フライのレビュー一覧

  • 弱キャラ友崎くん-COMIC- 3巻

    購入済み

    みみみ回

    選挙回。全体的にギュッと詰めていてスピード感がありサクサク読めるが
    その分原作の駆け引きの良い部分は若干薄れた感じかな。
    まぁでもそれは漫画と小説では違うし、原作読んだ上でもとても面白かったので次巻も期待しています。

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    2020年04月20日
  • 【合本版】佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I’ll have Sherbet! 全5巻

    購入済み

    面白かったけど、あれ?

    全5巻一気読みしましたけど、苦もなくテンポも良くスッキリと読めました。
    あとがきに"全てを書き終えた"みたいな事が書かれてましたが、
    意外と大事そうなエピソードっぽいもの何か忘れてませんか?
    もしかしたら一つではなく二つ三つのエピソードもかもですが、
    ストーリーとして考えた時に一つは確実に引っ掛かる。

    その点だけが心残り。

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    2020年02月19日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.8

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    文化祭が終わり、風香が彼女となって新しい意味合いを持つ日々が始まる第8巻。
    当初掲げられたリア充になるとの大目標を考えると、彼女が出来てその娘と円満になる、という状態をどうしても思い浮かべてしまうけど、日南が言及しているように必ずしも彼女の存在がリア充の証明になるわけではないのか
    ということで友崎の次なる中目標として掲げられたのは「四人以上のグループで中心人物となること」。確かにこれが出来れば文句無しでリア充と言えるのだろうね。その目標に従い友崎は新しい環境へ飛び出したり新しい付き合いを始めるのだけど……

    これまでの舞台は主に学校であり、だからこそ友崎がどれだけリア充目指して生まれ変わっていこうと以前の友崎が知られている環境だからまだまだいじられキャラとして扱われている部分が強かったように思う。日南の紹介で入ったバイト先も似たようなもの
    でも、今回入っていくアタファミ関係の繋がりでは以前の友崎は全く知られていない。だからこそ今の友崎の見た目やレート1位という情報で判断することになり、結果的にああいう受け止め方がされたのだろうね
    友崎の人生攻略における努力が認められ、更には友崎が自信を肯定できるようになった感慨深いシーンだったように思う

    ただ、新しい繋がりは必ずしも良い現象だけを呼び込むわけではなくて
    レナの登場はなんとも不穏。何も考えていないようにも見えるし、良からぬ事を考えているようにも見える
    彼女の登場で風香が友崎との関係を不安に思うようになった事や、日南や水沢とはまた違う世界を友崎に見せようとしている彼女の存在はちょっと危ういのかもしれない


    そして人生攻略をテーマに掲げた本シリーズにしては珍しくこの巻ではアタファミのプレイ光景がかなりの紙面を割いて描かれている
    それは一見本筋から外れているように思えるけれど、同時にこの巻では学生にとって一つの転機とも言える進路調査票友崎の話が出ている点を併せて考えると色々見えてくるね。
    まだまだ人生レベルにおける「自分のやりたいこと」を決められていなかった友崎はこの巻で何人もの人にその人が持つ人生観や進路について聞いている。その中で友崎は多くの視点を発見していく
    なら、きっとアタファミ関係での出会いも同様なのだろうね。オフ会で出会った人の中にはユーチューバーとして活躍している人や普通に社会人の人もいる。プロゲーマーにも出会っている
    それを考えればアタファミをプレイする様子を詳細に描くことは既に人生レベルの「やりたいこと」にアタファミを含んでいる人達との対話に他ならないのかもしれない
    こういう描写があることで最終的に友崎が手にする『人生』と『アタファミ』のハイブリッドスタイルが納得感を生んでいく訳だね

