西澤明洋のレビュー一覧

  • アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング

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    建築をバックグランドとしながら、建築ではないクリエイティブな仕事をされている人へのインタビューを中心に進む一冊。他のクリエイティブに従事しながらも根底には建築を考える際のアプローチを活かしながら今の仕事をしている、というのが筆者の伝えようとしているポイント。モノそれ自体に固執するのではなく、取り巻く周辺から本質を構造化して進めていく。建築的アプローチと筆者は言うが、建築含めたデザインという活動はもともとそういうものではないだろうか。デザインという言葉を広義で解釈すると自ずとそうなるような気がする。プロセスを変えることがアーキテクチャアル・シンキングであるという点は、隈研吾さんの建築のプロセスの

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    2025年01月21日
  • ブランディングデザインの教科書

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    整理としてはよく分かった、ような気持ちになりました。
    デザインは単にカタチを表すものではない。
    もっと根っこの概念を表すためのもの。
    ブランドとマーケティングは違う、という主張だったような。

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    2022年06月22日
  • ブランディングデザインの教科書

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    ■ブランディングの3条件
    1トップの熱い思い
    2良いモノ(サービス)
    3コミュニケーションチーム

    ・「つくる」と「伝える」の両輪体制を自社で持つことが必要
    =自前の「コミュニケーションチーム」を持つことがブランディングの条件

    ■「か・かた・かたち」
    「か」:本質論的段階(思考や原理、構想)
    「かた」:実体論的段階(理解や法則性、技術)
    「かたち」:現象論的段階(感覚や現象、形態)

    ■ブランディングデザインの3段階
    「M」マネジメントのデザイン
    「C」コンテンツのデザイン
    「C」コミュニケーションのデザイン

    ■MCCの3階層分類
    ・Cコミュニケーションはブランドの表現。顧客とのタッチポイ

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    2021年10月02日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

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    ブランディングの事例がよく説明されていた
    中川政七商店のインナーブランディングの本気度はすごい。波佐見焼のストーリーもよく分かった。
    西澤さんのブランディング手法もコンパクトにまとまっている。

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    2021年07月25日
  • アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング

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    ブランディングデザイナーである著者が建築家の方々との対談から、建築の考えや方法を建築的思考術として他にも応用できないかと試みたビジネス書。一人一人の対談は非常に興味深い内容なのですが、まとめて一冊にしてしまうと収拾がつかない壮大な一冊になっています。

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    2021年05月14日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    ブランドとは一貫性であり、古くならない、時間に耐えられるものである。そういったものから、消費者は安心を感じる。
    その時その時の流行りを追ってしまうと、一貫性はなくなる。消費者は安心ではなく興奮を感じているに過ぎない。そして流行り廃れという言葉通り、いつかは飽きられる。時間に耐えることはできない。

    目先の利益のために「モノを売る」ことよりも、
    長期的な目線で「ブランドを育てる」ことが重要。


    「ブランドを育てる」=「会社を育てる」
    商品開発、パッケージ、店舗の外装、内装、雰囲気、さらにはそこで働く人や売り方までも。
    経営リソースの全てにおいて、一貫性を感じるかどうか。

    あらゆる仕事を自社で

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    2021年02月13日
  • アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング

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    著者も含めて建築を学んだりといった背景をもった人々が活躍していて、そういった人たちへのインタビューを集めたもの。アーキテクチュアルシンキングのキーワードとして構造、コンテクスト、コンセプト、場、考える、共創、構想力の7つを挙げ、それぞれのテーマについて話をしてる。タイトルを見て期待した内容とは違ってたのでちょっと残念。

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    2020年04月11日
  • クリエイティブのつかいかた ビジネスに活かすトップクリエイター12人の仕事術

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    そこそこ面白かった 柴田文江、プロダクトデザイナー。
    佐渡島康平、漫画編集者・作家エージェント会社コルクの経営者のエピソード、
    山田遊、フリーランスのバイヤーのエピソードが面白かった

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    2025年12月12日
  • アイデアを実現させる建築的思考術 アーキテクチュアル・シンキング

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    対談集。終章が筆者の言いたいことで、それまでの過程は論理の外堀を埋めてる感じ。確かに、アーキテクチャアルだと思う。

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    2019年11月23日
  • クリエイティブのつかいかた ビジネスに活かすトップクリエイター12人の仕事術

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    表紙に載ってるお名前たちで、パッと手にしてしまった。わかりやすい自分。

    クリエイティブって、自分が上手にできることで世の中のしあわせを創ろうぜ!ってことだと思うのだけど、かつての猛勉強→一流(ってなんだ?)大学&企業という花形コースが総崩れな今、やろうと思えば違和感なく始められるのが、クリエイティブなフリーランスだと思う。

    日本語で言うと、創意工夫。かな?
    どの方を読んでも、尊敬申し上げます。

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    2019年10月18日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    ネタバレ

