藤原伊織のレビュー一覧

  • 遊戯

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    2007年5月17日逝去した藤原伊織氏最後の小説。 短編集なるも全体的なストーリーにはつながりがあり、恐らくは一つの物語になる予定だったのだろう。

    しかし、筆者逝去により絶筆での出版となっている。 絶筆状態で出版されている小説で覚えがあるのは夏目漱石の草枕ぐらいであったから、久しぶりの、中途半端で終わられてしまった小説であった。(短編集としては完結していたが、全体の謎は解明されないまま。 帯にある「最大の謎」「解けない謎」とはそういう意味なのだとあとで合点) 誰かうまい続きを考えて完結させて欲しいものだ。

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    2009年10月04日
  • ダナエ

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    藤原伊織さんが亡くなってから今日で丸2年。
    生前、最後に出された単行本がこの短編集で、今となって文庫で読む。
    スタイリッシュで洒落た文章。才能だけを頼りに自分の生きたいように生きる男たちを描いて相変わらず格好良い。
    一番“らしい”のは最後の「水母」ですかね。
    標題作の中に、画家である主人公の絵の暗すぎる色調を“ウサミ・ブルー”と評して『大胆なのに、鋭くて繊細で、人間の切なさが、画と線に溶けこんで』と説明する場面が有るけれど、この本の印象が丁度そんな感じ。
    何時にも増して、生きることに対する諦観めいたものが全編を貫く。

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    2011年07月18日
  • 蚊トンボ白鬚の冒険(下)

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    ナゼか蚊トンボですが、けっこう夢中で読みました。
    納得のいかない点は、2,3……。くすん。
    藤原伊織好きのハードボイルド好きは、読むがいいと思います。
    あぁ、もっと読みたいのに、作品が増えることはもうない
    のですね……。くすん。

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    2009年12月02日
  • シリウスの道(上)

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    代理店に興味があったので読んでみた。
    リアルな事が描写されているだけでなく、ストーリーの方も面白い。
    すぐ読める。

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    2009年10月07日
  • シリウスの道(上)

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    「企業パート」と「幼馴染みパート」のちぐはぐさが気になりましたが、「企業パート」は本当ぐいぐい引っ張られて読み進められました。
    寧ろ「幼馴染みパート」はなくてもいいぐらい広告業界を舞台に繰り広げられる競合劇ということで藤原伊織の前職知識がフルに活かされた作品となっております。本当、広告業界覗き見隊!という事であんな上司やこんな新人やそんな派遣はおらんやろ!!!と思いながらもプレゼンチームが一致団結し何かを作り上げ達成してゆく様は見ていて清清しいものがあります。
    ここら辺、「チームスポ根モノ」に通じる所があると思います。本当、「幼馴染みパート」がなくて「企業パート」だけでも良かったと思う(笑)

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    2009年10月04日
  • シリウスの道(上)

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    06.12.21藤原伊織久しぶりに読みました。本を買ったのも久しぶり。既読は『テロリストのパラソル』と『ダックスフントのワープ』。どちらも面白かった。だからキオスクで買ったんだけど、ちょっと内容の割りにページ数が少ない感じ。ラストもいまいち。。。う〜ん。ただ、出てくる人はみんな魅力的。だからこそページ数が足りないと感じたんだろうと思う。足りない分は自分の想像で補えばいいかも。広告業界のビッグビジネスと甘苦い昔の思い出がからみあうハードボイルド。しかし『テロリスト〜』と同じキャラが出てたなんて!もう一度読み直さなきゃ。

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    2009年10月04日
  • 蚊トンボ白鬚の冒険(上)

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    ハードボイルド的要素は今回ほとんど入っていない。ファンタジーなのかな?これは。今までのイオりんの本を読んで買った人には、ウケが悪そうな気がする。

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    2009年10月04日