冨士原良のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
懐かしい!
この作品を読んで作者様のファンになったので、懐かしいです!
改めて読みなおしたら結構クセのあるキャラ揃いで、王道とは違う展開を面白く感じました。
細かい部分は忘れていたので、迷ったけど買い直して正解でした。
ヒロインの千里の性格は明るく前向きだけど、変に良い子過ぎないところが好きです。
恋の相手の有史も見る角度を変えれば少し変態というか、執着心が強すぎたり欠点もあるのがかえって人間味を感じました。
完全無欠のスパダリヒーローではありません。
元カレになってしまった勝は今までにないキャラですね。
性的にも淡白だし、これから千里より大事な彼女が出来るのかどうか・・・・・・?
途中フェードアウトしていき、後半は存在感が薄かったなあと思いました。
橘社長(兄)の健康が心配ですが、千里に代わり健康を管理してくれる有能秘書が見つかるといいなぁ。(月収50万出せるなら選び放題でしょうが)
2人が両想いでくっついてからは波乱がなくてストーリー的には少し物足りない気がしました。
ラブシーンは隠れエロの有史のおかげで少々刺激的な描写でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新刊コーナーで表紙とタイトルに惹かれて購入。
主人公は表紙の男性ではなく、タレントを支えるマネージャー。役者側ではなく、彼らを売り込む側の人間の話なのでまた違った視点が楽しめた。
「芸能界は事件がいっぱい!」と帯に書かれていたが、コミカルな短編集というわけではなく、主人公のマネージャーとマコトが二人三脚で仕事をしていく様子を主軸に、それぞれの都合や思惑が交差する話となっている。
マネジメントレポートとあるので、役者の仕事や芸能界の裏側の話を挟みつつ、主人公とマコトを中心とした、仕事を通してのヒューマンドラマといった内容だった。
主人公は序盤から、誰かを照らす人になりたかったと彼女の仕事を始めた原点を語っている。後半で照明に関する話題でダブルミーニングでタイトル回収した場面が印象深かった。星は役者、フットライトの和名の脚光は主人公が果たしたかった使命を指すのではないかと考えた。
序盤からマコトが突拍子のない行動やいくら経験がないとはいえマナーのなっていない言動に違和感を覚えた。よくある天才キャラでこれから大成していくかと思えばクライマックスの舞台本番でもまさかの行動。主人公の視点しかないから彼の思考がすべて汲み取れるわけではないけど露骨に奇を衒っているような印象を受けた。最初は曇りのない夢にまっすぐなキャラだったのに突然人格が変わってしまって、重い過去があるとはいえ二面性では済まない変様だった。マコトが胸の内を吐露するシーンも、セリフだと長すぎるので視点切り替えが望ましいように思えた。先程綴った通りマネジメントレポートなので主人公の視点だけに絞ったのかもしれないが、それが仇となったように感じる。
主人公はそれに対して、マコトが以前話した引きこもりだったことや姉のことを覚えていて、かつそれらを引っ張り出してマコトの行動すべてが復讐のためではないことを彼自身に説いたことには大変驚いた。タレントをモノのように扱っていたかつての事務所で必死だった主人公の過去と、絶体絶命の状況ですら余裕を持って一人の人として向き合った鮮やかな成長録である。
途中まで一気読みできるほどの勢いはなかったが、終盤で印象がガラリと変わる。伏線回収が丁寧で、あれやこれやを最後には綺麗に一つにまとめあげるのが読んでいてスッキリした。 -
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かわいいwwww
こーんなかわいい本をまた何かの機会に手にする時が来るだろうなどとこれまでの私は思ったであろうかいや、あるまい。
カッコイイ幼馴染の男の子が妖怪の種である雷獣ていうモノで、天女やら狐やらも人間に交じって登場しメアド交換したり一緒に下校したから女の子たちに嫉妬の眼むけられたりなどなど・・・・
ずっと昔を思い出してキュンキュンし通し。
表紙からしてラノベ。
どうして寸暇を惜しむように、呼吸するように本を読み続けるこの私がいつ何の気まぐれを起こしてこの本を手にしたかは、誰かしっているひとはいるであろうか、いや、いるまい。
当の本人でさえ理由など見つけられないのだから。
ただ、手掛かりとなる考え得るべきことは「気まぐれ」ということに尽きないのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレご近所系あやかし青春物語第二弾。
本人たちは幼なじみ全開だけど端から見ればラブい熟年夫婦にしか見えない主人公たちではありますが、今回はそれはさておき野生(笑)の妖怪がやってきてすったもんだするという話。女狐ちゃんがメインに近い場所にいますが、やっぱり今回も恋愛云々より辰巳の葛藤と成長(というか決心?)がメインかなと思いました。
恋愛ネタに萌えさせつつも別の部分にメインを持って行くのが前作も今作も上手いなぁと思います。というか、レガロシリーズのこの絶妙のバランス感覚はホント好き。最近の少女小説レーベルにはない良い意味での古くささ。
