フライのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
基本的に主人公視点で進行する作品が短編集のような形で別キャラの視点を描いてくれる構成は好きだったりする自分にとって、この巻は話は進まなくてもキャラへの理解がより深まったという点では嬉しいものだったりする
1話 日南の中学時代
パーフェクトヒロインがまだパーフェクトじゃなかった時代…と言ってもその思考回路は既に怪物じみているね。一つ一つの会話に対してどう答えれば人間関係を円滑に回せるかと考えている点については現在の友崎に通じる点があるからまだ良いとしても、バスケ部副部長から告白された際に恋愛にも手を出してみたい、自分を更なる高みに上げるために告白を了承するというのは普通の女子中学生の枠に収まる -
Posted by ブクログ
ネタバレ相手の知らない領域を教え合う関係になったことで少しだけ変わった友崎と日南の関係性。
自分に「人生」のルールを教える日南にも知らないことが有る、教えたい楽しさがあると知り事あるごとに日南に反撃を試みようとする友崎。そんな友崎に触発されてか以前よりも嗜虐的になりつつも友崎の主張に戸惑いを見せるようになった日南
その変化は表面の関係にはそれ程現れないひっそりとした変化では有るけれど、一方的に日南が友崎を指南する関係ではなくなった二人の様子は見ていて面白い。
一部分であっても友崎が日南と張り合えるようになったのはそれだけ彼が「人生」において成長できているからだろうね
そして球技大会に向けて日南が提示 -
Posted by ブクログ
思わず「2位じゃ駄目なんですか?」なんて言葉が思い浮かんでしまいそうになる話だった
日南の指導を受けることでコミュニケーション能力が向上し人間関係も広まり、また紺野エリカに啖呵を切ったことで水沢にも気に入られた友崎。根暗ゲーマーだった彼の周囲が少しずつ賑やかになっていく変化が手に取るように判る様子は良いなぁ
しかし、同時に読者として気になってしまうのは恋愛方向の進展か。本作はパーフェクトヒロインの日南から指南を受けるというノリだから、一番距離の近い彼女がヒロインであると考えることが出来る。友崎は日南と水沢が付き合っているという噂に対して過剰反応したりもしてるしね
けれど、それ以外に友崎が日南 -
Posted by ブクログ
青春を舞台にしたラブコメと言うよりも、人間関係を円滑にするためにはどのようなことをすれば良いのか指南する教本のようになっているのが特徴のラノベ
主人公の友崎は絵に描いたような根暗ゲーマータイプ。そんな彼はリア充を馬鹿にしているし自分とは無関係の存在だと思っている。そんな彼が人生を楽しみリア充になる道を目指すなんて余程の事態がなければ読者はその変心を納得出来ない。
ラノベなのだから不思議生物が登場して「友崎がリア充にならないと人類全滅」みたいな無茶苦茶な展開にする道も有ったはずだが、本作ではそのような手法は取らずに日南葵という人物を登場させることで友崎の変心を違和感のないものにしている
日南 -
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きつい
原作だとみみみ推しなので、ありがたいですが、やっぱりみみみはきつそう。運動や勉強など、日南には一歩届かない。届きそうで届かない。
実力に大きな差があれば諦めがついても、少しの差なら諦めがつかない。
しかも性格もいい(ようにみせている)。
そんな関係はキツイ -
Posted by ブクログ
上下2冊完結。
クロアと«貪食の君»の一人称語りが交互に切り替わって話が進む形態が、クロアの中のリリアンが語り、«貪食の君»=ガファルであるが三百年前のガファルの過去語りを、クロア≠リリアンは夢として共有して語り、同じことを«貪食の君»∩ガファルもして語るようになる。世界の説明はほぼしないで進む。よくワカラナイ世界での過去と現在と他者と他者の認識がシームレスに混じり合うラブロマンス。読解力と想像力が高ければより楽しめるでしょう。ダラダラ読んでも見た目12歳中身17歳のクロアちゃんとの合法ロリシーンを楽しめば良いと思う、フライさんの絵だし。«天子»との第2戦でのクロアの撤退戦は痺れた。そして本作 -
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まだなんとも…
取りあえず、絵は抜群にキレイ。
女性キャラのかわいさは人気作に匹敵するレベル。
一方、展開はちょっと意味不明。
言葉の掛け合いがウリの1つなんだろうけど、それもちょっとズレている感もする。
設定も、やや読者を置いてきぼりにしている感。
系としては、「五等分の花嫁」のような「真に自分を好きでいてくれる人を探し当てる」という感じなんだろうか?
この先、どう展開していくのか全く読めないけど、ちょっと危険(つまり、「絵はキレイなんだけどなあ…」的な)なにおいのする作品。 -
Posted by ブクログ
「流行の余命要素」というおすすめコメントを見て、正直、命を軽々しく扱うお話だったら嫌だなぁ…と懸念しながら読み始めた。
けれど、これは健康な野球少年が、誰かのために頑張ることで失敗を乗り越える物語だった。そして、その原動力となるのは、病弱な栞里という少女。彼女は病気で寝たきりの状態になっており、一時は両親でさえ、延命治療を諦めかけていた。
でも、そんな一見何もできない彼女でも、1人の少年に、挫折を乗り越えて前進するための力を与えられるのだ、ということを、この物語は教えてくれる。
人間はたった1人で生きているわけではないし、たった一度の失敗で全てを失うわけではない。
誰にだって、誰かを助ける力は -
Posted by ブクログ
青春恋愛小説タイムスリップもの。
過去を変えたい瑞希。
池田先生がグッジョブ。
先生は一度タイムスリップを経験していて、
過去を変えることは代償が大きいと警告した。
先生の彼女は世界に羽ばたき、先生は不幸になったという。
危険。そう思う。過去は変えたらいかん。
それを心配しながら読んだが、、、。
プールに飛び込む。→過去に行ける。
同級生の夏帆のことが好きな瑞希は、
毎年、兄の千尋と3人で花火へ行くことにモヤモヤしていた。
兄の死により、母親が悲しみから逃れるため、瑞希のことをいつも千尋と呼ぶ。
そのことにもモヤモヤしていた。
喜怒哀楽がハッキリしている主人公に共感。
応援したくなる。
野球部 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大学生になって帰る郷里。
過去の後悔を抱えたまま戻った郷里で、早瀬瑞希は幼馴染の夏帆、大好きだった兄を守るために過去に遡る。
タイムリープ、タイムトラベル物を何冊も読んでいる人には、舞台設定や過去に戻りたい理由など、どこかで見た(読んだ)ような既視感があって少し物足りなく感じるかもしれません。
それでもアイスキャンディの当たり棒、プールに映える花火の光、池田先生との妙な味のある会話など、読んでいると物語の端々に浮かぶ景色の美しさに気持ちよくなってしまいます。
そして、先生として接する海斗との会話の描き方などはニヤニヤとしてしまいます。素敵な作品でした。 -