いしいしんじのレビュー一覧

  • 白の鳥と黒の鳥

    Posted by ブクログ

    白いいしいしんじと黒いいしいしんじがいるとして、これは黒いいしいしんじのほうの小説でした。

    黒いいしいしんじがいしいしんじを支えているのがわかる一冊でした。醜悪な要素を取り出して、嫌な気持ちにはさせないのはなんなのだろう。

    でも短編苦手なので読むのにすごい時間かかった。去年から読んでたよもう。

    0
    2009年10月04日
  • 白の鳥と黒の鳥

    Posted by ブクログ

    いしいしんじさんは長編と短篇でだいぶイメージが変りますね。
    短篇で目立つのはキーワードから物語が作られている様子です。例えば「紅葉狩り顛末」は多分「狩り」の言葉から紅葉を動物のように描いていますし、「緑春」では「緑茶」がキーワードで緑と茶色が擬人化して扱われ居ています。
    奇想としては面白いのですが、ただ、読んでいて「何故?」という気がします。何が伝えたいのか良く判らないのです。
    いしいさんについては、私はどうも長編の方が合っているようです。

    0
    2016年08月07日
  • プラネタリウムのふたご

    Posted by ブクログ

    いしいさんらしい作品ですが、どこか冗長です。
    登場人物はいかにもいしいさんらしく、みな魅力的です。また、印象深いシーンも幾つもあります。しかし、どうも何が言いたいのか掴みきれないようなもどかしさがあります。
    主人公を二人にし、交互に登場させるためでしょう、内容が薄められたようです。最後の盛り上がりはなかなかなのですが、そこに行き着くまでに時間がかかりすぎた感じです。
    双子のどちらかをメインに描き、全体を2/3くらいに縮めたら・・・そんな風に思ってしまいました。

    0
    2016年08月07日