    ただ、こういった新しい環境との繋がりは良いことばかりを生み出すわけではなくて…
    付き合いたての恋人であれば一緒に居る時間を大切にしたがるもの。何より友崎と風香はアンディ作品が持つ世界観を契機に仲良くなっていった二人。尚更二人なりのペースでゆっくりと仲を深めていきたい所
    だというのにこのタイミングで友崎が別の付き合いを深めだしたら風香としては平常心を保つのは難しい
    それもあってかこの巻で風香は珍しい言動が目立っているね
    友崎の周囲に居る女友達の存在を気にしたり、突然帰ると言ったと思ったら手を繋ぎたいと言い出したり、一人で帰りたいと言ったけどすぐに二人で帰りたいと言い出したり
    本作は友崎視点で展開されるから、風香が何を考えているかの全てを窺い知ることは出来ない
    でも、友崎の広がりゆく繋がりに風香が焦り、不安に思っている様子は手にとるように伝わってくる

    ラストのトラブルは恋人にありがちな擦れ違いに済むのか、それとも二人の関係性を終わらせてしまうのか気になる所

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    2019年10月22日
  • 今日、小柴葵に会えたら。: 1【イラスト特典付】

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    雑誌「月刊ComicREX」で連載されている「色づく世界の明日から」のフライ(漫画)、「政宗くんのリベンジ」の竹岡葉月(原作)による「今日、小柴葵に会えたら。」の第1巻です。もう、とにかく絵が美麗です。キラキラJKって、こういうことか。ストーリー展開としては、現在と過去を行ったり来たりしながら物語が進むようですが、何か意味があるのだろうか。最後が不穏な終わり方になっていますが、どうなってしまうのか…。まさかの三角関係?

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    2019年08月09日
  • 滅びの季節に《花》と《獣》は 〈上〉

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    うわー、これ好きだなあ。
    ファンタジー世界での恋物語はまったく自分のツボだ。

    巨大な花の中にある街、奇跡の力持つ大獣(おおけもの)、奴隷としての人々、そして襲い来る天子。
    誰も見たことの無い緻密に作り上げられたファンタジー世界は、けれどどこか懐かしさを誘う。
    その舞台の中で人と、人ならざる者とが惹かれあっていく様がとてもいい。
    なんというか、キミたち子どもかと言いたくなるほど、微笑ましかった^^

    いろんな葛藤とすれ違いを乗り越えて、最後には世界の危機に当然のように二人で立ち向かう様は、二人が育んできた絆の強さを見るようだ。
    けれど、その戦いが二人を永遠に分かったのか。

    誰よりもみんなの幸せを望んだクロアに、幸せが訪れることを願って、下巻を読もう。

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    2019年05月14日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.6

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    ネタバレ

    文化祭実行委員に立候補、出し物も自ら提案してクラスを動かしている友崎くん。
    もう十分にリア充認定してよい成長ぶり。

    「ふたり彼女候補を選ぶこと」という日南の指令も納得したかに見えた友崎くん。
    水沢に「男の作法」的なナンパ指導も受けて、ますますリア充ぷりに厚みが増していくかに見えました。

    しかし、終盤彼の闇が顔を覗かせることに。
    勇気を奮ったに違いない菊池さんの間接的な告白を自己否定で傷つけてしまいました。
    菊池さんの好感度は演劇関連で最大値であったでしょうが、この一言でどこまで下がってしまったことか。
    これまでの流れから読者は予感していたであろう、みみみの告白。
    友崎くんには意外だったらしく、こちらで頭がいっぱいのようです。
    水沢も、同様のようです。
    しかし、関係修復に時間をかけるべきなのは菊池さんなのですが。

    作者さんは、ダブルミーニングを好んでいるようです。
    演劇のダブルヒロインと「菊池さん」「みみみ」からなる三角関係
    果たして、友崎くんの彼女候補は、「菊池さん」「みみみ」なのか?それともひとりに絞られるのか?
    はたまた意外な人物になるのか?

