林總のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会計の知識が物語形式で分かる入門書。漫画化もされている。内容はストーリー仕立てになっていてとても読みやすく、まったく知識のない人などが管理会計に興味を持つはぴったりの一冊。タイトルになっている「固定費は少ないが限界利益も小さい餃子」と「固定費は多いが限界利益は大きい高級フレンチ」の2つを比べた場合、あなたはどちらのほうが儲かると思うだろうか?両者はビジネスモデルが異なるタイプなので比較は難しい。答えは本書の中で明かされている。基礎的なことが簡単な言葉で書かれていて、読み進めるとB/S、P/L、キャッシュフローの成り立ちをきちんと理解することができる良書。「ザ・ゴール」の内容に似ている。
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Posted by ブクログ
林さんの家計の本が(自分にとって)参考になったので、著者の考え方が知りたくて読んでみました。
(編集の方や、出版社の意向もあるのかもしれませんが、タイトルや帯などが、読むには抵抗感があって、違うものだった良かったなと感じました)
社会の中でどうしても、階層のようなものがある。その上にいる事が大事で、それを目指してそうなりなさい、という本ではありませんでした。うまく言葉にできないのですが、大人の自分にも、社会を見てきたお父さんの視点で話してくれることは参考になりました。
できれば、お金の大きな不安がなく、向いている仕事をして、世の中に貢献していけたらいい。人柄や心身の豊かさ。資格(特に国家 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2年連続赤字レストランを改善する話。
標題の結論としては、50円のコスト削減の方が限界利益率が上がる。
限界利益とは会社が生み出した付加価値そのもの。それを高いものを売れば儲かる。
人件費削減だけではCVP分析の固定費を下げて利益が出やすくなる。
ただそれは会計上だけのことで実態の営業は厳しくなり、売上高そのものが下がる危険性がある。
コスト削減ばかりに主眼が行き、サービスが悪くなると変動費が減るがそれもまた売上高が結果的に下がる危険性を伴う。
アンケートボックスで顧客の声を聞き改善していた。
改善策としては、変動費のムダを削減する(材料のロスを減らす)
ムダな在庫を保有しすぎないように