    大好きな「MARKS&WEB」が取り挙げられていたのと
    そもそも「ブランド」とはなんなのか?が知りたくて読んでみた。

    インタビューされている企業の社長(代表)それぞれが思う「ブランド」を知ることができる。

    全体を通して共通していたことは
    「企業の核が揺るぎ無いものである」ことと、
    「末端の自由度が高く主体性があること」こと。
    一見相反するものに思えるかもしれないが、この両立がブランドを育てるのだ、と。

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    2019年06月06日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    帰納的にベストプラクティスを探る一冊。ただし著者の一人がデザイナーなので、ディレクションでからめそうなモノをつくる企業のみが対象。スペックのないサービス業は含まない。

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    2019年01月14日
  • クリエイティブのつかいかた ビジネスに活かすトップクリエイター12人の仕事術

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    クラフトビール「COEDO」、キリン「生茶」等多数のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行う著者が、クリエイティブ業界で注目するクリエイターをゲストにして開催されたセミナーを書籍化したもの。

    田川欣也氏
    「NTTドコモの最初のプロジェクトを手掛けたのもそんなときです。アプリケーションの開発はまず企画や仕様書があり、それに従ってソフトを作るのが通常のプロセスです。しかし、それではどんな感じで出来上がってくるかが完成するまで分からないし、修正するには時間もかかる。そこで僕らは、仕様書を書く前にプロトタイプで画面の動きや仕上がり、質感などを実際に見てプログラミングし

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    2021年08月08日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

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    経営とデザインの融合。
    最近こういうブランディングの本よく読んでます。
    この本では5つの企業の経営とデザインのケースを紹介しながらわかりやすくまとめてあります。
    5つの企業のケースはそもそもジャンルが違う話なのですが共通してるところが多いです。
    ブランディングという言葉で考え方は本によってももちろん違うと思いますがここでは
    ブランディング=差別化
    差別化はフォーカスから生まれるとしています。
    何にフォーカスするか、どこから差別化するのか
    そのフォーカスの周りにはRPCD
    Rはリサーチ
    Pはプラン
    Cはコンセプト
    Dはデザイン
    周りを調べ、予定を立て、目標を立て、それに向けてデザイン、考えてい

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    2018年01月26日
  • クリエイティブのつかいかた ビジネスに活かすトップクリエイター12人の仕事術

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    クリエイティブと言われる人に仕事への考え方や、そう思うようになったキッカケを対談形式で書いている。
    知らない人もいたが、自分と同年代の人が多く自分も頑張らなくてはと思った。

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    2016年07月09日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    ブランドは一歩一歩地道に育てていくものだ、ということ。

    まぁ、そうだな、と納得。

    ブランディングとデザインができてないと
    生き残れない時代にはなっているな。
    企業もお店も、人も。

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    2014年04月27日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    自分たちらしいか?という判断基準。

    会社でもよくかわす言葉で、意外とその定義は強い。

    感覚だけど、総合的で多角的に判断しているのだと思う。

    あとは、この言葉は、ヴィジョンと合わせて毎回出せれば、

    それはブランドになる。

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    2013年12月14日
  • ブランドのそだてかた ブランディングに成功した企業が明かす21のしくみ

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    ブランドのそだてかたというタイトルより、デザインちっくな内容かなと思ってましたが、企業トップへのインタビューから「ブランド」をどう構築していくかという、企業経営目線の書籍である。

    個人的に会社としての「六花亭」が元々好きなので、そこだけでも価値があると思う(僕だけかも)。

    六花亭の「人材ありきで事業を展開する」という部分は、凄いとしか言えない。「ヒト」が大切であるという経営者の言葉は溢れてますが、それをかなり極端に実施され、成功している。企業として人気が出るのもうなずけます。

    「デザイン」と「経営者」という2つの目線からのインタビューは新鮮であり、この本が伝えたい、複合感も伝わってくる。

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    2013年01月31日
  • ブランドをデザインする!

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    最初から、重要箇所に黄緑の蛍光マーカーで印をつけたような印刷になっている。

    現在の成熟した市場では、CIによる「変わらないイメージ」と同じくらい
    「変化するイメージ」が求められている。

    ブランディングとは、
    ある一定の方向性を作り出すことで他者と差別化すること。

    差別化の第一歩は、「良いところ探し」と「違うところ探し」。
    この二つの重なるところにフォーカスポイントがある。
    価値あるものしかブランドにできない。

    差別化のポイントに一点集中するこそがすべてのフェーズの基本。
    他社が出したコンセプトを後追いしてもブランドは作れない。

    その市場における「らしさ」という「コード」から離れすぎず

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    2013年01月23日
  • ブランドのはじめかた 5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係

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    自社の宣伝本って感じだけど対話形式で分かりやすかった!
    最後の中川政七商店の会社の人を育てて他社へ派遣ってのはユニークだ。

    やりたいこと、できることを探し、さらにこれに関しては他者を上回わることができるというポイントを探す。
    つまり良いところかつ違うところがブランドのポジション。

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    2012年12月29日