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    2019年03月22日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.5

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    ネタバレ

    たまちゃんいじめ問題後編。
    スクールカースト、集団心理に、かなり切れ込んだ本巻。
    「お仕事もの」に流れていった「俺ガイル」と明らかに違う個性が際立ってきた。

    ただ、ラストの日南の答え合わせがないのが物足りない。
    概ね友崎くんの推測通りだとしても。
    日南が時間をかけて本来目指していたはずのトゥルーエンドはどんなものだったのか?
    本件で方向性を違えたふたりの和解が欲しかった。

    友崎くんは劣化版日南トレーニングではあるものの、たまちゃんを全力で支援する。心根は非常によい奴。
    思慮深く尊敬し合える友人となってきた水沢と、深い洞察力と自分への評価が一段と上がった菊池さん(周囲からはもう彼女だと思われている)、もう弱キャラではないよな。

    この主人公のキャラ変化は、気持ちよさでもあるが、今後の展開の閉塞にもつながりかねない。←俺ガイル

    1巻カラー口絵でヒロインたちが一気に紹介されていたのを思い出す。また「目指せハーレム」かと思ったが、それぞれ各巻でメインキャラの役割を与えている。
    初期構想としてはかなり丁寧なのではと思われた。
    こちらも、今後、新キャラがわらわら出てくると、微妙な気持ちになる。

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    2019年03月01日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.3

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    ネタバレ

    3巻で、主題の再構築を果たす。
    ラストで友崎くんが「オタク」と「リア充」の両立を目標に掲げて、とりあえずよかった。
    序盤、日南が、友崎に誘われた菊池さんのうれしさがあふれるLINEをあっさり盗み見るという、「菊池さんを人間扱いしていない」「単なる攻略対象としか認識していない」描写がある。
    その違和感に友崎くんは気が付くことになる。
    花火大会終了時の、友崎くんのひと言は、スリリングだった。

    単なる夢見がちな文学少女ではない、非常に洞察力のある聡明な菊池さんだが、ストーリーが進展すると、やはり、日南に負けてしまいそうな予感(最後のセリフ)があり、今から不憫だ。

    しかし、リア充合宿、菊池さんとのデート(都合3回)を不整合なく、ぶれないラストへ統合していくのは、なかなかの構成力。
    これまでの布石の回収と今後の新展開の準備もあるようだ。
    聖地要素も楽しめる。基本的に、登場する店舗、施設は、実在するモデルがあるようだ。
    (ex.マイケル・アンディ→ミヒャエル・エンデ)
    でも、登場人物たち、あんまり勉強していないな。塾などの描写もないし。進学校なのに。

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    2019年02月22日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.6.5

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    基本的に主人公視点で進行する作品が短編集のような形で別キャラの視点を描いてくれる構成は好きだったりする自分にとって、この巻は話は進まなくてもキャラへの理解がより深まったという点では嬉しいものだったりする

    1話 日南の中学時代
    パーフェクトヒロインがまだパーフェクトじゃなかった時代…と言ってもその思考回路は既に怪物じみているね。一つ一つの会話に対してどう答えれば人間関係を円滑に回せるかと考えている点については現在の友崎に通じる点があるからまだ良いとしても、バスケ部副部長から告白された際に恋愛にも手を出してみたい、自分を更なる高みに上げるために告白を了承するというのは普通の女子中学生の枠に収まるものではない
    そしてある程度恋愛というものを知ったらあっさりと別れてしまう。本当に相手を見ずに自分を基準に物事を考えていることが伝わってくる描写
    この話を読んで改めて日南の過去に何が有ったのかと気になってしまった

