小川糸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
内容紹介
だって、ぼくたちはつながってる――長野県穂高の小さな旅館で生まれた弱虫な少年、流星は「いとこおば」にあたる同い年の少女リリーに恋をし、かけがえのないものに出会う。料理上手のひいおばあさんや、ちょっと変わったおじさんなど、ユニークなおとなたちが見守るなか、ふたりは少しずつ大人になっていく。命のきらめきを描き出す、渾身の一作。
同い年のリリーがスペインの血が入っているクォーターなのでエキゾチック美少女。そんな美少女と幼馴染で遠い親戚、しかもお互いに惹かれ合う。なんて羨ましい状況なんでしょうか。
幼少のころから綿々と築かれてきた血のつながり。そんな中でどれだけの人と関わりながら人生を全うできるのやらという所でしょうか。なんだかんだ時間が経つと親戚程度の付き合いだと疎遠になるのが現代。僕自身あまり親戚付き合い得意ではないのですが、遡って行くと木のように枝分かれして自分に辿り着く事は重々承知知っております。僕の書いた「枝」という曲もテーマはそこにあります。
ちなみに主人公が結構へたれで、こだわりばかり強い少年なのですが、一部自分でわかるなあと思う部分もあり、色々昔の事思い出しました。美人幼馴染は居ませんでしたが。
きれいきれいに書かれているので、すいすい読めますが、深い題材の割にはちょっと安直かなあと思いました。