入間眞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SFホラー映画の金字塔、『エイリアン』。1979年に第1作が発表されてからこれまで、ナンバリングタイトル4作、前日譚として『プロメテウス』、『エイリアン:コヴェナント』、その他にも『エイリアンvsプレデター』シリーズ等、メディア問わず派生作品が生まれている。本書は、ナンバリングタイトル3作目である『エイリアン3』の、映像化されなかった幻の脚本をノベライズした作品である。
脚本を書いたのはサイバーパンクの名手、ウィリアム・ギブスン。1984年に『ニューロマンサー』を発表し、その独創的な世界観で一躍有名となった彼に、映画制作者はシリーズに新奇性を与えてくれるものと期待を寄せ、"3&qu -
Posted by ブクログ
ネタバレシャマラン監督が映画化したので、その原作であるこの本を読んでみた。面白そうな題材だけど、やっぱ自分には退屈。
訪問者が突然やってきて無茶振りしてくるっていうのはハネケの「ファニーゲーム」を思い出すが、それは遊び半分でこちらをおもちゃにしてくるが、こっちは真面目に世界を救おうとしてくるところ。
神の存在や終末についての考え方が知ってはいるが、インチキ臭くて、どうにもイライラした。アンドリューは教授として、もう少し理性的な考え方をしてくれたら共感しやすかったと思う。そんなもんなんだろうか。
最初から、別に世界なんて救わなくて良いじゃんのスタンスで読んでたので、茶番というか、なんというか、考え -
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Posted by ブクログ
ネタバレこの小説は凄い、みたいな何かの記事で名前を知りBooklive!で販売されていたので購入しました。
いわゆるホラー映画の主人公たちのその後、つまり命からがら逃げ出したあと主人公たちはどう過ごしているのか、というお話です。
むろん、主人公の名前そのままというわけではありません。
が、主人公たちの生き残るに至った展開の中に散りばめられた、人間の殺害方法であるとかそういったものが、「13日の金曜日」、「エルム街の悪夢」などといった、ホラー映画で知らないものはいないであろう「あ、あの作品がベースか!」ということが分かるように描かれています。
正直な話、PTSDを発症して然るべきですよね。
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