    4話 風香の中学時代
    実は風香がクラスメイトに対してどういう風に接しているのか、とか距離感についてちょっと判らない部分があった。それが少し見えた気がする短編
    中学時代は友崎とは別の意味でクラスに混ざれていなかった風香。それがアンディ作品との出会いで少しずつ変わっていく様子が描かれる。
    司書の郷田の言葉をきっかけにして自分をポポルに見立てて行動した風香。悲しい結果に終わったけど、それは友崎にとっての日南みたいに風香を指導してくれる人が居なかったから起きた悲劇であるようにも思えてしまう。そういった失敗が有ったから、高校時代は声を掛けるだけじゃなく共通の話題を切り口にして友崎と親しくなることが出来た。
    風香にとってアンディ作品がどれだけ大きな意味を持っているのかが伝わってくる話だった

    6話 優鈴と中村による惚れた腫れた
    友崎視点の本編に置いても中村がどれだけ好きか存分に伝わってくる優鈴と、素直じゃないながらも優鈴を大切にしようと考えている事が見える中村。そんな二人に破局の危機が訪れるなんてフラグを整えられた所で簡単に信じられるようなものではないのです
    結末は思わずズッコケそうになるものであったのは確かだけど、優鈴視点で描かれることで改めて優鈴が中村のことが大好きであると再認識させられた
    そうだよなぁ、思い返せば中村とゲームしたいからって小ジャンプを猛練習したくらいだもんなぁ
    本当に甘々な短編でした

    そして、なんと言ってもこの巻でメインとなるのはやはりみみみの心情描写。
    前の巻で遂に友崎に告白したみみみ。本編では少しずつ彼女が友崎に惹かれていく工程は判るのだけど、具体的に友崎のことをどう思っていたか、自分自身の心情変化をどう捉えていたかまでは判らなかった
    それがこの短編集では幾つかの時間軸を細かく描写し、みみみの独白をふんだんに用いることで理解できるようになっている。
    そっか、日南が考えた他の女子の影を匂わすことで相手を慌てさせる策略、みみみには存分に効いていたのか


    本編に置いて友崎が覚悟を決め、短編集でみみみが自分の心を確かにした。次の巻で何が起こるのか非常に楽しみになってきた

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    2019年01月14日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.4

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    ネタバレ

    相手の知らない領域を教え合う関係になったことで少しだけ変わった友崎と日南の関係性。
    自分に「人生」のルールを教える日南にも知らないことが有る、教えたい楽しさがあると知り事あるごとに日南に反撃を試みようとする友崎。そんな友崎に触発されてか以前よりも嗜虐的になりつつも友崎の主張に戸惑いを見せるようになった日南
    その変化は表面の関係にはそれ程現れないひっそりとした変化では有るけれど、一方的に日南が友崎を指南する関係ではなくなった二人の様子は見ていて面白い。
    一部分であっても友崎が日南と張り合えるようになったのはそれだけ彼が「人生」において成長できているからだろうね

    そして球技大会に向けて日南が提示する課題はなかなかに曲者だった。球技大会を前にして真っ先にやる気のない態度を見せた女王様タイプの紺野をやる気にさせるなんて、現実の生活でも直面しそうな問題だけに友崎がどのように解決するのか興味深く読んでしまった
    解決のためにまずしたことがRPGさながらの情報集めであったのは何ともゲーマーらしい行動だと笑ってしまったけども

    第4巻は作中で例えられているように、まるでドミノ倒しのように小さな出来事が次々と生じていき、その影響で様々な問題が起こっていく
    友崎に負けて以来、「アタファミ」に熱中するようになった中村に始まり、サボり、紺野エリカ対策、球技大会、告白。そして最後には驚きの事態に発展する
    友崎の影響を受けて少しずつ自分の「やりたいこと」に対して主張するようになった泉が学校に来なくなった中村の為に尽力するあたりの描写は本当に前向きなものばかりで、このまま4巻は明るい展開で終わるのかな?なんて気楽に構えていたのだが……
    確かに「人生」というゲームを学校空間を舞台として扱うならあのような展開だって当然いつかはやってくるものだったのだろうね。それがまさか花火に向いてしまうとは思いもしなかったけど

