あらすじ
アイデアをビジネスで実現していくにはどうすればいいのか?
ロジカルな左脳とクリエイティブな右脳、その両方を使いこなすヒントが「建築的思考術」にあった!
建築を学んだ後、企業のブランド開発を数多く手掛ける、ブランディングデザイナー西澤明洋氏が
同じく建築を学び、新領域を開拓、活躍するクリエイターへインタビューを敢行。
インタビューと考察から見えた「建築的思考術」の7つのキーワード
「構造」「コンテクスト」「コンセプト」「場」「考える」「共創」「構想力」から、
企画や交渉などあらゆる仕事でイノベーションを起こし、アイデアを実現させるコツを解き明かします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
技術用語を使わないで建築的思考について書かれた本。
はずせない構造的なルールを守りながら、プロセスをどう組み立てるかがオリジナリティに繋がっていく。
新しい分野との融合によるイノベーションという考え方は経営とまさに共通している。
Posted by ブクログ
建築をバックグランドとしながら、建築ではないクリエイティブな仕事をされている人へのインタビューを中心に進む一冊。他のクリエイティブに従事しながらも根底には建築を考える際のアプローチを活かしながら今の仕事をしている、というのが筆者の伝えようとしているポイント。モノそれ自体に固執するのではなく、取り巻く周辺から本質を構造化して進めていく。建築的アプローチと筆者は言うが、建築含めたデザインという活動はもともとそういうものではないだろうか。デザインという言葉を広義で解釈すると自ずとそうなるような気がする。プロセスを変えることがアーキテクチャアル・シンキングであるという点は、隈研吾さんの建築のプロセスの話と合わさって興味深い考察であるように思う。
Posted by ブクログ
ブランディングデザイナーである著者が建築家の方々との対談から、建築の考えや方法を建築的思考術として他にも応用できないかと試みたビジネス書。一人一人の対談は非常に興味深い内容なのですが、まとめて一冊にしてしまうと収拾がつかない壮大な一冊になっています。
Posted by ブクログ
著者も含めて建築を学んだりといった背景をもった人々が活躍していて、そういった人たちへのインタビューを集めたもの。アーキテクチュアルシンキングのキーワードとして構造、コンテクスト、コンセプト、場、考える、共創、構想力の7つを挙げ、それぞれのテーマについて話をしてる。タイトルを見て期待した内容とは違ってたのでちょっと残念。