今回も淡々とした萩子ちゃんは驚くよりも考えることを優先するある意味ズレた感じですが、それでも今回は大地が常に傍らにいるので安定した感じでした。大地の方も、まあ天気の描写が少ないせいもあるかも知れませんが落ち着いていた印象。そのぶん前回のような読んでいてハラハラすることはなくなりましたが。
全体的に、今回は萩子ちゃんと大地の成長物語という感じはなく、幽谷町という場所を少し深く掘り下げる感じでした。今回のメインである辰巳と栄永ちゃんもたまたまメインだったという感じ。前回は萩子ちゃんと大地の物語だったけど、今回は辰巳と栄永ちゃんというよりは『あやかしと人に化けることを選んだあやかし(の子孫)』の物語という感じ?オマケとして辰巳と栄永ちゃんという印象でした。なんとなく主役不在という印象がなきにしもあらず。
3巻が読みたい。読みたいのにアンケートはがきが入っていない気がするのレガロって。どうやって編集部に対して意思表示したらいいのかしら。
あと、やっぱり今回も威圧系天女先輩が最萌えだった。
先輩メインの話が読みたいよう…できれば先輩と萩子ちゃんの話で。というか、私ふだんなら先輩と萩子ちゃんみたいな組み合わせに萌えるからさ…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「闇の皇太子」以外はすべて本編を読んでいたので、買ってみました。
「死神姫の再婚」と「瑠璃龍守護録」は、なんか本編のオールスター登場って感じ。「双界幻幽伝」「おこぼれ姫と円卓の騎士」が面白かったです。
「双界幻幽伝」は設定が日本になってて、竹取物語っぽくなってたけど、朧月の兄静心の出した難問を蒼刻があえなくクリアしてきたり、月の使者が来る前にさっさと朧月を嫁にしてたり、本編ではまだ嫁にできていない蒼刻の一人勝ちっぷりが気持ちよかったです。
「おこぼれ姫と円卓の騎士」は、いつもはレティの夢の中に出てくる、過去の王様たちが表に出て来ていて、なによりうれしいのは、本編では互いに好意を持っている?くらいな感じで、余り甘くないレティとデュークが、結構相思相愛ぶり(中学生レベルですが)を見せているところです。本編でもこんな感じで、レティがデュークといちゃついてくれたらいいんですけどね。
これだけ読んでも面白いのかもしれないですけど、本編読んでないと分からない面白さもあるのかなって思って、「闇の皇太子」のものは読み飛ばしちゃいました。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ森崎さんなので恋愛モノかなーと思いつつ、その一歩手前のお話。
妖怪が出てくるあたりが私好みでした。でも恐ろしいものじゃなくて、人々に混じって穏やかに平穏に暮らしたいと願うやさしい人々。その中で実は妖怪でしたという幼馴染と主人公萩子の長い長い仲直りのお話。
始まりは確かに驚きの実は、ですけども中身はいたって普通の思春期のお悩み相談でした。でも丁寧な筆致で描かれていてかわいらしい。あと色々と悶えた。
小さい頃のトラウマとまでは行かないけどそういう出来事で距離をとってしまった幼馴染。彼との忘れてしまった距離感を取り戻していく過程がなんというかもうもだもだした。あと幼馴染が機嫌を損ねる部分がわかりやすくて、なんだか笑ってしまった。いやいやかわいらしいです。
初めての友達って、とても大切だなあと思い出させてくれる。そんなお話です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ真面目で堅物(本人は内心で否定)な委員長の女の子が、今は疎遠になってしまった幼なじみの男の子(人気者系)の重大な秘密に直面してしまい、真摯に、そりゃもう真摯に滑稽なほど真面目に向き合う話。
そう書くと割と単純なんだけどね。
なんていうか、久々に読んだ、私好みの少女小説でした。恋愛方面は主人公はあまり頑張らずヒーローが頑張ってくれています。
主人公の女の子は、特別な力は持っていません。だけど、主人公の幼なじみや、ご近所さんや、先輩や後輩は、いわゆる『あやかし』。彼らが町内会とか老人会とか偽って互助制度を敷いていることが妙に現実的でカワイイです。
この話のメインは、主人公の幼なじみが雷獣化してそれを幼なじみ自身が受け入れること…ではなく、主人公と幼なじみの過去からくる距離感と、それに対する幼なじみの葛藤かと。うん、主人公でなく、幼なじみの葛藤。
わかりやすく言うならば、幼なじみがすごくすごく健気でかわいらしい(笑)。がんばれ!と言いたくなります。途中まで読んで、天候の変化が何によってもたらされているか気付いてから過去の部分を読み返すと、そらもう切なくなります。なんなのこの子、もうヒロインでいいよちくしょう。
なんていうか、最近の少女小説の傾向にありがちな方向ではなくて、いい意味で地味な感じの、だけどその分とても丁寧でいとおしい、そんな話でした。
主人公無双なスペクタクル大恋愛が好きな人には絶対お勧めできないけど。児童書と少女小説の狭間を愛する人には是非お勧めしたい。
個人的には、威圧系天女先輩(男子)に萌えました。いやー、いいよね威圧しているつもりはない威圧系ムキムキ真面目男子。
あと山椒のきいたラーメン食いたい。