    それでも第4巻における最大の予想外はやはり日南の不可解な対応か。いつだって正しかった日南のまさかの非効率で理屈の通らない遣り方。中村や平林の問題を前にした時とは明らかに異なる理屈を通そうとする姿勢はどこか危うげ。
    もしかして、まだ語られていない日南がリア充になろうと決心した頃の事情が関わっているのだろうかなんて邪推してしまう

    そういや序盤で新しい小さい目標について触れられたけど、結局4巻では達成できないどころかあまり話題にもならなかったな。この流れだと次巻辺りで花火と秘密共有するのだろうか?
    また、ゆっくりと仲が進展していく友崎と風香が今後どのような関係性になっていくのか次巻も楽しみ。というか、風香を前にすると本当に様々な表現で風香を形容するね。彼女を前にしたときだけファンタジー世界に片足突っ込んでる気がするよ!

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    2018年08月19日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.2

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    思わず「2位じゃ駄目なんですか?」なんて言葉が思い浮かんでしまいそうになる話だった

    日南の指導を受けることでコミュニケーション能力が向上し人間関係も広まり、また紺野エリカに啖呵を切ったことで水沢にも気に入られた友崎。根暗ゲーマーだった彼の周囲が少しずつ賑やかになっていく変化が手に取るように判る様子は良いなぁ
    しかし、同時に読者として気になってしまうのは恋愛方向の進展か。本作はパーフェクトヒロインの日南から指南を受けるというノリだから、一番距離の近い彼女がヒロインであると考えることが出来る。友崎は日南と水沢が付き合っているという噂に対して過剰反応したりもしてるしね
    けれど、それ以外に友崎が日南を気にしているという描写はないし、恋愛フラグ面で一番進展しているのはどちらかというと風香であるように見える。中くらいの目標の件もあるし、このまま風香と付き合うことになるのだろうか?
    それにしても友崎は何故菊池風香を相手にした時だけ形容表現が豊かになるのだろう?風香の表情を例える言葉だけで、もう何パターンの形容表現が描かれたか判らないな(笑)

    リア充グループと買い物する中で鏡に映る自分を見て、自身の変化や成果を改めて強く感じた友崎。そして、少しずつ「人生」というゲームのルールを理解し楽しめるようになってきた中で、生徒会長選挙で日南と対決するみみみを援護することに。
    師匠キャラでもある日南との「人生」における対決はもっと先の話になると思っていただけにこの展開は予想外だったかな?それでも「日南を倒してみたいんだよね」との言葉は自分にも「人生」の中で何かが出来るかもしれないと自信がついた事の表れに思えた
    けれど、表に立って戦える程に成長しているわけではないから、みみみを裏から操作するような感じで自分が学んだ経験を試していく姿勢は作中で例えられているように非常にゲーム的。みみみが表に立って票集めをし友崎がブレーンとして立ち回る作戦は本当に上手くいくように思えるものだった。だからこそ友崎達をあっさり上回って当選した日南の怪物っぷりが嫌になるほど伝わってくるし、そこから始まるみみみの苦悩も理解できる

    後半から描かれる、どれだけ努力しても日南を越えられないというみみみの苦悩は原因が原因だけに日南には絶対に解決できない事案。そして、誰が悪いというものでもないし解決策が有るわけでもない。
    みみみにとっての日南は最初は同じ次元で努力し合える存在だと思っていたのに日南の努力も成果も自分の遥か上を行くもので、近くに居れば居るほど自分より凄いという単純な事実を見せつけられ、更には一位の座を奪うことも到底出来ない。そんな状態なら醜い感情を持ってしまったとしても仕方ないが、そんな感情を持ってしまう自分を許せるものでもない
    その遣る瀬無い感情を前にして花火がみみみの努力と成果に対して明確な意味を見出してあげる描写はとても良かったな。
    そうだよね、誰も彼もが世の一位に就けるわけではない。それでも誰かの中の一位になれるならそれで充分だと思えるかもしれない

