボカロにはまってて某青い人で散々”残念なイケメン”を見ていたので、抵抗感無くむしろ『こんなの序の口じゃわい!ふぁふぁふぁ』と余裕で読めた。
今年にはいってこの
『顔は良いんだけど、変態傾向にある”残念なイケメン”』や
『顔も身分も頭も申し分ない王子様なのに主人公が好き過ぎてストーカーな”バカ様”』
というジャンル -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の趣味に生きたい花蓮が、親と妹からの結婚のプレッシャーから逃げるために、皇帝が代替わりした後宮に潜り込むことに成功。
後宮ならではのドロドロした女性関係もなく、勝手に後宮を抜け出したりして、趣味に生きてます。
元気いっぱいなところはいいんだけど、ちょい自分勝手過ぎるというか、ついて行けないところもあります。皇帝天綸と知り合って、いい雰囲気になったのに、ことごとくそれを破壊して、寸止めはいいんだけど、最後くらいもうちょっと甘い雰囲気になってもよかったかなぁ。
一方天綸の方はというと、誰もが趣味を疑うくらい、花蓮に急速に惹かれて、正体を明かしたときの花蓮を思ってにやけてるところは、なんかか