    一方で自分には裏側で日南の苦悩が進行していたように思えてしまう。
    作中では明確に語られなかったけど、みみみが日南に対して越えられずどこまで努力すれば良いのかと悩んだように、日南も友崎に対してそれに似た感情を抱いているのではないだろうか?
    冒頭の時点で「アタファミ」を50戦以上対決して全て友崎の勝ち。日南からすればどれだけ努力してもまだまだ勝てない相手。だというのに友崎は一位になることではなくて自分に負けないことが目標と言ってしまった。それを聞いた時、日南はどう感じたんだろうと気になってしまう

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    2018年08月16日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.1

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    青春を舞台にしたラブコメと言うよりも、人間関係を円滑にするためにはどのようなことをすれば良いのか指南する教本のようになっているのが特徴のラノベ

    主人公の友崎は絵に描いたような根暗ゲーマータイプ。そんな彼はリア充を馬鹿にしているし自分とは無関係の存在だと思っている。そんな彼が人生を楽しみリア充になる道を目指すなんて余程の事態がなければ読者はその変心を納得出来ない。
    ラノベなのだから不思議生物が登場して「友崎がリア充にならないと人類全滅」みたいな無茶苦茶な展開にする道も有ったはずだが、本作ではそのような手法は取らずに日南葵という人物を登場させることで友崎の変心を違和感のないものにしている

    日南葵は典型的なリア充でパーフェクトヒロインとも称される人物。交友は広いしコミュニケーション能力も高い。普通なら友崎と関係を持つなんてありえないはずなんだけど、二人が「アタファミ」というゲームの上位ランカーだったことで繋がりができる。

    日南は「アタファミ」における友崎の強さの背景となる努力が理解できたからこそ、きっと「人生」においても努力しているのだろうと想像するが、実際に会ってその想いは裏切られる。そして「人生」というゲームも楽しんでいる日南からすると、「人生」に向き合おうともせず楽しいものではないと決めつける友崎の姿勢には失望してしまう。
    普通ならここで二人は理解し合うことなく別れて終わりなんだろうけど、「アタファミ」を神ゲーだと信じている友崎の前で日南が「人生」は「アタファミ」と同じくらい神ゲーだと発言したことでゲーマーである友崎は心変わりする
    日南の言う「人生は神ゲーだ」とする理論を友崎が受け入れるまでの過程が非常に丁寧に、そして多くのラノベ読者にとって受け入れやすい形で示されていることは驚嘆に値する描写だった。その描写によって、この後から始まるリア充指南展開も読者は違和感なく読むことが出来る

    そしてリア充指南展開が進む中で提示されるのは「空気」の存在。それはリア充指南の中で出た言葉なのだから、友崎に課せられた目標は空気を読めるようになることだったはず。人の目を気にして自分を変えられなくなった泉の在り方から判るように空気を読むことがリア充の条件ともある程度読める
    その「空気」が終盤で中村と友崎の熱意によってひっくり返る展開は素晴らしかった

    中村もリア充カースト上位の人間で本来なら根暗ゲーマーの友崎に負けるなんて有り得ないし有ってもそれを引きずってはならない。それが「空気」。けれど、「人生」が上手く言っている筈の中村は友崎に無残に負けたことで周囲から引かれるくらい「アタファミ」に熱中し何度も再戦を申し込む
    そんな中村の姿勢は「空気」からすれば攻撃対象となってしまう。そこで中村のリベンジの背景にある努力が判る友崎が吠え、少しずつ変わる友崎を見て自身も変わりつつ有った泉が助太刀する展開は本当に良かった

    まだまだリア充指南は始まったばかりで第一巻における友崎の成長も微々たるもの。日南の指南を受けた友崎が本当に「人生」を楽しみ、そして彼の「自分の考えをそのまま喋る」特性がどのような結果に至るのか期待しながら今後も読んでいきたいと思えるほどの良作だった

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    2018年08月15日
  • 【電子特別版】いつかの空、君との魔法

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    言ってみればジャケ買いな本書。
    でも、ああ、これはいいなあ。
    自分の好きな想いの物語だ。

    精霊と魔法のある世界で、精霊を呼ぶために空を覆う雲を払う役目を持つ少年少女たちの恋物語。
    主人公の少年が過去のトラウマでちょっとへたれ過ぎ(笑)。
    だけど好きな女の子を助けるために頑張る姿は、そりゃもう定番も定番だけど、やっぱりいいんだよなあ。
    少女の危機からのスペクタル展開とその解決後の開放感が心地いい。
    いや、おもしろかった。

    作者はこれがデビュー作と言う事でちょっとビックリ。
    次回作も期待したい。

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    2018年05月13日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.2

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    日本一のゲーマーにして非リア充の男子高校生が、日本二位のゲーマーにしてスーパーリア充の女子高校生からリア充になるための指南を受ける話の第二弾。

    今回はクラスメイトの生徒会選挙を主人公が手伝うのが話の核になっていまして。2巻目にして早々に生徒会選挙とか、リア充になるための試練としてはやたらとハードルが高いと驚きました。

    物語のクライマックスまでバイプレイヤーに徹する主人公は、同じガガガ文庫の「俺ガイル」主人公・八幡を思い起こさせます。まあ、あちらはもっと卑屈に突き抜けておりますが。けれど、どちらも好感度の高い主人公です。

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    2017年06月03日
  • 弱キャラ友崎くん Lv.1

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    日本一のゲーマーにして非リア充の男子高校生が、日本二位のゲーマーにしてスーパーリア充の女子高校生からリア充になるための指南を受ける話。

    進研ゼミ漫画から進研ゼミを抜いたようなハードモードのストーリー展開ですね。自己啓発系ラノベとでもいうのでしょうか。
    「夢をかなえるゾウ」のガネーシャが美少女になったらこんな話になるのかも。ラノベでありながら実用書のように使えなくもないです。

    序盤の展開はキツいですが、主人公が女子とまともに話せるようになってくる中盤以降は面白く読めました。

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    2017年06月03日
  • 【電子特別版】いつかの空、君との魔法

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    ネタバレ

    自分のせいで大切な人にとんでもないことをしてしまった主人公の苦悩。お互いに自分の気持ちをわかってもらえない辛さ。読んでいてもどかしい部分もあったが、最後は気持ちが通じ合ったようで良かった。

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    2017年04月19日
  • 視えるふたりの恋愛相談室

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    可愛い……の一言に尽きる。
    高校生たちの恋!恋!

    幽霊が視える女子高生と、ご縁が視える先生。
    この距離感、萌える……(読み間違い

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    2017年03月15日
  • 私の初恋相手がキスしてた

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    主人公二人の心情は、随分と丁寧に描かれているな、という感じ。なんだけど、ちょっと読みにくいかな。他の作品では、そんな感じを受けた事は無かったのだけど。

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    2026年07月27日
  • 正体不明と恐怖(4)

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    問題を解決とか言ってたけど、男女の触れ合いのきっかけを作るための言い訳にしか過ぎなかったかな。
    もっとホラー的な展開を期待していたけれど作者の方向性には合わず。まんまと営業戦略にはまって買ってしまった感じがある。
    4巻で終わって引き伸ばさなかったのは評価はできるかな。

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    2026年01月28日
  • 七海みなみは輝きたい 弱キャラ友崎くん外伝 1

    U11

    無料版購入済み

    きつい

    原作だとみみみ推しなので、ありがたいですが、やっぱりみみみはきつそう。運動や勉強など、日南には一歩届かない。届きそうで届かない。
    実力に大きな差があれば諦めがついても、少しの差なら諦めがつかない。
    しかも性格もいい(ようにみせている)。
    そんな関係はキツイ

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    2025年10月01日